哲学がわかる形而上学 の商品レビュー
「形而上学とは?!」と大上段に振りかぶることなく、机と いう卑近なものから話を始め、「机とはなにか」「円とは なにか」「変化とはなにか」と段々と哲学的な=ややこしい 話題に移っていき、最後の「形而上学とはなにか」という章 を読み終わる頃には「形而上学とはなにか」まではわから なく...
「形而上学とは?!」と大上段に振りかぶることなく、机と いう卑近なものから話を始め、「机とはなにか」「円とは なにか」「変化とはなにか」と段々と哲学的な=ややこしい 話題に移っていき、最後の「形而上学とはなにか」という章 を読み終わる頃には「形而上学とはなにか」まではわから なくても、形而上学ではどのようなものをどのように考える ものなのかという「雰囲気」くらいはわかるように上手く まとめられている、教科書としてもいい入門書だと思う。 原題「Metaphysics:A Very Short Introduction」はだて ではないし、ひょっとしたらGoodを足してもいいかもしれ ない。 もちろん足らない部分もあるのだが、訳者による解説・読書 案内もあるので十分なのではないだろうか。
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非常に読みやすくさらっと読めてしまったので,時間をあけてもう一度読んでみたい. 因果,時間等について考えたことがある人からすると物足りないところもある.
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【由来】 ・図書館の岩波アラート 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
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机とはなにか 円とはなにか 全体は部分の総和にすぎないのか 変化とはなにか 原因とはなにか 時間はどのように過ぎ去るのか 人とはなにか 可能性とはなにか 無は存在するのか 形而上学とはなにか 答えはなく、ただ投げ出される。 考え方のヒントだけ与えられて。
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