定年入門 の商品レビュー
数多ある定年本のような自慢や説教は皆無で面白い。多くの人のインタビューをコンパクトに、軽妙な筆致で紹介している。定年後の過ごし方に正解などありうるはずもないこと、自分が好きなように生きたら良いことを確認できる。
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まだ20年有るし早いんだけどね、興味があって手に取る。早期リタイヤしたい心の現れか? 高橋氏と言えば、以前フリーの雑誌R25の最後のページを石田衣良氏と交互に書いていて、高橋氏の回はあまり興味なく読んでいたのを思い出す。 しかしながら、本書はおもしろかったな。退職後のスタイルも人...
まだ20年有るし早いんだけどね、興味があって手に取る。早期リタイヤしたい心の現れか? 高橋氏と言えば、以前フリーの雑誌R25の最後のページを石田衣良氏と交互に書いていて、高橋氏の回はあまり興味なく読んでいたのを思い出す。 しかしながら、本書はおもしろかったな。退職後のスタイルも人様ざまだが、イメージ湧いた。退職近くなったらまた読んで戦略練ろうかね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んだからといってより良い定年後が送れるというものではない。 男にとって定年後はなんだか寂しいものだなという印象は読む前と変わらない。 特に新しい視点に気づかされることもない。 その意味で高橋さんのノンフィクションとしては平凡かなあ。 もちろん定年に対するいろんなスタンスが高橋さんの視点で見れて面白い本ではあった。
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高齢化社会が進んでいるので、定年後の過ごし方やそれに備えようという本や雑誌がたくさん本屋に並んでいる。そのな中で、あの高橋秀実がど真ん中に切り込んできたので、とても気になっていた。独自の視点と背伸びしない思考が、どのようにこの現代の問題を捌くか、久しぶりの高橋秀実にわくわくして...
高齢化社会が進んでいるので、定年後の過ごし方やそれに備えようという本や雑誌がたくさん本屋に並んでいる。そのな中で、あの高橋秀実がど真ん中に切り込んできたので、とても気になっていた。独自の視点と背伸びしない思考が、どのようにこの現代の問題を捌くか、久しぶりの高橋秀実にわくわくしていた。 結論から言うと、いまいち消化不良感がある。普通の人々に話を聞いて紹介しているが、人それぞれという当たり前の感想が真っ先に浮かんだほどである。作家には定年がないので、それが切れ味を鈍らせたのだと思う。次回作に期待である。
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定年になった人を定年の無い小説家の作者がインタビューしまくった作品。戦前は、60歳以上でないと隠居できないと民法で定められていた。若隠居は駄目だという法律が、なぜか戦後は60歳で会社やめなさいと意味が逆転している。今日では、早く仕事を辞めたがる人が少なくなり、多くの人が定年後も働...
定年になった人を定年の無い小説家の作者がインタビューしまくった作品。戦前は、60歳以上でないと隠居できないと民法で定められていた。若隠居は駄目だという法律が、なぜか戦後は60歳で会社やめなさいと意味が逆転している。今日では、早く仕事を辞めたがる人が少なくなり、多くの人が定年後も働きたいと思っているみたい。働かない人も、時間がつぶれることを大事にしている。趣味をすると、時間がつぶれるでしょ(だから良い)という言葉が何度もでてきた。時間をつぶすために、第2の人生はあるのか? 違和感大。定年後は世のため人のために生きたいというのも共感できない。会社に行かなくて済む空いた時間で、自分のために第2の人生を前向きに送りたいものである。インターネットの時代、手軽に学べることは沢山あると思うのだが・・。
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定年、第一の職業人生の終わり、そしてセカンドライフの生き方について、ごく普通の人々へのインタビューで見せつけられる現実。 それは「きょういく(今日行くところ)」と「きょうよう(今日の用事)」、自分の居場所、妻・夫との向き合い方、時間の潰し方。 生きがいや貢献など、楽しみと健康維持...
定年、第一の職業人生の終わり、そしてセカンドライフの生き方について、ごく普通の人々へのインタビューで見せつけられる現実。 それは「きょういく(今日行くところ)」と「きょうよう(今日の用事)」、自分の居場所、妻・夫との向き合い方、時間の潰し方。 生きがいや貢献など、楽しみと健康維持につながる生き方を妻の理解も得ながら考えていきたいと感じた。 18-101
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今まで読んでみた「定年本」とは違ったテイスト。 大方の定年指南本は、定年後の孤独や虚無感。 何もやっていない事への罪悪感。 なんかを前提にかかれていたけど、この本はちょっと違った。 サブタイトル イキイキしなくちゃダメですか そう、皆が皆そうじゃないよね。 40年近く働いてきて...
今まで読んでみた「定年本」とは違ったテイスト。 大方の定年指南本は、定年後の孤独や虚無感。 何もやっていない事への罪悪感。 なんかを前提にかかれていたけど、この本はちょっと違った。 サブタイトル イキイキしなくちゃダメですか そう、皆が皆そうじゃないよね。 40年近く働いてきて、何もしなくて生きていけるなら それはそれでいいんじゃないの!
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定年した人へのインタビューをまとめたルポ。 いろんな人がいるのね、という感じ。 「弱くても勝てます」と同じ著者だと後で気がついたが、確かに同じ手法の書き方だった。
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定年とは無縁なノンフィクション作家が、定年を迎えた人々に会いに行ってみたら…。「定年のナゾ」がいま解き明かされる!? 目次】イキイキしなくちゃダメですか? 第1章 超法規的な風習 第2章 プライドのゆくえ 第3章 おはようおかえり 第4章 テイスト・オブ・定年後 第5章 特に...
定年とは無縁なノンフィクション作家が、定年を迎えた人々に会いに行ってみたら…。「定年のナゾ」がいま解き明かされる!? 目次】イキイキしなくちゃダメですか? 第1章 超法規的な風習 第2章 プライドのゆくえ 第3章 おはようおかえり 第4章 テイスト・オブ・定年後 第5章 特に何も変わりません 第6章 ただの人になれますか? 第7章 平等なカルチャー 第8章 問題ない問題 第9章 人生のマッピング
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結局のところ定年後でどんな生活をしようと、人に迷惑をかけずに本人が楽しければあるいは納得してれば、なにをしても自由‼️なんだということ。正解はないし、いわゆる立派なことを無理してやることはない。まぁこれは定年後に限らないけど。
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