世界で一番美しい病気 の商品レビュー
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「恋に落ちるということは、つまり何年の何月かの何日に自分が世界の半分を引きちぎられる苦痛にたたき込まれるという約束を与えられたにほかならない。」 下品な文書の中にこんなにもガラス細工のように美しく脆い言葉が突然に現れるのだから驚かされる。 中島らもさんも中島らもさんを好きだった父も優しい人だったんだろうと思う。
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読みやすかった〜 『天使も娼婦も、その両面を持った二面夜叉のような人もいない。そこには「女の人」がいるだけ』 のような文章が好きだった。
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2023年12月8日読了。図書館で借りた。 エッセイと短編小説。読んだことのある内容だと思ったら、いろんな本からの寄せ集めだった。それでも最後の方の年表まできっちり読ませてもらった。
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相変わらず大好き、らも節最高です。 この人結構お下劣なイメージ多いけど どの作品でも女性を神格化してて結構中身 童貞紳士なんだよな。特にこの作品はそういうのしか集めてないから余計に目立って面白い
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大好きな教頭先生おすすめの本。 冒頭からセックスという言葉が出てきてびっくりしたけど、とても面白くてすぐ読了した。
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久しぶりの中島らもで痺れた。旅行のおともで読みました。旅行がつまらなすぎたけどこの本がおもしろかったので救い。表紙の絵も最高です。
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“もし彼女を捨てて勉強ができるものならばそれに越したことはない。ただ、それは結局恋ではなかった、ということです” “ほんとうの恋というものは、自己保存の本能をも突き破って、ときには自分を死に至らしめるほどの、あらがいようのない力を持ったものです”
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世界で一番、美しい病気。 それはもちろん、恋の病のこと。 単純に恋にまつわるエッセイと短編を集めた本なら絶対に手に取らないし読みません。 でもこれは他ならぬ中島らもさんの作品集なのです。 アル中のおじさんが書いた恋ってどんなものなのかという好奇心。 くすっと笑えるものから、ま...
世界で一番、美しい病気。 それはもちろん、恋の病のこと。 単純に恋にまつわるエッセイと短編を集めた本なら絶対に手に取らないし読みません。 でもこれは他ならぬ中島らもさんの作品集なのです。 アル中のおじさんが書いた恋ってどんなものなのかという好奇心。 くすっと笑えるものから、ままならない悩ましい想いまで。恋には聖と俗のどちらも必要で、その葛藤が美しいってことなんだろうなとおもったりしました。 たまに読み返したい一冊です。
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2019/7/16 楽天ブックスより届く。 2021/3/25〜3/28 3年半ぶりの中島らも作品。エッセイや短編小説などが掲載。ほとんど過去に読んだことがあったが、2作だけ初掲載作品があった(「あこがれの"小"むすめ」、「不能な恋」)。 巻末にある年表が良い。52歳で亡くなっていたんだなぁ。今、生きていたらどんな活動をしていただろうか。返す返すも惜しい人であった。
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久々!中島らものエッセイ&短編小説集 恋愛をテーマに既出作品から再編集しており、氏の作品はほぼ読んでるので・・・でも、久々の再読気分で楽しめました。 氏の略年表も載せてあり、マネージャの交代等、エッセイで読んでたことが再確認できました。読んで・・・というより、持ってて損のない一冊...
久々!中島らものエッセイ&短編小説集 恋愛をテーマに既出作品から再編集しており、氏の作品はほぼ読んでるので・・・でも、久々の再読気分で楽しめました。 氏の略年表も載せてあり、マネージャの交代等、エッセイで読んでたことが再確認できました。読んで・・・というより、持ってて損のない一冊かと・・・
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