オンナの奥義 の商品レビュー
2021年24冊目。 聞かない力…とつぶやく阿川さんのご主人に笑った!!! これから訪れる親との別れ、更年期の日々。いろいろと考えさせられたり覚悟が出来たり。 誰とも会って話せないこのご時世。それでも、こうしてページをめくれば誰かと話している様に感じる。これだから読書はやめられな...
2021年24冊目。 聞かない力…とつぶやく阿川さんのご主人に笑った!!! これから訪れる親との別れ、更年期の日々。いろいろと考えさせられたり覚悟が出来たり。 誰とも会って話せないこのご時世。それでも、こうしてページをめくれば誰かと話している様に感じる。これだから読書はやめられない。
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いや〜面白かった。拾い読みするつもりが全部読んでしまった。イケてる60代2人の、恋愛から結婚、仕事、女性特有の身体のこと、更年期障害などなど、のおしゃべり対談本。 更年期障害については全く未知の世界で、自分の身にもいつかこう言うことが起こるのか、、と知れたのは大きい。女って大変だ...
いや〜面白かった。拾い読みするつもりが全部読んでしまった。イケてる60代2人の、恋愛から結婚、仕事、女性特有の身体のこと、更年期障害などなど、のおしゃべり対談本。 更年期障害については全く未知の世界で、自分の身にもいつかこう言うことが起こるのか、、と知れたのは大きい。女って大変だ、、 ▼「結局、自分の能力は自分でわからない。人が見てるもんだ。「ここは私の場所じゃない、私の能力が活かせる場所は他にある」と言う考え方は、ちょっとおこがましいと思うの。」 ▼「仕事って、好き、とかそういうことの前に、これしかない、と思えるかが大事だと思う。」 ▼「きっと人は、自分ができないことをやってのける人を嫌悪するのね。自分が憧れている事なら、なおさら。」 ▼「紫の下着って、(そんなつもりはなくても)やっぱりなんか違う哲学が出ちゃうじゃない?」 声出して笑った。笑
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阿川佐和子さんのエッセイはよく読むので知ってたのですが、大石静さんがこんな行動的な方だとは知りませんでした。楽観的でも悲観的でも成功されてて面白い。
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エッセイスト・阿川佐和子さんと、脚本家・大石静さんの対談本。恋愛、結婚、仕事、更年期、死などについてカジュアルにおしゃべりしている。 毎週土曜日の朝、息子と一緒にシンカリオンというアニメを見ている。番組が終わると、「サワコの朝」の予告が始まる。毎回、様々なゲストを呼んで話を...
エッセイスト・阿川佐和子さんと、脚本家・大石静さんの対談本。恋愛、結婚、仕事、更年期、死などについてカジュアルにおしゃべりしている。 毎週土曜日の朝、息子と一緒にシンカリオンというアニメを見ている。番組が終わると、「サワコの朝」の予告が始まる。毎回、様々なゲストを呼んで話を聞くトーク番組のようだ。ゲストに座ってもらう椅子にこだわりがあり、毎回阿川さん自身が選んでいるという。シンカリオン自体、録画で見ることがほとんどなので、「サワコの朝」自体を見たことはないけれど、ゲストを迎える阿川さんの笑顔と爽やかなトーンだけは記憶に残っている。 大石静さんは、少し前に読んだ「四つの嘘」や、ドラマ「セカンドバージン」が印象的。複雑な生い立ちで、現在もなかなかぶっ飛んだ夫婦関係も送っているということをこの本を読んで知った。 なんとかなる!という気持ちでとりあえずやってみる楽観主義的な阿川さん(新婚)と、仕事でもプライベートでもかなり悲観主義的な大石さん(結婚40年)。性格が全く違う二人だが、互いに迎合することも否定することもなく、相入れない意見があってもそこに「新しいことに出会った面白さ」を感じることで愛をもって割り切り、楽しんで会話を続けていた。そういえばわたしも、一番気のおけない親友とは似ても似つかない性格。正反対な性格の相手と関係を継続するのは努力がいるけれど、その努力は惜しまずにいたいものだなぁと感じる。
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長年第一線で活躍された二人の会話が小気味よい。 更年期障害など大変な事も、どんな風に周りに伝えて乗り越えたかが書かれていて、参考になった。
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いくつになってもやはり、素敵に生きている少し先輩の姿というのはとてもいい。 このまま歳を重ねていっても、その先には こんな痛快な日々が待っていると思えば 安心して日々を過ごせるというもの。 どんな本音を口にしても、下品にならないお二人の会話はお見事です。 『セクハラ禁止がTVと男...
いくつになってもやはり、素敵に生きている少し先輩の姿というのはとてもいい。 このまま歳を重ねていっても、その先には こんな痛快な日々が待っていると思えば 安心して日々を過ごせるというもの。 どんな本音を口にしても、下品にならないお二人の会話はお見事です。 『セクハラ禁止がTVと男をダメにした』 『なぜ不倫をした人をまるで殺人でもしたかのように叩くのか・・・』 リアルタイムではタブーでも、世代的におおいに共感できる話がてんこ盛りでした。
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さすがに第一線で活躍されている2人。 苦しい人生経験も、含蓄のある考えかも持ちつつ、少女のようなフレッシュな女子感覚も兼ね備えている。 一見くだらなく、くだけつつ、時々ピリリと現実的なしぶとさを見せつつ話が進む。 そして会話は、純度100%の女同士の会話。 多分、男はこのテン...
さすがに第一線で活躍されている2人。 苦しい人生経験も、含蓄のある考えかも持ちつつ、少女のようなフレッシュな女子感覚も兼ね備えている。 一見くだらなく、くだけつつ、時々ピリリと現実的なしぶとさを見せつつ話が進む。 そして会話は、純度100%の女同士の会話。 多分、男はこのテンポ、女子的内容の会話においそれとは入れないでしょう。 なので、時々、ついていけない時がある 例えば、下着の話や彼氏との恋愛話などは、肉親にされているような気分になって恥ずかしくなってしまう。(そっと、身をひそめ、会話から退出したくなる気分になるというか。) 共感をもって読めたのは、小さい時の家族の話。 家族の死、病気の話。 更年期障害。 私はこの会話が一番面白かった。 歳をとり、女性として変化していくこと 男にはない大変革が人生で何度も起こる、女性は体の変動と共に生き、だからこそ自分の体ときちんと向き合い、柔軟に生きていけるのではないか。 男は、社会(ほとんど会社関係のこと)ばかり意識して、自分が、個人的に何であるか、というものを意識できない気がする。
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いい!真面目に感想書くと、下着のこだわりから、恋愛経験、更年期の乗り越え方、死に対する考え方まで、わたしみたいな小娘とは経験値が違いすぎるなあって。笑 でもいろんな苦難を経たあと、こんなにユーモア溢れる素敵な女性になれるものなのだろうか。憧れる。 わたしは阿川さんの楽観主義的...
いい!真面目に感想書くと、下着のこだわりから、恋愛経験、更年期の乗り越え方、死に対する考え方まで、わたしみたいな小娘とは経験値が違いすぎるなあって。笑 でもいろんな苦難を経たあと、こんなにユーモア溢れる素敵な女性になれるものなのだろうか。憧れる。 わたしは阿川さんの楽観主義的考えで絶対いたいタイプ。生きるってことは「ああ、幸せだ」と感じる瞬間の繰り返し、って考えているところとか。大石さんの方は苦労も多かったからか、どうしても生きることは試練だ、と考えているところがあって、他にも二人が正反対の意見を持っている部分が何度か出てくるんだけど、毎回面白く尊重しあって進んでいく。 仕事において、成功してる人が必ずしもその仕事が好きで毎日楽しくて仕方ない!というわけではないんだな。これだけ成功していても「ほぼ毎日辞めたいと思う」「6年間で褒められたのは3回くらい」だなんて。好きでも嫌いでもとにかく目の前の仕事をこなし続けていればだんだん形になっていくもの、と。たとえば自分にはこれしかない、みたいな覚悟の方が大事。 こんなおばちゃん世代と腹を割って話したことのないわたしにはとても勉強になりましたな。
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ずーっと仕事を続けるっていう私の目標を素晴らしいかたちでやってきてる2人。私もこんな風になりたい。考え方が知れて良かった。
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