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限界点(上) の商品レビュー

3.6

6件のお客様レビュー

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2018/12/26

普段あまり読まないジャンル。 展開がスリリングでおもしろい! けど、やっぱり名前が覚えられない(笑)

Posted byブクログ

2018/08/18

 ディーヴァーのノンシリーズ。  殺しのプロと擁護のプロの戦い。    珍しく一人称です。  これがすごい閉塞感を生む。  狙っている殺し屋が誰か、わかっているけれど、それだけ。守る方も守られる方も、一体なぜ狙われるのかわからない。で、一人称だから、主人公が知り得ないことは絶対わ...

 ディーヴァーのノンシリーズ。  殺しのプロと擁護のプロの戦い。    珍しく一人称です。  これがすごい閉塞感を生む。  狙っている殺し屋が誰か、わかっているけれど、それだけ。守る方も守られる方も、一体なぜ狙われるのかわからない。で、一人称だから、主人公が知り得ないことは絶対わからない。  なんか、夜中にやたらカーブの多い山道を走ってる感じだった。しかも、注意してゆっくり行くのではなくて、高速で走っている。    その中で、主人公の人となり、そしてそのチームのつながりが、エンボスのように浮かんでくる。  また、殺し屋の姿もそれなりに明確になってくるのだけど、そっちは逆光の中の像のように感じた。  この感触の違いをかき分けられるのがディーヴァーのすごいところだとしみじみ思った。  も、何書いてもネタバレになりそうなので…。  ともあれ、何一つ確実なものはない、信頼や信用も暴力の前では頼りないし、愛情ゆえに家族は揺らぐ、そんな不安定な世界の中で、己だけを核として立ち続けることはたやすくない。  きっと、なにもかもが不安定であると感じない、イメージできない人は、それは問題ではない。  が、殺し屋にしろ主人公にしろ、それとは真逆の繊細さを持っている。というか、感覚に愚鈍では仕事にならないだろう。  そして、そのことそのものが最大の矛盾なのだ。  …矛盾と向き合う、対峙する、そういう物語だったのかもしれない。

Posted byブクログ

2018/08/06

冗長でどうしようかと思ったけど、後半はテンポよく読めた。やっぱりシリーズものの方が安心して読めるかな。

Posted byブクログ

2018/06/06

大どんでん返しでお馴染みのジェフリー・ディーヴァーですが、上巻の段階では、まだどんでん返しには至っていません。まだ、軽いジャブの応酬という感じですね。ただ、やっぱり徐々に緊張感は高まってきていて、いつ、タイトル通りの限界点に達するのかが、見もの(読みもの)ですね。

Posted byブクログ

2018/04/30

「リンカーン・ライム」シリーズが三人称の形で記述されているのに対して、この作品は一人称の形で記述されている。そこには主観が入った形で記述をされているので、少し違った趣がある。 主人公たちの洞察力が優れており、本当にとっさにそこまで気が付くか?と疑問に思うところがあるのは同じかな。...

「リンカーン・ライム」シリーズが三人称の形で記述されているのに対して、この作品は一人称の形で記述されている。そこには主観が入った形で記述をされているので、少し違った趣がある。 主人公たちの洞察力が優れており、本当にとっさにそこまで気が付くか?と疑問に思うところがあるのは同じかな。 主人公は四肢麻痺ではないので、安楽椅子に座って思考をめぐらして解決に導くのではなく、自分から仕掛けて解決に導くところが一番の違いだと思う。

Posted byブクログ

2018/02/06

【ドンデン返しの魔術師が送り出す究極のサスペンス!】凄腕の殺し屋の手から標的を守るのが私のミッションだ。巧妙な計画で襲い来る敵の裏をかき、反撃せよ。名手の妙技が冴える傑作。

Posted byブクログ