男ふたりで12ヶ月ごはん の商品レビュー
標題やジャンルで尻込みしたら勿体ない、そんな一冊です。 読み進めるごとに二人のいる空間が暖かみを増して、輪郭が鮮明になってくる心持ちになる。ここの廊下の角を曲がったらこの部屋のなかに居るんじゃないか、そんな情景すら浮かぶ。読了後心が暖かくなった。 とにかく美味しいものを登場さ...
標題やジャンルで尻込みしたら勿体ない、そんな一冊です。 読み進めるごとに二人のいる空間が暖かみを増して、輪郭が鮮明になってくる心持ちになる。ここの廊下の角を曲がったらこの部屋のなかに居るんじゃないか、そんな情景すら浮かぶ。読了後心が暖かくなった。 とにかく美味しいものを登場させてくれるので、類するものが食べたくなるのに注意。出てくるお店が実在しているらしいとも聞いて近くのひとが羨ましい。
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タイトルがタイトルで作者も作者ですが BL臭なく読みやすいです 出てくる料理やスイーツが美味しそうで しかも実在する いってみたいお店が増えました
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「最後の晩ごはん」の著者による、同じく芦屋が舞台の「おいしい生活」 季節は巡って、ちょうど一年分。 眼科医の遠峯朔(とおみね さく)は、祖母が残した古い一戸建てで一人暮らし。 そこへ突然、高校時代の部活の後輩、白石真生(しらいし まなぶ)が転がり込んでくる。 白石は小説家になっ...
「最後の晩ごはん」の著者による、同じく芦屋が舞台の「おいしい生活」 季節は巡って、ちょうど一年分。 眼科医の遠峯朔(とおみね さく)は、祖母が残した古い一戸建てで一人暮らし。 そこへ突然、高校時代の部活の後輩、白石真生(しらいし まなぶ)が転がり込んでくる。 白石は小説家になっており、作家生活初の深刻なスランプに陥っていたのだ。 しかし、もう13年も年賀状のやり取りだけだったのに、何故、遠峯先輩を思い出してしまったのか? 運命? 幽霊も出てこないし、胸がギュッと痛くなるような深刻な事件も起こりません。 その分、こまやかな心の揺れや、存分に美味しいものが描かれている。 深刻な事件が起こらず毎日おいしいものが食べられるのがどんなに幸せなことなのかしみじみ感じます。 面倒くさい恋愛のドロドロもないし。 こりゃ、二人とも結婚の必要性なんか全く感じなくなっても仕方がない。 いや、自分に甲斐性があったら白石くんを嫁に欲しいなあ~ シチュエーションとしてはいつでもBLになだれ込みそうですが、その辺は匂わせず、まるで兄弟みたいな感じなのがなんとも微笑ましいところ。 出てくるお店はほとんど実在するようで、グーグルマップを見ながら読むのが楽しいです! 芦屋近辺の人がうらやましいかぎり。
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芦屋を舞台に男子(30代)二人の穏やかな生活。 高校時代の先輩後輩の関係で、ほどよい距離感の保ち方とお互いへの気遣いで ほのぼのした気持ちで読めます。 芦屋が主な舞台で、神戸~大阪間の美味しそうなお店がたくさん登場するので 是非とも行ってみたいです(*´∀`) 設定上BLにも見...
芦屋を舞台に男子(30代)二人の穏やかな生活。 高校時代の先輩後輩の関係で、ほどよい距離感の保ち方とお互いへの気遣いで ほのぼのした気持ちで読めます。 芦屋が主な舞台で、神戸~大阪間の美味しそうなお店がたくさん登場するので 是非とも行ってみたいです(*´∀`) 設定上BLにも見えないこともないですが、普通の友情(?)くらいですので大丈夫です(笑) リクエストを言えば、文章上の先輩はメガネ姿のようなので イラストもそのパターンをお願いしたいです…!笑
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軽いタッチの作品なのであっという間に読み終えました。 美味しそうな食べ物が沢山出てきて、ケーキ屋さんに走りたくなりました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりに椹野作品を読みました。 あいかわらず、読んでるとお腹が、空いてくる飯テロ作品でした。 実際の場所に住んでたら、ケーキ屋に走って買いに行きたくなるようでした。芦屋に行く機会あまりないけど、ケーキ屋さんで買いたい。 別の作品では、ブログ形式の話だったりしたのが、連絡手段LINEになってるし。pixiv小説でてきたり。ちょくちょく挟まれる和製日本語が以前より難解になってるのと、故意におかしな日本語喋ってるのか、台詞や変換や誤字のミスなのかわかりにくいとこありますが、ほのぼのしてて読みやすいです。 ただ、BL的要素も期待して読むと、あくまでも気の合う先輩(男)眼科医と後輩(男)スランプ中の小説家なので物足りない人もいるのかも。
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一人暮らしをしているところへ転がりこんできたのは 大学時代の後輩。 転がり込んできてから、の12か月分の話ですが 1月1月、視点が家主と店子で視点が変わっていきます。 互いがどう思っているのか、も面白かったですし 双方の性格が出ていて、愉快でした。 が、一番のメインはやはり食事...
一人暮らしをしているところへ転がりこんできたのは 大学時代の後輩。 転がり込んできてから、の12か月分の話ですが 1月1月、視点が家主と店子で視点が変わっていきます。 互いがどう思っているのか、も面白かったですし 双方の性格が出ていて、愉快でした。 が、一番のメインはやはり食事! それはもう美味しそうでたまりません。 これがまた、実在している甘味処が出てきたり、で いつものことながら、おやつと食事時間前に 読んではいけない内容になっています。 ここまで生活がすれ違っているなら、確かに暮らしやすい。 ですが…どこまで散らかしているんだ家主、と 疑問いっぱいの家の中、でした。
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