男ふたりで12ヶ月ごはん の商品レビュー
眼科医の遠峯と小説家の白石は高校時代の部活の先輩後輩。 ひょんなことから、芦屋の一軒家で男ふたり暮らしが始まった。 このシリーズ、完全にハマっております。 めちゃくちゃ面白いです。 料理の描写がとにかくいい。 今回作中で出てくるお店は、鉄板人気高級店が多くて予約困難店が多い。...
眼科医の遠峯と小説家の白石は高校時代の部活の先輩後輩。 ひょんなことから、芦屋の一軒家で男ふたり暮らしが始まった。 このシリーズ、完全にハマっております。 めちゃくちゃ面白いです。 料理の描写がとにかくいい。 今回作中で出てくるお店は、鉄板人気高級店が多くて予約困難店が多い。 しかしながら、夢が膨らむ中華料理店やフォアグラが食べれる洋食店 求肥で包んだケーキも捨てがたい。 そして今回のメガヒットはなんといっても「味噌炒り卵」でしょう。 早速作って、弁当おかずになりました。 表紙がどうしてもBLやラノベっぽくてアレなんですが、大好きな作品です。
Posted by
「四月」 焼き肉。 簡潔過ぎる文面から読み取れという方が難題だが、来てしまった以上は追い返せないな。 「五月」 芦屋バル。 物を捨てられずしまい込んでしまうと、いつか溢れ出して大変なことになりそうだよな。 「六月」 肉団子。 環境の変化についていけなければ、心と身体のバランス...
「四月」 焼き肉。 簡潔過ぎる文面から読み取れという方が難題だが、来てしまった以上は追い返せないな。 「五月」 芦屋バル。 物を捨てられずしまい込んでしまうと、いつか溢れ出して大変なことになりそうだよな。 「六月」 肉団子。 環境の変化についていけなければ、心と身体のバランスが崩れて大変なことになるよな。 「七月」 中華料理。 食べきれないからと断念しそうでも、持ち帰る事が出来るなら気にせず食べれそうだな。 「八月」 サンドイッチ。 まだまだ次にやることはあれど、一区切りである締切を打破した喜びはすごそうだよな。 「九月」 カレー。 少し工夫するだけで普段とは違う味わいを出せるが、それが面倒だったりするんだよな。 「十月」 居酒屋。 お互いに落ち着ける相手だからこそ、生活リズムが違うとはいえ一緒に暮らせるのだろ。 「十一月」 ベトナム料理。 一度筆が進めば登場人物たちが動いてくれそうだが、きっかけを作るのは大変だろうな。 「十二月」 串カツ。 知っていて当日に祝うことが出来ないのと、知らずに後日になるのでは違ってくるだろう。 「一月」 ジンギスカン。 普段と違う時間の流れと一人きりという空間は、ふとした瞬間に孤独感を感じそうだよな。 「二月」 フレンチ。 さり気ない気遣いがファンにとっては凄い嬉しい事だが、数少ないからこそ出来るのかも。 「三月」 ビーフシチュー。 相手の事を考えてしまうと、嬉しい出来事でも直ぐに共有出来なくてヤキモキしそうだな。
Posted by
眼科医の遠峯が暮らす芦屋の一軒家に、高校時代の 後輩でスランプ中の作家・白石が転がり込み、 突然同居生活が始まった。みそ炒り卵、コロッケ 載せチキンカレー…。今日もふたりで 「いただきます!」。男ふたりのごはん歳時記。
Posted by
期待してなかったけど、とても良かった。 神戸行きたいー!出てくる料理が美味しそうで夜中に読むのはキツかった。 とくに何が起こるわけではなく、たんたんと進んで行くんだけど、ゆる〜く美味しそうで何も考えずに読めるのは楽しい。
Posted by
男ふたりが12か月間美味しいご飯を食べる話。(タイトルのまんま) 「最後の晩ごはん」と同じくご当地グルメ小説です。ばんめし屋とのコラボないかなと期待したけどさすがになかった、残念。でも最後2人がお花見した芦屋川沿いはばんめし屋の近くですね。作者さん芦屋在住なのかな。美味しいお店と...
男ふたりが12か月間美味しいご飯を食べる話。(タイトルのまんま) 「最後の晩ごはん」と同じくご当地グルメ小説です。ばんめし屋とのコラボないかなと期待したけどさすがになかった、残念。でも最後2人がお花見した芦屋川沿いはばんめし屋の近くですね。作者さん芦屋在住なのかな。美味しいお店とかたくさん知ってそう。イラストもかわいい。遠峯先輩は眼鏡という描写なのにかたくなに眼鏡姿では描かれていないのはなぜなんだろうか。 しかし、プロの作家がPixiv見てるという描写には思わずゾッ…とした。
Posted by
ほっこり微笑ましくお腹が減る小説です。 先輩と後輩のべったりしすぎない距離感。 背中くっつけてすわって、美味しいもの食べてるような関係が非常にツボでした。 早く旅行できるようになって欲しいなー、そしたら、本を片手に食べ歩きたい!料理はまねできても、お店の味はそうもいかないからなー...
ほっこり微笑ましくお腹が減る小説です。 先輩と後輩のべったりしすぎない距離感。 背中くっつけてすわって、美味しいもの食べてるような関係が非常にツボでした。 早く旅行できるようになって欲しいなー、そしたら、本を片手に食べ歩きたい!料理はまねできても、お店の味はそうもいかないからなー…
Posted by
芦屋の庭付き一戸建てに住む総合病院勤務の眼科医・遠峰の元に、高校時代の後輩にして小説家となった白石が転がり込んでくる。 タイトルままの、ひと月一章構成の12ヶ月ごはん本。 男ふたり、同居することとなった遠峰と白石。普段は各々の仕事をしつつ、白石が概ねの家事を申し出(なので無理せ...
芦屋の庭付き一戸建てに住む総合病院勤務の眼科医・遠峰の元に、高校時代の後輩にして小説家となった白石が転がり込んでくる。 タイトルままの、ひと月一章構成の12ヶ月ごはん本。 男ふたり、同居することとなった遠峰と白石。普段は各々の仕事をしつつ、白石が概ねの家事を申し出(なので無理せず放棄可)、夕飯は二人で、たまに外食、間食・おやつ。 本当にまったりと、二人の暮らしの『とある日の食』を読む作品です。 椹野さんの作品は、関西舞台・医療関係者・ごはんエピソードがよく盛り込まれていますが、これもまたそのうちの一つで、よりごはんにフォーカスされている。ほっこりと美味しい、癒しのひととき集。 文章では眼鏡男子の遠峰がイラストでは一貫して裸眼(ないしコンタクトかも)なので、表紙やページをめくって出会したときなど「へえ……(ストレートに顔がいい)」と思ってしまう。 ごはん本らしい挿絵イラストも可愛いです。
Posted by
高校時代の先輩後輩。それだけとも言える関係の遠峯と白石だけど、二人暮らしがすごく自然に見えて楽しそう。白石が作るご飯も、遠峯が見つけてくるデザートも美味しそうでお腹が空いてくる話だった。お互いに気を使いすぎないのがいいのかな。のんびりと穏やかな2人の生活を、もっと見ていたくなった...
高校時代の先輩後輩。それだけとも言える関係の遠峯と白石だけど、二人暮らしがすごく自然に見えて楽しそう。白石が作るご飯も、遠峯が見つけてくるデザートも美味しそうでお腹が空いてくる話だった。お互いに気を使いすぎないのがいいのかな。のんびりと穏やかな2人の生活を、もっと見ていたくなった。
Posted by
眼科医遠峯は芦屋の古い一軒家で暮らしている。 そこに高校の後輩白石が転がり込んでくる。 彼は小説家だがもっかスランプ中。 しかも東京のアパートが立て替えられるから追い出された。 スイーツ大好き、そして美味しいものには目がない遠峯と、 パパっとあるもので料理を作っちゃうし、料理エ...
眼科医遠峯は芦屋の古い一軒家で暮らしている。 そこに高校の後輩白石が転がり込んでくる。 彼は小説家だがもっかスランプ中。 しかも東京のアパートが立て替えられるから追い出された。 スイーツ大好き、そして美味しいものには目がない遠峯と、 パパっとあるもので料理を作っちゃうし、料理エッセイなんかもブログで発信してる白石2人の、 明るく楽しい日常。語りも軽妙でとっても楽しい内容です。
Posted by
亡き祖母の家に一人暮らしをしている眼科医遠峯の所に、高校時代の後輩で現在小説家でスランプ中の白石が転がり込んできて、三十路男子の同居生活が始まった─ 設定だけ見ればBL好きが身を乗り出しそうですが(笑)、そうではなくて、12ヶ月ごとの2人の食生活を中心にあくまでほのぼの和気あいあ...
亡き祖母の家に一人暮らしをしている眼科医遠峯の所に、高校時代の後輩で現在小説家でスランプ中の白石が転がり込んできて、三十路男子の同居生活が始まった─ 設定だけ見ればBL好きが身を乗り出しそうですが(笑)、そうではなくて、12ヶ月ごとの2人の食生活を中心にあくまでほのぼの和気あいあいとした健全な雰囲気でお話しが進んでいきます。こんなふうに気を使いすぎず、誕生日や記念日には特別なご馳走を一緒に食べられる同居人がいるのって理想ですよね。小難しいことは無しに幸せな気分になれる本だと思いました。
Posted by
- 1
- 2