ブルックリンでジャズを耕す の商品レビュー
言語や文化、さらには差別のカベを感じられつつも、柔軟にやり過ごされていることに励ましをもらった感じ。
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ポップスシンガーとしての地位や収入を全て捨て、47歳でジャズピアニストになるためにNYの名門ジャズスクールに入学した大江千里の軌跡については、前作「9番目の音を探して」で詳しく知ったが、そのあまりの面白さに、続編としてつい先日出版された本作も書店で見つけて衝動買いしてしまった。 ...
ポップスシンガーとしての地位や収入を全て捨て、47歳でジャズピアニストになるためにNYの名門ジャズスクールに入学した大江千里の軌跡については、前作「9番目の音を探して」で詳しく知ったが、そのあまりの面白さに、続編としてつい先日出版された本作も書店で見つけて衝動買いしてしまった。 本作では、The New School for Jazz and Contemporary Musicでの4年間の学生生活を終えて、ジャズピアニストとしてデビューした後の生活が中心に描かれる。ブルックリンを舞台に、自然体で生活する数々のエッセイは、気負いなく読めて、朗らかな気持ちにさせてくれる。
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