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樽とタタン の商品レビュー

3.4

79件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    39

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2025/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幼稚園にも行けず喫茶店に預けられ幼い時を過ごしたタタン コーヒー豆の樽の中に入って店の隅でいつも静かにしていたら、自称作家の白ひげおじさんに「タタン」と名付けられた。 そのお店の常連客や、少し頭の中が複雑な女性、歌舞伎役者の端っくれ男の話とか、なかなかユニークで面白かった。

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2025/05/18

古い喫茶店で過ごすタタンちゃんから見る喫茶店を巡る人々。 かわいらしくてユーモラスでちょっとしんみりする、いい熱量のお話でした。

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2025/02/20

表題からしておいしそうだったのですが。 タタンって名付けられた少女が団地の坂の下にある小さな喫茶店の中に置かれている赤い樽の中に潜み常連客にマスコットとして可愛がられるとか。シェルター替わりの狭くて薄暗いところで黙って周りの様子を窺っていられるなんて蝉の幼虫みたいに気持ちのいい環...

表題からしておいしそうだったのですが。 タタンって名付けられた少女が団地の坂の下にある小さな喫茶店の中に置かれている赤い樽の中に潜み常連客にマスコットとして可愛がられるとか。シェルター替わりの狭くて薄暗いところで黙って周りの様子を窺っていられるなんて蝉の幼虫みたいに気持ちのいい環境に思えてしまう。 無関心な大人たちがコーヒーを啜りときおり交わされる会話に聞き耳立てたり、ご無沙汰してる人の安否を気にしたり適度な距離感で居心地よさそう。コミュ症にとって安心安全なオアシスのような居場所ですね。 私も幼いとき父の運転する車のバックシートの裏側のリアガラスに挟まれた狭いスペースに仰向けになって夜空に流れる街のネオンや月をみるのが好きでした。急にブレーキかけると頭を打ったりするのですが父は運転がうまかったので安心して景色を眺めてました。チャイルドシートやシートベルトが義務じゃなかった頃の話です。 少女の頃の遠い記憶を手繰りながら語っているので記憶が曖昧に捏造されているところもあるみたいですけど、そこがメルヘンでファンタジーでツボでした。 寡黙なマスターに小説家の老人や、吸血鬼の夫婦に、自意識過剰で挙動不審な学生さん、無茶興味を惹かれてしまいました。 傑作すぎてもう読み終わってしまった。こんな緩い感じの世界に心地よく流れていく時間。もっと漬かっていたいのに・・・。 仕方ないので2度読みしようっとw

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2025/01/15

it's a life and dead for fantasy kids. is this a fiction or an non fiction? there's a question that auther don't have to answ...

it's a life and dead for fantasy kids. is this a fiction or an non fiction? there's a question that auther don't have to answer even if asked.

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2024/09/06

とても不思議なお話。 子供の頃の曖昧な記憶を思い出す時の感覚(不思議だったり、本当か嘘か分からなかったり、忘れてたり)がそのまま言葉になってる! 面白かった。

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2024/03/22

小さな喫茶店に集まる常連客と、その喫茶店に置かれた赤い樽の中に入って過ごしていたので「樽とタタンだな」と、『タタン』と呼ばれるようになった女の子の話。 記憶が曖昧で、現実にあったのかも曖昧だから、もちろん物語も登場人物も曖昧。 だから最初はすごーく読むのに苦労した。 こんな進...

小さな喫茶店に集まる常連客と、その喫茶店に置かれた赤い樽の中に入って過ごしていたので「樽とタタンだな」と、『タタン』と呼ばれるようになった女の子の話。 記憶が曖昧で、現実にあったのかも曖昧だから、もちろん物語も登場人物も曖昧。 だから最初はすごーく読むのに苦労した。 こんな進まないの久しぶりだなと思うくらい読みにくかった。 なのに、なぜかわからないけど読み終わって見ると、その曖昧な登場人物たちが愛おしく感じてくるから不思議。 タタンちゃんを中心に、おじさんたちが好き勝手に過ごしていた喫茶店、きっと温かい空間だったんだろうなぁ。 そんな老小説家やマスターや学生さん、トミーにバヤイに神主にジェシー達に囲まれたタタンちゃん。 タタンちゃんに素敵な居場所があってよかった! 見つけてくれたおばあちゃんもありがとう!

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2024/02/10

私も鍵っ子だったなあ。 タタンちゃんのように 特別な居場所があって、 個性豊かな大人たちに 囲まれるようなことは なかったけれど。 親が帰ってくるまでの 数時間、 アニメを観たりゲーム をしたり羽根伸ばして たなあ・・・ ずーっと積読になって いた一冊。 いつでも読め...

私も鍵っ子だったなあ。 タタンちゃんのように 特別な居場所があって、 個性豊かな大人たちに 囲まれるようなことは なかったけれど。 親が帰ってくるまでの 数時間、 アニメを観たりゲーム をしたり羽根伸ばして たなあ・・・ ずーっと積読になって いた一冊。 いつでも読めると思う といつでも後回しに。 私の積年の課題です。。

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2023/08/20

なんだか懐かしいような不思議な感じ。 子どもの頃の曖昧な記憶、喫茶店で過ごした日々。 マスターとそこに集まる常連さん。 人との距離感がいいな。 子どもの頃を思い出してしまった。

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2023/05/01

お菓子の話かなと思っ手借りてみたけれど、樽の中のタタン。1人の女の子と家族、喫茶店のお客さんたちとの物語。じーんときたり、クスッと笑ったり、擬音多めでさらっと読める一冊。 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ ぱっと消えてぴっと入る わたしは一人ではないと思えるようになっていた。 それは、とりもなお...

お菓子の話かなと思っ手借りてみたけれど、樽の中のタタン。1人の女の子と家族、喫茶店のお客さんたちとの物語。じーんときたり、クスッと笑ったり、擬音多めでさらっと読める一冊。 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ ぱっと消えてぴっと入る わたしは一人ではないと思えるようになっていた。 それは、とりもなおさず、祖母が死んだからである。

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2023/02/11

とある町にある赤い樽のある喫茶店 学校帰りに喫茶店で過ごすのが日課の小学生の少女がいます。 お客の老小説家から「タタン」と名付けられた少女とその喫茶店に訪れる人々の物語を描いた9篇から成る連作短編集 9篇とも淡々と穏やかな雰囲気で 昭和の香りがするノスタルジックで不思議な世界観...

とある町にある赤い樽のある喫茶店 学校帰りに喫茶店で過ごすのが日課の小学生の少女がいます。 お客の老小説家から「タタン」と名付けられた少女とその喫茶店に訪れる人々の物語を描いた9篇から成る連作短編集 9篇とも淡々と穏やかな雰囲気で 昭和の香りがするノスタルジックで不思議な世界観でした。 好きな人はとってもハマる作品かも知れませんが私にはちょっと苦手な作風でした。 大人の為の童話を連想させる様な作品。

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