もうひとつのデザイン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
社会性のあるデザインを調べる中でこの本に辿り着きました。 「もうひとつのデザイン」という言葉は普通にデザインしてきた私にとても新しい切り口で、とても興味深いものでした。 内容は主に「もうひとつのデザイン = 作らないデザイン」についてD&departmentで行ってきた社会実験的な企画から企業ブランディングまで、さまざまな活動を通して書かれていました。 社会性がありつつグラフィックやプロダクト、空間などのデザインが施されていて、消費者にも共感のしやすい活動になっています。 また、教科書のように丁寧でありながら、文字が大きくわかりやすい写真の扱いでサクサクと読めました。 今まで社会性のある内容は共感しづらい印象があったのですが、デザイナーが社会に対してできる可能性が広がるように感じました。
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