夢探偵フロイト ―マッド・モラン連続死事件― の商品レビュー
これまでに読んだシリーズに比べると、ヒロインは軽くてテキトーでアホっぽいし(失礼)、あんまり好きになれないかもしれないと冒頭では思いました。悪夢の可視化を試みる夢科学研究所の助手の座に単位目当てで納まった彼女が次第にこの仕事に没頭して行くにつれ、読んでいる私も引き込まれるように。...
これまでに読んだシリーズに比べると、ヒロインは軽くてテキトーでアホっぽいし(失礼)、あんまり好きになれないかもしれないと冒頭では思いました。悪夢の可視化を試みる夢科学研究所の助手の座に単位目当てで納まった彼女が次第にこの仕事に没頭して行くにつれ、読んでいる私も引き込まれるように。 他のシリーズより軽い分、笑える台詞も多い。だけど起きている事件は重いのが内藤さんらしい。フロイト教授とヲタ森、どちらも魅力的です。 私も何かに追われている夢を結構見ますが、間一髪のところで透明人間に変身する技を持っています。もしかすると明晰夢の達人になれるのではと思うのですが、甘いでしょうか(笑)。
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夢を研究している風路亥斗(通称フロイト)教授とオタ森、助手をすることになった大学4年生のあかねが、共通の悪夢を見る人たちの衝撃の真実を解き明かすというもの。3人のやり取りはなかなか面白いが、フロイト教授にもう少し強い個性が欲しいところ。夢を手掛かりにするというミステリーのアイデア...
夢を研究している風路亥斗(通称フロイト)教授とオタ森、助手をすることになった大学4年生のあかねが、共通の悪夢を見る人たちの衝撃の真実を解き明かすというもの。3人のやり取りはなかなか面白いが、フロイト教授にもう少し強い個性が欲しいところ。夢を手掛かりにするというミステリーのアイデアはいいと思うので、続編に期待する。
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タイトルに惹かれてあらすじを読むと、好みのど真ん中だったため購入。 描写がリアルで、読んでいるのに映像を見ているような感覚になった。 テンポよく進んでいくストーリーでページをめくる手が止まらなかった。 久しぶりに面白いと思える作品に出合えて感激。
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新しい感じのミステリーでした。夢の再現映像とはすごいと思います。 主人公のペコちゃんも最初は「?」という感じでしたが、好感が持てました。
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初内藤。ほんのみせコトノハの店主・有路さんに選書していただいた一冊。私にドンピシャの作品で驚きましたッ!?よく見つけてきたなぁ…。表紙的にラノベっぽいので、恐らく自分では手に取ることはなかった…かも? 私的に“フレーズ”に登録した文章が全てでした。 いやはや、とても面白かったで...
初内藤。ほんのみせコトノハの店主・有路さんに選書していただいた一冊。私にドンピシャの作品で驚きましたッ!?よく見つけてきたなぁ…。表紙的にラノベっぽいので、恐らく自分では手に取ることはなかった…かも? 私的に“フレーズ”に登録した文章が全てでした。 いやはや、とても面白かったです^^
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キャラクターが光っていました。 主人公のあかねちゃんはなんか憎めない性格の可愛い子で、読んでいくのが楽しかったです。 作者のサクッとしたユーモアもいい味出しています。
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また、気になるシリーズが登場した。 「藤堂比奈子」や「高沢春奈」のシリーズとの出会いに比べると、インパクトは若干低め。 だが、気になる。 心理学で扱われる夢、それも悪夢のお話。 夢は個人的なもので、見た本人にもその意味は分からない脳のイタズラというか、気まぐれというか。 ...
また、気になるシリーズが登場した。 「藤堂比奈子」や「高沢春奈」のシリーズとの出会いに比べると、インパクトは若干低め。 だが、気になる。 心理学で扱われる夢、それも悪夢のお話。 夢は個人的なもので、見た本人にもその意味は分からない脳のイタズラというか、気まぐれというか。 その個人的な夢を、それも似たような悪夢を複数人が見るという。 さらには、悪夢に悩む人が死に追いやられたり、心を壊したりしている。 その意味は…。 この作家さんのシリーズものに主人公として登場する女性は、なかなかと鼻っ柱が強い。 ちょっとやそっとのことでは、折れない、めげない、強いメンタルを持ちながらも、等身大の生き生きとした女性に描かれている。 この作品でも、女子大生、城崎あかねがその役割を果たすようだが、まだ、どこか薄ぼんやりしているというか、魅力全開とまでにいっていない。 どうやらシリーズ化されるようだから、登場人物たちも、どんどん成長し、魅力も開花していくのだろう。 さらには、「夢科学研究所」の、風路亥斗(カザミチカイト)教授、通称フロイト、テクノロジおたくの森本大志(こちらはヲタ森と呼ばれる)との仲間としての繋がりも強固なものになっていくに違いない。 あかねは、足りない単位を埋めるため大学構内にある「夢科学研究所」の助手になる。 研究所のホームページに、悪夢についての相談メールが届いたことから、三人はその「悪夢」の意味を探り始める…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2018/6/22 なぜこんなにもツボなのか。 この作者が書くもの書くものツボなんだけど。 まずとっつきにくそうな女の子が出てきて、でも読み進めてるうちにいい子やんってなってくる頃にはもうハマってる。 男性キャラは俺様でもオタクでも学者でも先輩でもほぼ全部いける。 まんまと術中に… 面白いように… 今回は高山啓治刑事が出てきたよー にんまりした。 あと緑タイツのあかねちゃんとフロイトの笑った笑ってないやりとりもにんまりした。 ヲタ森とのやりとりもにんまりするしにんまりさせられるとガードが下がると言うか、物語に入って行きやすい。 そこがツボなのかなぁ。
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単位不足のため学内の夢科学研究所を手伝うことになったあかね。夢を可視化することにより同じ悪夢を見る人々の調査をする。ライトなようでしっかり読みごたえがあった。
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