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ふたりは同時に親になる の商品レビュー

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27件のお客様レビュー

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2019/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 男親と女親が何故すれ違うのか、どうやればすれ違わずに子育てという大切な活動を二人三脚で楽しめるのかという本。  私は子供がもうすぐ生まれますが、その前に読んでおいてよかったと感じています。それと同時にこの様な本が出なければならない程、日本社会における子育てというのは、女性に押し付けられていると思いました。私自身も育休を取得するつもりですが、会社では完全に少数派です。管理職層は仕事が忙しいのになぜ育休を取得するのか不思議そうな顔をします。  私は日本人はもう少し自分の人生について真剣に向き合って考えるべきだと思っています。家族より大切な仕事や会社なんて、あるはずないのですから。

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2019/03/22

はじめはええーっこんなことにΣ('◉⌓◉’)という気持ちでいっぱいだったけど、今後起こりうることへの予測ができ、対策もある程度分かってシミュレーションできたので、読んでみてよかった。しかしBenesseのデータで見せられた夫への愛情下がり度がつらすぎる…何とか愛を保てて...

はじめはええーっこんなことにΣ('◉⌓◉’)という気持ちでいっぱいだったけど、今後起こりうることへの予測ができ、対策もある程度分かってシミュレーションできたので、読んでみてよかった。しかしBenesseのデータで見せられた夫への愛情下がり度がつらすぎる…何とか愛を保てている3割になれるようにしたいものだ。

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2018/10/06

出産前に、産後の大変さをイメージするために読んでみた。 今からその様子が目に浮かぶような、「あるある」なケースが多々並んでいるとともに、その対処法について書かれている。 印象に残ったのは、「パパが実際に携わる育児・家事の分量が問題なのではなく、夫婦ふたりが親になったことで生じる...

出産前に、産後の大変さをイメージするために読んでみた。 今からその様子が目に浮かぶような、「あるある」なケースが多々並んでいるとともに、その対処法について書かれている。 印象に残ったのは、「パパが実際に携わる育児・家事の分量が問題なのではなく、夫婦ふたりが親になったことで生じる変化をどれだけ共有できるかが大事」すなわち、「心の並走感」があることが大切だということ。 なんでもかんでも家事を分担すればよいというものではない。それから、女性側も家事レベルの理想をさげ、相手のやり方を尊重すること。(手放すこと) 物理的なことよりも、精神的なことで夫婦関係は大きく変わるんだということがよくわかる。 実際には思うようにいかないことも多いだろうけれど、こうしたことを心の片隅においておくこと、できればパートナーとシェアしておくことが産後の危機を乗り越えるために必要だと強く感じた。

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2018/09/11

これから親になる今のタイミングで読む機会があって良かった。「ママの環境対策」と「固定的性別役割分担意識チェック」は特に実践したい。

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2018/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とってもいい本でした。 赤ちゃんが産まれる前に、もう一度自分たちの価値観を確認するために新米パパも、新米ママも2人とも読んで意見交換するとすごくいいと思います。 (僕も妻に紹介されて読んでみて、とても良かったので) パパ、ママそれぞれの視点で産後のリアルが書かれています。 ”オムツのCMは嘘だった”(P14)の言葉の通り、 子供が産まれ育てるということは、ただただHAPPYなだけではない、産後の現実がたくさんあります。 この本は「2人で一緒に育てる」ために大切なことは何かを 子供が産まれる前からきちんと考えておくための、良いきっかけになります。 ※以下、印象に残った文章メモ ———————— P92 育児というのはもっと日常にべたっと張り付いているもので、眠くて、痛くて、汚くて、臭くて、暑くて、寒くて、イライラするもの。 P168 寝かしつけは「授乳」とも密接に関係するため、パパにとってはハードルが高い育児作業だといえますが、早い時期に「パパ慣れ」をしておかないことの余波は、その後の育児分担に大きな影響を与えてしまいます。 赤ちゃんがパパになれる時間が確保できない家庭の多くでは、赤ちゃん側の「ママじゃなきゃダメ」という力強い泣き声による抵抗が、いつしかパパ側の「俺じゃダメだから」というあきらめと逃げ口上につながります。 P182 「我が家の常識」自体を変えることも重要な環境対策です。 ————————

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2018/03/22

家族が増えるのを目前に、ネットで気になる本を見つけたので購読してみました。 胎動をどかどかと感じるので、確かにお腹にいるんだけど、これまでの夫婦二人暮らしから一人増えた生活がなかなか想像できずにいました。友人からも話を聞いて、赤ちゃん中心の生活でとにかく大変なんだと。でも、まあ...

家族が増えるのを目前に、ネットで気になる本を見つけたので購読してみました。 胎動をどかどかと感じるので、確かにお腹にいるんだけど、これまでの夫婦二人暮らしから一人増えた生活がなかなか想像できずにいました。友人からも話を聞いて、赤ちゃん中心の生活でとにかく大変なんだと。でも、まあ、なるようにしかならないだろうし、実際に生活が始まってみない事には分からないだろうなと。 産後どうなるのか、母親と父親の環境がどう変わり、逆に変わらないのか。第一章から第三章にそれらから生じるそれぞれの環境・気持ちのズレが書いてあり、産後というのは聞いていた以上に大変で身体・精神的にも環境としても変化が劇的なんだと戦々恐々としました。こう言うと心配になりそうですが、不安を煽るような内容ではなく、出産を目前にして産後の変化がシミュレーションできたというか、よりイメージが深まったというか。 現状の私に言えるのは、一人で抱え込まず、無理だと思ったら遠慮なく旦那さんに「もう無理!」「助けて!」と言葉にして言おうということ。何がどうなのか、気づいてもらうのを待って苛立ち・諦めに変わる前に、ちゃんと言わないとそりゃあ分からないよね。 妊娠したからといって母親スキル?母性?が育つわけないじゃない。出産したからといって育児がすぐにできるわけないじゃない。タイトル通り、徐々に夫婦二人同時に親になれたら良いなと思いました。「心の並走感」があるって大事だね。 旦那さんにも読んで貰いたいです。また、私自身、産後にも定期的に読み返してみたいと思います。

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2018/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

産後のママってのは、出産前後でいかに劇的な変化がおこり、そして孤育がどれだけ危機的状況に陥るかをリアルに綴った一冊。その過酷過ぎる実態を理解した上で、パパはどうふるまうべきかを丁寧に解説する。 多くの男性は「産後のリアルな育児」について「分かっているようで分かっていない」ということが分かっていなくて、そのことが、夫婦のズレを生み、本来楽しいはずの育児が育「苦」児になってしまうというのは激しく同意するところ。 自分自身、3人目の子供の時に1か月の育休を取り、がっつり家事育児を切り回すようになってはじめて、妻の大変さを肌感覚で理解出来た。上の2人の時も、わりと育児参加している方だと思っていたが、子供と遊ぶなんてのは、自分自身も楽しいし、まったくもって「いいとこどり育児」だったんだなーと大反省するとともに、改めて妻への感謝が沸いてくるのでした。 男性も育休をとり、がっつり家事育児と向き合うことで、肌感覚でもって苦労を理解するのが望ましいですが、そこまで出来ない人でも、この本を読み、産後ママの現状を理解することは、とても意味があることだと思います。子どもがこれから産まれるor最近産まれたという方はぜひぜひ読んで見て下さい!

Posted byブクログ