さくさくかるめいら の商品レビュー
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図書館で借りたもの。 お妙の笑顔と料理にぞっこんの只次郎に恋敵が現れる。小さな悩みも大きな悲しみも、まずはお腹を満たしてから。酒と箸が止まらない!ゆったり嗜む傑作人情小説、第四巻。 豆腐づくし、食べてみたいなぁ
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今回も笑いあり、しんみりあり、ほっこりありと 安心の物語也。 恋のライバルが出てきて、ちょっとはハラハラするけど 話にメリハリが生まれてそれもよし。 こういう優しい気分にさせてくれる小説を読めるというのは とっても幸せなことじゃなかろか。 あっという間に読み終えてしまうのが、も...
今回も笑いあり、しんみりあり、ほっこりありと 安心の物語也。 恋のライバルが出てきて、ちょっとはハラハラするけど 話にメリハリが生まれてそれもよし。 こういう優しい気分にさせてくれる小説を読めるというのは とっても幸せなことじゃなかろか。 あっという間に読み終えてしまうのが、もったいなく思える。
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林家ではお栄の桃の節句を祝うこととなり、 祖父・柳井にも声がかかる。何か土産をと思う 柳井は、居酒屋「ぜんや」で女将のお妙に 相談をもちかけ…。丁寧で美味しい料理と共に、 人の心の機微を濃やかに描く人情小説第4巻。
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シリーズ第四弾。 表題の“さくさくかるめいら”は、柳井殿が孫のお栄の為に作ってあげたお菓子です(当然、お妙のアドバイスありき、ですが)。美味しそうなのは勿論、その場で手作りというのが素敵です。 それにしても、お栄は賢い子ですね。熊吉との対決(?)を是非見てみたいです。 そして謎...
シリーズ第四弾。 表題の“さくさくかるめいら”は、柳井殿が孫のお栄の為に作ってあげたお菓子です(当然、お妙のアドバイスありき、ですが)。美味しそうなのは勿論、その場で手作りというのが素敵です。 それにしても、お栄は賢い子ですね。熊吉との対決(?)を是非見てみたいです。 そして謎の男前浪人・草間重蔵さんが登場し、お妙との関係がどうなっていくのか、気になります。
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本筋の話ではなくて、主人公の姪っ子栄が可愛くて聡くて、その先行きが気になるから読んでいることに、4作目でやっと気づきました。 栄はどんな女性になっていくのだろうか、楽しみです。
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恋敵が現れ、急に鍛錬を始めた只次郎。その恋敵の重蔵の正体も謎のまま次作へ。 それにしても、姪っ子のお栄はかわいいだけじゃなく、賢いなぁ。今回はお栄に救われた林家の面々。今後が楽しみだ。そのお栄の言葉が心に残った。 「不幸な人ってさ、失くしちゃったものの数ばっかり数えてんだ。手元に五文入ってきても、落とした二文の事をずっと悔やんでる。」 それと、ルリオとメノウの雛もどうなるのか、こちらも楽しみ。 49
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気軽に読めて美味しいお料理もたくさん。 登場人物の関係も少し変化してきて ますます楽しみになる。
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高田郁さんにしても坂井希久子さんにしても、幸福そうなシーンには裏切られることばかりなので、読み終わるまで落ち着かない。 新年から初夏まで。 飽和の時代に生きるわたしたちに、最高の調味料は「旬」であると教えてくれる。 前巻から時間があいてしまったので、また最初から読み直したい。
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「居酒屋ぜんや」シリーズ、第4弾。 お妙の身辺に暗い影を落としていた駄染め屋の事件が一段落して、ぜんやにも明るさと落ち着きが戻ってきた。 これでまた、読者としても安心して、お妙の料理の数々を想像の世界で味わうことができる。 今回も、豆腐尽くし鰹尽くしに、唾液腺が痛い! しかし、...
「居酒屋ぜんや」シリーズ、第4弾。 お妙の身辺に暗い影を落としていた駄染め屋の事件が一段落して、ぜんやにも明るさと落ち着きが戻ってきた。 これでまた、読者としても安心して、お妙の料理の数々を想像の世界で味わうことができる。 今回も、豆腐尽くし鰹尽くしに、唾液腺が痛い! しかし、只次郎にとっては、一難去ってまた一難? 恋敵の登場にやきもきし、林家のドル箱であるルリオの後継をめぐっての、周りからの重圧も悩ましい。 がんばれ、非力な武家の次男坊!!(笑) そんな中、“かるめいら”という和スイーツがタイトルということで、子供がらみの話だろうとは思ったが、なんとも微笑ましいエピソードだった。 只次郎の姪・お栄の、可愛さと賢さに、これからも期待したい。 そして、草間重蔵は何者なのか? 駄染め屋のような悪い人間ではないと思うけれど、秘密はありそうだ。 『藪入り』 小さいころから親元を離れて奉公に出される少年たち。 藪入りは、待ちに待った里帰りのお休みだが… 江戸時代の男の子は若いうちからしっかりしているなあ、と感心しつつも、そんなに小さなうちから苦労して…と、ちょっとほろり。 『朧月』 主君をお慰めするために、鶯の美しい声を聞かせたい、という柏木。豆腐が好物。 『砂抜き』 酔っ払い武家乱入であわや刃傷沙汰?!というところへさっそうと現れた、強い浪人。 何者なのか? 『雛の宴』 お妙が浪人者を用心棒に雇ったことで、自分の頼りなさを実感して落ち込む只次郎。 にわかに剣術の稽古を始めたが体がなまっている。 姪のお栄が、ひな祭りのお祝いに祖父の柳井殿を呼んだ。 『鰹酔い』 妻の志乃が子供を産んでから、升川屋は、仕事以外の飲み歩きを控えているが、初鰹を三尾持ってきて、内祝いをしたい、と旦那衆を呼び集めた。
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神田花房町の居酒屋「ぜんや」を営む女将、お妙28歳、目の覚めるような美女。お勝、おえんが手伝いを。鶯の世話をしてるのは旗本の次男坊、林只次郎28歳、そして今回新たに腕っぷしの強い浪人草間重蔵がお妙の前に登場。坂井希久子さんの「さくさくかるめいら」、居酒屋ぜんやシリーズも4巻目、い...
神田花房町の居酒屋「ぜんや」を営む女将、お妙28歳、目の覚めるような美女。お勝、おえんが手伝いを。鶯の世話をしてるのは旗本の次男坊、林只次郎28歳、そして今回新たに腕っぷしの強い浪人草間重蔵がお妙の前に登場。坂井希久子さんの「さくさくかるめいら」、居酒屋ぜんやシリーズも4巻目、いよいよ佳境に入ってます(^-^) 果たして若後家お妙の心を鷲掴みにするのは、柔の只次郎か、剛の重蔵か!? 次回に期待が高まります!
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