誰が音楽をタダにした? の商品レビュー
最近のストリーミング/サブスクリプションについての本かと思い購入。 一つ前の期間、CD→mp3までの物語で、想定とは違う内容でした… 内容としては小説のように読み進めることができて面白かったですが、固有名詞が非常に多く出てくるのでなかなかのめり込めず…という感じでした。
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ウォークマンなどで一世を風靡したmp3の話がメイン (妨害や利権により)日の目を浴びなかった技術が、奇しくも海賊版の流行によりメインストリームの技術として採用されるようになる。 今後の音楽業界や、トレント、今の音楽ストリーミングの時代の裏側や、仕組みがよくわかる本。 ITで働...
ウォークマンなどで一世を風靡したmp3の話がメイン (妨害や利権により)日の目を浴びなかった技術が、奇しくも海賊版の流行によりメインストリームの技術として採用されるようになる。 今後の音楽業界や、トレント、今の音楽ストリーミングの時代の裏側や、仕組みがよくわかる本。 ITで働いている人は読むと面白いかも! 昨今のadobeやMicrosoftでも主流の「サブスク」にはこんな理由があるのかも
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面白かったーーーーまさか、ストリーミングの技術が90年代、もっと前から考えられていたとは!! レコード業界も知ってて、脅威にならないと思っていたんだね
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技術的な話はチンプンカンプンで一度挫折しかけたが、やっぱりどうしても気になって我慢して読んだところ、何となく何が起きていたのかわかったような気がする。どの程度理解できているかは自信ないけど。
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MP3技術による音楽産業の変革というものを 現象 → 構造 →(本質?) と、流れが捉えやすく描写されていたように感じた。登場人物全員が革命の一端を担っている。面白い。 当時莫大な資金と影響力を持っていたレコード会社も、民衆の「音楽はタダで聴きたい」という執念と技術の前に抗え...
MP3技術による音楽産業の変革というものを 現象 → 構造 →(本質?) と、流れが捉えやすく描写されていたように感じた。登場人物全員が革命の一端を担っている。面白い。 当時莫大な資金と影響力を持っていたレコード会社も、民衆の「音楽はタダで聴きたい」という執念と技術の前に抗えずに衰退するのは痛快。正攻法じゃなかったとしても、今の音楽環境を作ったのはハッカーなんだな。 そこで真っ先に正攻法でitunes作ったジョブスはやっぱ最強。まじ官軍。 一つの社会現象を追ったケーススタディとして大変興味深かった。オヌヌメ。
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評価大の書籍ながら、評価が難しいなあ。 でも結局、当時の主要メンバーは彼らなんだろう。真相は実は結局分からない。 本書の話以外でも、例えば日本でもWinnyが問題になったり、海外でもいくつか共有ソフトが流行ったし。Adobeのソフトコピーも色んな手でパスワードが作れたりとか。 音...
評価大の書籍ながら、評価が難しいなあ。 でも結局、当時の主要メンバーは彼らなんだろう。真相は実は結局分からない。 本書の話以外でも、例えば日本でもWinnyが問題になったり、海外でもいくつか共有ソフトが流行ったし。Adobeのソフトコピーも色んな手でパスワードが作れたりとか。 音楽アルバムは多分彼らがぶっ潰したんだろう。 けど当時出回ってたブートレグのライブ音源とかはどこからやって来たんだろうね。今や貴重だなあ。どこにいったろうか。
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田舎の工場で発売前のCDを盗んでいた労働者、mp3を発明した技術者、業界を牛耳る大手レーベルのCEO…。音楽産業を没落させた張本人たちの強欲と悪知恵、才能と友情に迫った群像ノンフィクション。 最初のうちは訳分からなかったけどだんだん面白くなってきた。
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マクルーハンのメディア論に書いてあったこと、そのまんまだと思いました。 「相互交換の手段、人間の相互交流の手段は、すべて加速によって改良をみる。すると、こんどは、速度が形態と構造の問題を強調する。古い編成はこのような速度を考慮してなされてはいなかったから、人々が古い身体的形態を...
マクルーハンのメディア論に書いてあったこと、そのまんまだと思いました。 「相互交換の手段、人間の相互交流の手段は、すべて加速によって改良をみる。すると、こんどは、速度が形態と構造の問題を強調する。古い編成はこのような速度を考慮してなされてはいなかったから、人々が古い身体的形態を新しいより速い運動に適応させようとするとき、自身の生命価値が流出しているように感じ始める。」
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圧縮音声ファイル「mp3」が発明され、インターネットとコンピューターが民間に普及したときに起こったこと。そしてそのときの3人の男たちの物語。必ずしも彼らは天才ではなかった。 海賊版の蔓延、対策、音楽業界の古風なビジネスモデル…mp3の発明は確かに、海賊版を蔓延させた原因ではあった...
圧縮音声ファイル「mp3」が発明され、インターネットとコンピューターが民間に普及したときに起こったこと。そしてそのときの3人の男たちの物語。必ずしも彼らは天才ではなかった。 海賊版の蔓延、対策、音楽業界の古風なビジネスモデル…mp3の発明は確かに、海賊版を蔓延させた原因ではあっただとうし、一因にもなっていることは察する。しかし音楽という産業をつぶしたのは、それだけではないとも思っている。 ノンフィクションだが、見知った人物の名前も出てきたり物語のように読みやすい。そういった番組を見ているかのような感覚。
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非常によくできたノンフィクション。 素晴らしいジャーナリズム。 内容はもちろん、文章自体も面白くて、最後まで飽きずに読める。 かつて、P2Pファイル共有ソフトなんかで、音楽ファイルを違法に入手できた時代を経験した世代としてはゾクゾクする内容だと思う。 (不特定多数の人が違法アッ...
非常によくできたノンフィクション。 素晴らしいジャーナリズム。 内容はもちろん、文章自体も面白くて、最後まで飽きずに読める。 かつて、P2Pファイル共有ソフトなんかで、音楽ファイルを違法に入手できた時代を経験した世代としてはゾクゾクする内容だと思う。 (不特定多数の人が違法アップロードしてるんだと思ってたけど、ある一人の男がそのほとんどをアップロードし、世界の音楽業界を変えてしまっていたという話とか) メインの男3人、それぞれ違った形で音楽業界を大きく変えた人たち。ただいずれも偶然やタイミングの一致が大きな要素だったなと思う。 映像コンテンツも同じような背景の中でネットフリックスが現れて世界が変わったし、雑誌やマンガもこうなっていくだろうし、そんなダイナミックな時代を生きてるんだなと。
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