アルテーミスの采配 の商品レビュー
序盤〜中盤までは楽しくサクサク読めたが 後半からマンネリ気味 飛ばして読んでしまいそうになるほど スッキリしない、という感想を見かけるが 確かにスッキリしないので読み終えた後の達成感や浸る気持ちはあまり持てない。
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過去読んだ著書の中で一番不快な気分になった。先が気になってページを捲る手は止まらなかったけど、面白さというよりも早く読み切ってしまいたいって気持ちのほうが強かった気がする。親が憎ければ子も憎い、最悪な復讐劇に次ぐ復讐劇。母親が母親としての立場で酷い目に遭ったりするシチュが本当に苦...
過去読んだ著書の中で一番不快な気分になった。先が気になってページを捲る手は止まらなかったけど、面白さというよりも早く読み切ってしまいたいって気持ちのほうが強かった気がする。親が憎ければ子も憎い、最悪な復讐劇に次ぐ復讐劇。母親が母親としての立場で酷い目に遭ったりするシチュが本当に苦手だなと思った。女として読むのもしんどかったけど、女が読んだ方が楽しめる話ではあるんだろうな。
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ひたすらエグい そうだったのか!感もあまりなくて、そもそもエグさを楽しむものでミステリーではないの・・・か? それかエグさに目を奪われて理解できてないか
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一つの物事には必ずこちらからは見えていない側面があるというのを感じさせられる。 最後まで読んでも解決した気がしない、変な余韻が残る一冊
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AV業界をテーマにしたミステリー。 普段関わることのない業界が題材だったので興味深かった。 やっぱりした側にとっては些細なことでも、された側はずっと恨んでいるもの。 原稿のおかしなところの3つめ、結局わからなかったので再読したい。
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AV業界の闇…みたいな、都市伝説的な話は実際にも聞いたことがある。若くして不可解な死を遂げる女優がたまにいるとか、そういう類のこと。 これは小説だからもちろんフィクションなのだけど、そういう意味でとてもリアリティを感じる。 かつて、ライターの名賀尻が取材をしたAV女優が次々亡く...
AV業界の闇…みたいな、都市伝説的な話は実際にも聞いたことがある。若くして不可解な死を遂げる女優がたまにいるとか、そういう類のこと。 これは小説だからもちろんフィクションなのだけど、そういう意味でとてもリアリティを感じる。 かつて、ライターの名賀尻が取材をしたAV女優が次々亡くなり、そして名賀尻自身も行方不明になるという事件が起きた。 出版社で働く倉本渚は、ある日AV女優連続不審死事件の容疑者が遺したルポ「アルテーミスの采配」を手にする。原稿は『僕は犯人ではない。本当の黒幕は』という告白の途中で終わっていた。 好奇心のあまり調査を始めた渚だったが、やがて原稿に張り巡らされた罠に気づく。 イヤミスで有名な真梨さんの作品なので、スカッと心地よいミステリではない。それが、どことなく闇を感じる業界が舞台だからこそ妙にしっくり来る。 登場人物が多いから読み進める上で若干の厄介さを感じたものの、それを抜きにしても面白かった。意外な落とし所だったけれど、たまにある納得のいかない大どんでん返しのような結末ではなく、そうだったのか、という(ミステリなので詳しくは書けないけれど)。 一般的な女優だって仕事以外の部分でも「演じる」「装う」ことは多々あるだろうけど、さらにハイレベルに「演じる」「装う」を感じさせるAV女優たちの姿がリアル。業界に入ったきっかけも、単に性行為が好きだから望んで入った者もいれば、金銭的な理由で望まず入った者もいるというのも、きっと現実に近いのだろうと感じた。 かつてAV女優から人気タレントに見事な転身を遂げたアイコンのような存在がいたけれど、その人がモデルになってるのかしらと思わせる人物も出てくる。 ストーリーや謎解きの部分ももちろん面白かったけれど、人物描写やバックグラウンド、人の業の深さを感じる雰囲気が個人的にはとても興味深かった。
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AV女優たちが、次々に殺されていく。 彼女たちに取材をしていたライターが犯人扱いされる。 でも、殺っていない。 本当の犯人は一体誰なのか? AV女優の世界が細かく説明されており、 厳しい世界なのだと改めて思ったし、世間の評価は やっぱり低いのだということも感じた。 AV女優だけ...
AV女優たちが、次々に殺されていく。 彼女たちに取材をしていたライターが犯人扱いされる。 でも、殺っていない。 本当の犯人は一体誰なのか? AV女優の世界が細かく説明されており、 厳しい世界なのだと改めて思ったし、世間の評価は やっぱり低いのだということも感じた。 AV女優だけでなく風俗業界もだろうけど、 その世界だけでしか生きられない人がいること。 それを悪いとは思えませんでした。 でも、違法はいかんけどー( ゚ε゚;) この話を読んでてフィクションって、分かってるけど、 なんだか現実に本当に起きてそうに思えて、 ちょっと混乱しちゃったよー。 登場人物がたくさんいて、真梨幸子さんらしく 複雑に絡み合ってたー笑 そして、女の復讐は怖いと思ったー( ゚ε゚;)
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業界の闇系はよく流れてきてもスルーするタイプだったけど、これはリアルなので(それにしては巧妙すぎるけど)実際に起こっていることのようで、読んでいる間何回も業界のことについて調べてしまった。 登場人物多いけど、全員がしっかり絡んでいるのでラストも満足でした。たまにいるポッと出の黒...
業界の闇系はよく流れてきてもスルーするタイプだったけど、これはリアルなので(それにしては巧妙すぎるけど)実際に起こっていることのようで、読んでいる間何回も業界のことについて調べてしまった。 登場人物多いけど、全員がしっかり絡んでいるのでラストも満足でした。たまにいるポッと出の黒幕だけは許せないので、
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女は女が嫌い 女は男から犯される事よりも、 同じ同性である女からの裏切りに対して復讐心が 燃える。 女の敵は女なのかも…
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- ネタバレ
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ずっと心に残っていた復讐心が怖い。 でもそれほどに壊れてしまったんだろうと思う。 本人でなく、親戚や娘に復讐するなんてそれは酷く残酷で本当に闇だ。まさに復讐。 でも、保険金と金儲けのために、目をつけられて落とされた女性達は、悲惨。復讐とは関係なく、最初的には自殺だったにしろ、罠に嵌められてしまったのはリアルを感じてとても怖い。 最後は一気に読んでしまった。 渚の結末は、、 男性ライターが逃げれたのは意外だった。
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