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健康で文化的な最低限度の生活(6) の商品レビュー

4.4

16件のお客様レビュー

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2022/12/07

アルコール依存症は、「否認の病」ですからね…「自分にはアルコールの問題はない」が、第一の否認。そして、第二の否認。「自分にはアルコール以外の問題がない」 神様、私にお与えください_自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを_変えられるものは変えてゆく勇気を_そして、二つのものを...

アルコール依存症は、「否認の病」ですからね…「自分にはアルコールの問題はない」が、第一の否認。そして、第二の否認。「自分にはアルコール以外の問題がない」 神様、私にお与えください_自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを_変えられるものは変えてゆく勇気を_そして、二つのものを見分ける賢さを

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2022/09/23

前巻から続くアル中の話。真の酒好きは依存症などならない。ビール、焼酎、日本酒、洋酒、ワイン…彼らはそのものの価値が分かっている。一杯一滴を大切に味わう。無闇に飲み過ぎることなどない。本当は酒など好きではない人が中毒になる。得てして彼らは真面目である。味わう以外の目的を大事にする。...

前巻から続くアル中の話。真の酒好きは依存症などならない。ビール、焼酎、日本酒、洋酒、ワイン…彼らはそのものの価値が分かっている。一杯一滴を大切に味わう。無闇に飲み過ぎることなどない。本当は酒など好きではない人が中毒になる。得てして彼らは真面目である。味わう以外の目的を大事にする。「酒と泪と男と女」ーー酒で苦しみを忘れることなどできない。前後不覚に陥るだけだ。それでもやめられないのは、悩みを吹き飛ばしてでも、やらねばならぬことがあるからだ。律儀である。同じ轍に嵌った人こそが分かりあえる。助けねばならない。 ーーーーーーーーーーーーー ●酒と泪と男と女[https://www.youtube.com/watch?v=Uxy9Keo_KVc] ーーーー酒を飲んでも、嫌なことを忘れることや寂しさを紛らわすことはできない。酔うとはそういうことではない。男はこうで、女はああだ、なんて決めつけられるものでもない。だが、物語や歌詞はとある架空の世界への憧憬を語るもの。この世界はこれで大事にしたい。

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2022/03/28

2018年2月4日発売。 第46話ㅤここから 第47話ㅤ兄弟 第48話ㅤ否認の病 第49話ㅤ日々の暮らし 第50話ㅤ帰れる家にしよう 第51話ㅤ働く男 第52話ㅤよりによって 第53話ㅤ真夏日 第54話ㅤ雷注意報 第55話ㅤ自助グループ 第56話ㅤこれから

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2021/10/28

アルコール依存症の赤嶺さんの話がメインの第6巻。 前巻から続いて、アルコール依存症とは本人の意志の力ではどうにもならない病気であること、まず本人がアルコールの前で自分が無力であることを認めなければいけないこと、という点がしみじみと伝わるストーリー。 それだけにつかず離れず、で...

アルコール依存症の赤嶺さんの話がメインの第6巻。 前巻から続いて、アルコール依存症とは本人の意志の力ではどうにもならない病気であること、まず本人がアルコールの前で自分が無力であることを認めなければいけないこと、という点がしみじみと伝わるストーリー。 それだけにつかず離れず、でも心配の気持ちは伝えるのがベターであるというケースワーカーという仕事の難しさも伝わる。 特にアルコール依存症の治療法が1935年に初めて発見、確立されてきたというのも驚きというか、人類にとって大きな病だったのだなと感じる。 この巻にはドラマティックな展開はないけれど、一貫してためになる漫画です。

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2021/01/08

アルコール依存症の回。自分の意志ではどうにもならないことと認識してからが治療のスタートなんですよね。何度も何度も失敗するかもしれない。そこでもう一度チャレンジ出来るかというのは周りの支えが大きいんでしょうな。自暴自棄になっても受け入れてくれる人。

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2020/07/12

借りたもの。 この巻で重点を置かれているアルコール依存症問題。 病識の無い依存症患者と、酒に依存する姿勢の理由を端的にまとめてあった。 アルコール依存症の問題を良く知らないえみるが手探りで医療につなげようと奮闘する。 それは理詰めや情に訴えるような手段であることに不安を感じる…...

借りたもの。 この巻で重点を置かれているアルコール依存症問題。 病識の無い依存症患者と、酒に依存する姿勢の理由を端的にまとめてあった。 アルコール依存症の問題を良く知らないえみるが手探りで医療につなげようと奮闘する。 それは理詰めや情に訴えるような手段であることに不安を感じる……効果的とは言い切れないから。 これはアルコール依存症を知らない人の、医療につなげる方法を知らない、ごく普通の反応。 ようやく医療と自助グループにつなげることができたが、就業した先が居酒屋で、案の定、結局再飲酒してしまい逃亡する…… しかし、家族にまで見限られている人間の、その手を掴むえみるの描写が情に訴えるようなものでありながら、ケースワーカーとは何かを端的に表していると思った。 それが「健康で文化的な最低限度の生活」なのか、色々思うところがある。 その中で、以前担当した生活保護受給者が受給を打ち切り、再び就業し明るい表情で働いている姿に、希望を見る。

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2019/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アルコール依存症の回、いったん終結です。 赤嶺さんから涙をおとさせた施設長さんの話がすごい。 よくわかる。 皆それぞれ戦ってるから、 それぞれの抱えているものと、 だから孤独で、 やりすごすうまい方法もないまま、 ある人はたまたま酒に走って・・・。 だけど一人じゃないって実感をこめて言えるのは、 今も現役で戦ってるから なのか。。。 どう生きていけば正解が見つかるんだろうね。 難しいね。 だけど同じように悩んでいる人がいるかもしれないね。 そう思うことは、 生きていくを続けていく上で、 希望のようなものになるかもしれない。

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2018/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「アルコール依存症編」完結 傍若無人な振る舞いと思った赤嶺の行動も、施設長にとっては想定内というのが、依存症の怖さを際立たせているかと。 半田、山内とかいろいろと助言をえみるにくれるのが救い?

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2018/08/18

仕事で依存症者の担当をしていたので 全く他人事に思えなかった。 スリップした後から疑心暗鬼になって、うちを辞めていった。 救おうなんて大それたこと考えてなかったけど、 居場所になれなかったことが悔しくて泣いた。 アルコール依存症は人間関係の病というが、なるほど。 "疲...

仕事で依存症者の担当をしていたので 全く他人事に思えなかった。 スリップした後から疑心暗鬼になって、うちを辞めていった。 救おうなんて大それたこと考えてなかったけど、 居場所になれなかったことが悔しくて泣いた。 アルコール依存症は人間関係の病というが、なるほど。 "疲れた時、頭にきた時、辛くなった時、嫌な気持ちを吹き飛ばす時に飲む。酒以外考えられない。酒は何も言い返してこない。人の苦しさをただ淡々と受け入れてくれる" "本来の人に頼って生きる方法を何とか見つけない限り、いつでも簡単に元の生活に戻ってしまう" だから自助グループで助け合って生きてこうって治療なんだけど、 うちの人たち皆さん自助グループ嫌いなんだよな。 それも否認てことなのか。 自助グループでなくとも、何かしら帰属できる場所が見つかるといんだけど...

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2018/07/16

読了。面白かった。一気に読んだ。小6の娘と奥さんも読んでいた。ドラマがヒットするといいなと思う。生活保護のこと知らなかった。

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