この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議 の商品レビュー
2018年に刊行された日本文具史、兼、日本文具批評本。Jetstream (三菱鉛筆 2006) と Frixion (PILOT 2007) の二つがいかに重要だったかという結論が述べられるが、ほかにも百数十の文房具に関する言及が出てきて、文具産業のブームを振り返る役にたった。...
2018年に刊行された日本文具史、兼、日本文具批評本。Jetstream (三菱鉛筆 2006) と Frixion (PILOT 2007) の二つがいかに重要だったかという結論が述べられるが、ほかにも百数十の文房具に関する言及が出てきて、文具産業のブームを振り返る役にたった。 一方、この本を読み終えたのは2024年初頭だが、2018-2023の間にまたボールペン中心に様々な革命が起きており、ここに書かれた内容にはアップデートが必要かもしれない。
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『#この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』 ほぼ日書評 Day488 文房具屋歩きが好きだ。正確には好きだった。Amazon時代になって、本屋も文房具屋も、すっかり足が遠のいた。 「この10年で」とあるが、本書で扱われているのは、2000年頃、レガシー的なものは...
『#この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』 ほぼ日書評 Day488 文房具屋歩きが好きだ。正確には好きだった。Amazon時代になって、本屋も文房具屋も、すっかり足が遠のいた。 「この10年で」とあるが、本書で扱われているのは、2000年頃、レガシー的なものはもっと前のデビューの商品にも言及されている。 カドケシ、ドクターグリップ、フリクション、懐かしいところから、今も自身、現役バリバリで使っているものまで、盛りだくさんだ。 ところが、どうやら2010年頃から、知らない商品が増え始める。 冒頭にも記した通り、感度が下がったのだろう。(パーカーが出した第五のペン)インジュニュイティなんてのは初めて聞いた。いつでも尖った芯が出るシャープペン、クルトガは存在は知っているが、使ったことはない。 片手でセロハンテープが貼れるハリトガというのは凄そうだ。見た目は修正テープ貼りみたいなのだが、これでセロテープを切る仕組みまで付いていると。文中にもあるが、えらくコスパの悪い投資。 何度も読み返す類の本ではないかもしれないが、読んで楽しい一冊である。 ※六本木ミッドタウンタワー5Fのライブラリーにて。 https://amzn.to/3mF4uwb
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文具好きの方々が対談形式でここ10年の文具の歴史を振り返る。 トラベラーズノート(2006) ジェットストリーム(2006) フリクションボール(2007) クルトガ(2008) と筆記具大爆発と表現されている時代(2006~2008)がやはりすごい。 ここでその後の筆記用具...
文具好きの方々が対談形式でここ10年の文具の歴史を振り返る。 トラベラーズノート(2006) ジェットストリーム(2006) フリクションボール(2007) クルトガ(2008) と筆記具大爆発と表現されている時代(2006~2008)がやはりすごい。 ここでその後の筆記用具の道のりが決められたのでは。 その後、 2010年『すごい文房具』誌ヒット Youtuberによる文具紹介が小中学生へ人気に。 2014年から文房具のブログが急増。 文具ソムリエ、文具小学生が発生 2016年からは文房具が「趣味」が定着。 文房具マニアが多数発生。 とのこと。 全く知らなかった! 自分が気になったのは ・トラベラーズノート ・コーネルメソッドノート ・スイングロジカルノート ・filofax ・プロパスウインドウ ・フィットカットカーブ ・mt です。
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