奇譚ルーム の商品レビュー
奇譚な物語が好きな10人がアバターのあるチャットルーム?に集まる、そのルームのホストがマーダラーを名乗り、奇譚な話を聞かせないと一人一人殺していくと宣言。 話の内容、アイコンと吹き出しを使うことでチャット風を演出されてて、誰が話してるのかも分かりやすく、読みやすい。最後までスラス...
奇譚な物語が好きな10人がアバターのあるチャットルーム?に集まる、そのルームのホストがマーダラーを名乗り、奇譚な話を聞かせないと一人一人殺していくと宣言。 話の内容、アイコンと吹き出しを使うことでチャット風を演出されてて、誰が話してるのかも分かりやすく、読みやすい。最後までスラスラ読めて面白かったですฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
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横書き、チャット風のやり取り、ポップなイラスト。 どれも楽しく読むためのスパイスになっていて、ページをめくる手が止まりませんでした。 SNSの仮想空間を行ったり来たりしながら語られる奇譚の数々。 はやみね先生の作品には珍しいタイプのお話ばかりだな、と感じました。 めちゃくちゃ読みやすいです。子供の頃に出会っていたら、大好きになっていただろうな。
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たまたま本屋さんではやみねかおる先生の本を見つけたので。 昔の夢水清志郎シリーズや怪盗クイーンシリーズの感覚で読んでたけど、ゆるっとしたミステリーでした。児童書だから少し読みやすくなってるのかな。 最初の数ページで違和感が満載だった。あの最初のパソコンやスマートフォンがたくさんある(全部足した機械の台数もちゃんとヒントだった)時点で察しがいい人は気付くよね。 話が進むにつれて、みんなが忌憚を話出せばその違和感は増していく…。みんなの話の内容もだし、主人公である語り手の情報が最初のパソコンの下り以降一切出てこない。そもそも主人公は何者なのかが一切わからない時点で怪しさいっぱい。ただ最後にお前も別人格側なんかい!ってなったけど、あの子を残す意味はあったのか?あの子がまた別人格を形成するかもしれないのに?とは思ったかな。
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5.6年。再読。SNSで奇譚を話しあう部屋に招待された主人公。10人しか入れない部屋になぜか11人目のホストが現れ、話が面白くないと殺されるという設定。横書きチャット形式、イラストレーターの使用、身近なデジタル話から紹介すると手に取られやすい一冊。
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読みました!奇想天外どんでん返しって感じの本です!学校の新書コーナーにあったのですが、名前と絵に惹かれました!難しい設定もあるけれど、面白くて大好きです!
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『小説家は、原稿のしめきりがせまってくると、ホテルに缶詰めになったりしますね。この入院は、そんなものだと思ってください。』 こういう言い方もあるんだ....!( ≖ᴗ≖)ニヤッ
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精神医学の知識はないから、 別人格の中にさらに別人格が存在できるのか、 というリアリティについては言及しない。 ただ、精神科医でありながら、 自分の趣味(だよね?)のために 患者の治療を途中でやめるというのは 流石にありえないんじゃないかと思った。 『消えなかったぼく』をどのように残したのかがはっきりしないけど、 まさか主人格から切り離しに成功して、 空想空間でだけ生きている存在なわけではないだろう。 (そんなことができてたら探偵はもっと興奮してる気がする) つまり彼を助手に使う時、主人格が動くことになる。 こんなことが許されるなら、何が治療だったんだろうと思う。 いなくなっていった別人格はどうなるんだ。 わからず消えたやつはともかく、 少年やアイドルなど、本人のために…と消えた人格は。 統合されて要素はあるからいいなんて許されるのか。 なにより、消すには惜しいから、なんて理由で 一人格を残すことにしてしまった精神科医が 一番、創造主…ではなく、マーダラーだと思う。
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夏休みルーム読後、こちらも気になって。 ここで探偵とボクは知り合ったのか〜。いろんなアバターがいたけど、意外とすんなり読み込めた。最後はそういうことかと思ったけど、ルームはなかなか不思議な空間だなぁ。
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テーマが設定された中でチャットを楽しむSNS「ルーム」ある日主人公は奇譚好きのルームに招待される。10人の参加者が集まった時点で急に「マーダラー」と名乗るルームのホストが面白い奇譚を披露しないと一人ずつ殺していくと宣言。アバターと現実をリンクさせた為アバターが消えれば実際に死ぬと...
テーマが設定された中でチャットを楽しむSNS「ルーム」ある日主人公は奇譚好きのルームに招待される。10人の参加者が集まった時点で急に「マーダラー」と名乗るルームのホストが面白い奇譚を披露しないと一人ずつ殺していくと宣言。アバターと現実をリンクさせた為アバターが消えれば実際に死ぬと説明された中一人ずつアバターが消えていく。10人の中に潜む「マーダラー」は誰だ?無茶な設定だと思ったけどやや飛び道具だが地に足がついた真相に行き着いたのは流石。アイコンに吹き出しがついた横書き形式が実際のSNSを追っている感じで楽しい。奇譚の内容は人形遣いと遊民が良かった。自分の認識している世界と地続きな不思議はやはり魅力的だ。
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横書き、アイコン、吹き出しと まさにSNSの時代の本となっていて とてもおもしろかった。 読みやすさは、いつも通りだが あとがきもかわいかった。 ぜひ、次回作も読みたい。
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