ブルックリンでジャズを耕す の商品レビュー
なんか良かったですね。 当たり前ちゃあ当たり前だけど、 天性のセンスはあるんでしょうね。 音楽だけでなくて。文章とか写真とか、生活も。 でも、 それにあぐらをかくという選択をしなかった、 その凄さは、心から尊敬します。 音楽も聴いてみようと素直に思いました。
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2008年に47歳でアメリカに渡りジャズを学び、52歳でジャズレーベルを立ち上げ演奏活動などもしている大江千里の身辺雑記という感じのエッセイ。ジャズの名曲をタイトルに借りた42編、約350ページ。やっぱり文章よりは音楽の人だよなと思う。各編が長かったり短かったり、何を言っているの...
2008年に47歳でアメリカに渡りジャズを学び、52歳でジャズレーベルを立ち上げ演奏活動などもしている大江千里の身辺雑記という感じのエッセイ。ジャズの名曲をタイトルに借りた42編、約350ページ。やっぱり文章よりは音楽の人だよなと思う。各編が長かったり短かったり、何を言っているのかちょっとわからんくだりも。正直なところ途中でやめちゃおうかと何回か思ったんだけどなあ。 最後のほうでN.Y.に来た頃の日々が書かれていて、その頑張り加減がいいなあと思った。それこそ日本では芸能人(アーティスト)だった人が、別の道で一から始めるってすごいことだよね。ちょっと甘いんじゃないのって感じのこともあるし、いくら転身っていっても過去のつながりだってあるしねと思うけど、それでもそれでも自らも転身を考えつつ踏み出せずにいる自分にはちょっと弾みがつく感じだった。
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2020年8月5日読了。 ●ユダヤのクリスマス的な祭り、ハヌカの飾り ●P244 ラテンのダンソン(キューバで20世紀初頭よく 踊られていたリズム)やソンという即興で歌詞を 作って行く伝統音楽。 ●P268 人間は自分が思う以上に脆くてスレスレなロープ の上...
2020年8月5日読了。 ●ユダヤのクリスマス的な祭り、ハヌカの飾り ●P244 ラテンのダンソン(キューバで20世紀初頭よく 踊られていたリズム)やソンという即興で歌詞を 作って行く伝統音楽。 ●P268 人間は自分が思う以上に脆くてスレスレなロープ の上を綱渡りする軽業師なのだ。 舞台を降りると2度とその上には戻れない。 今の自分の身の丈をしっかり把握して どう等身大で生きるか、 それこそがジャスをやる上でも大事な テーマなのだ。
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ゴツゴツとした日常。それをしっかりと乗り越える。 ワラビーの頃から知っている。もう直ぐ還暦のジャズメン。まぶしいぞ、その姿。
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2018年11月20日読了。図書館で借りた。 『9番目の〜』の続きになる。 やはりおもしろかった。やっと読めた。 文庫が出たら買いたい。
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大江千里さんの著書。愛犬の「ぴ」ちゃんと一緒に、アメリカでジャズ・ミュージシャンとして、どのような生活を送っているかが書かれている。 かっこいいじゃないか!!Senri Oe! 夢を追って47歳からの挑戦。音楽学校に通って、会社立ち上げて、ガタガタの体に鞭打って、いろいろな場所で...
大江千里さんの著書。愛犬の「ぴ」ちゃんと一緒に、アメリカでジャズ・ミュージシャンとして、どのような生活を送っているかが書かれている。 かっこいいじゃないか!!Senri Oe! 夢を追って47歳からの挑戦。音楽学校に通って、会社立ち上げて、ガタガタの体に鞭打って、いろいろな場所での演奏活動。時にはトラブルにあったり、いい出会いがあったり。正直、ポップシンガーの大江千里は好きな歌手ではなかったが、すごく応援したくなりました。
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『ブルックリンでジャズを耕す 52歳から始めるひとりビジネス』(著:大江千里) 今年に入ってから読了した本がたまってる・・・ 付箋部分を抜粋します ・ポジティブであることは受け入れること。あれもあり、これもあり、と面白がれること。どうにもならない命題は 世界にゴマンとあ...
『ブルックリンでジャズを耕す 52歳から始めるひとりビジネス』(著:大江千里) 今年に入ってから読了した本がたまってる・・・ 付箋部分を抜粋します ・ポジティブであることは受け入れること。あれもあり、これもあり、と面白がれること。どうにもならない命題は 世界にゴマンとある。ほじくり出してもしょうがないことを唱えるよりも「違う」ということに目を開き 相手に耳を澄ます(p18) ・サイレントマジョリティーという言葉がある。SNSなどで反応がなくとも、静かにそれを見つめている人の数は 思いの外けっこう多いというような意味だ(p50) ・だいたい人生などいつ終わるかわからない。今日のこの目の前の散歩を、今までで一番のものにしてやらないと 僕たちの生きている意味がない(p53) ・人生は短い。 大事な人に伝え忘れることのないように、言いだしかねて悶々とするのはやめよう(p73) ・そして物事が起こったら、なるようにしかならない。やるだけのことをやってあとは考えない。悪いことがあったら 必ず良いことが次に来る(p110) ・これからも人生は驚きの連続かもしれないが「ユーモア」を忘れずに「毛布」に包まらず、裸一貫で立ち向かいたい(p187) ・ちょっと考えがまとまらないときは、歩くとどんどんアイデアが整理されていくのがわかる(p189) ・楽観的で明るく、陽気で世話好き、人生の瞬間瞬間を心底楽しみ、その代わりに、先の事はあまり深く考えない(p246) ・お金はかかる。ボーっとしていても出てゆく。何を学ぶかを決めていないと漫然と無駄にする(p271) ・右も左もわからない世界では、家庭教師でも病院関係者でも、「人と関わる、コミットできる場所」を少しでも多く持っておくことが 大事な「鍵」なのだということを実感した(p272) ・確かに、お金はかかる。が、本気で恥ずかしさやプライドを捨て、いろんなところへ出かけていけば、節約して学べる道は 意外にたくさんあることに気がつく(p274) ・生きているとお金はかかる。何にかかって何にかからないかを一旦冷静に把握してみる。自分に合ったやり方でいい(p275) ・要は他人に任せる回数が増えるたび、そこにフィーがかかるということ。それが雪だるま式に大きくなると赤になる。 ひとりビジネスの宿題は、まだまだ答えあわせをしながら進んでいくことになる(p282) ・手渡しの音楽。生き方のパッケージ。大量宣伝だけでは「モノ」は売れず、体験としての「コト」「物語」が必要なんだと思う(p284) ・40代になるとはっきりと身体的にも曲がり角という自覚が芽生え、少しスピードが落ちる。人との別れを経験し、人生に 限りがあること、そして人生が1回しかないことをはっきり意識し始める(p290) ・だから常にバイオグラフィーや音源のプロフィールを作り自分で売り込む(p300) ・「あーやってあれこれ考えつつ作ったものが人の好意と力でさらに別の人の元へこうやって届くんだ」(p304) ・本当にこんな経験値の少ない未完成な僕が出ていいのか?内心逡巡していたが決まったからにはやるしかない。こんなチャンス もうこの先ないかもしれない。いつもこうやって自ら奮い立たせて立ち向かっていく(p306) ・「続ける」ことの意味を思う。この収入で食費を賄い、静かに練習し曲を作り、文章を書き、体を動かす。「生活」はとりあえず 前へ進む。これに臨時収入やCDの売り上げが加わると、それなりに暮らせる(p323) ・何をやってもうまくいかず、先が見えなかった。しかしそのときも「あきらめない」で「続ける」となんとか前へ進めた。 うまくいってないな、と思うときは焦ってもがこうとせず時を待つ。そして「やめない」こと(p328) ・本来の目的地とは違うなと思う方向に向かうことの多い人生で、逆風を受け、後ずさりしながらも、本来の目的地さえ あきらめなければ、その先に必ず何かしらのいいことが待っている(p331) ・今はライバルはいない。どうやっても「もう」人には敵わない、敵う必要もないことを知った。自分が演奏できている幸運。 だから一回でも人の心に深く残ったり動かしたりする演奏ができるよう全身全霊で貫くしかない(p339) ・運命という言葉がもしあるとすると、それを変えることはできるのだろうか?もしかしたら難しいのかもしれない。 しかしながら、自分がどう生きるかというのは自分自身が決めることだ。そう考えると今まで生きてきた道は自分自身が 選んだものであり、これからはまた新しく思いのまま「作っていく」ものだ(p342)
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ジャズのスタンダードナンバーに乗せて綴るNYでの日々。過去の栄光を誇ることなく肩の力を抜いて日々の生活を楽しむ、彼自身の表現を借りれば「Whimsical」な姿が印象的だ。 大江千里氏といえば幾つもの大ヒット曲を持ち俳優としても活躍し芸能界で相応の地位にありながら、47歳で単身...
ジャズのスタンダードナンバーに乗せて綴るNYでの日々。過去の栄光を誇ることなく肩の力を抜いて日々の生活を楽しむ、彼自身の表現を借りれば「Whimsical」な姿が印象的だ。 大江千里氏といえば幾つもの大ヒット曲を持ち俳優としても活躍し芸能界で相応の地位にありながら、47歳で単身渡米(ぴも一緒か)しジャズに邁進する生き方はなんだかすごい。本書だけ読むとブログみたいな内容だが、そうしたバックグラウンドも含めてなんだか不思議な力をもらえる本だ。
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歳を重ねても、住む国が変わっても、 演奏する音楽すら変わったとしても 大江千里という人が持つ魅力は 何も変わらないのだと思った。 前作も読んだが、作中で千里さんが 友人たちと何気なく交わす言葉などの端々に 「アメリカ生活もずいぶん長いんだなぁ」と 感じられるのが面白かった。
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前作を読まずに読んだけれど、文章からプロのジャズピアニストとして活躍している姿がイキイキとしていて、とてもよかった。読みながら、ジャズだけでなく、ポップス時代の音楽も聞いている。
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