「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方 の商品レビュー
『「ほめちぎる教習所」やる気の育て方』 著者 加藤光一 監修 坪田信貴 KADOKAWA 2018年 この本は褒めちぎる教習所で知られている三重県の南部自動車学校の取り組みを基に、褒めるということに焦点を当てた人間関係に関する本である。 まずこの本での「褒める」という意味に関...
『「ほめちぎる教習所」やる気の育て方』 著者 加藤光一 監修 坪田信貴 KADOKAWA 2018年 この本は褒めちぎる教習所で知られている三重県の南部自動車学校の取り組みを基に、褒めるということに焦点を当てた人間関係に関する本である。 まずこの本での「褒める」という意味に関しては少し世間的な意味合いとずれている。この本での「褒める」ということは承認するということである。つまり出来ることに注目して、そこを認めてあげることである。 南部自動車学校でもこの褒め導入することで、生徒数を増やし、事故率も減らし、免許の合格率も上げることができている。 そもそも、組織的にこの「褒める」という効果は組織のパフォーマンス向上、モチベーションアップ、離職の抑制、メンタルヘルス向上、不祥事の抑制の5つがある。 さて、このほめ方であるが3つのポイントがある。 1すぐ褒める 2魔法の3S(すごい さすが 素晴らしい)に理由をつける 3できることに目を向ける この3つをうまく使うことで今よりも人間関係をよくすることができる。 褒めるということ自体金銭報酬を得たのとおなじくらい脳の線条体が活性化するようだ。人間にとっての最高なレベルのやる気を引き出すと言っても過言ではない。 最後に個人的にいいなと思った箇所を引用する。 私が坪田塾での指導や、企業のコンサルなどで「ほめる」指導を行っていると、必ず聞かれることがあります。 「でも、叱るのも大事ですよね?」というセリフです。 私はそうは思いません。叱る必要があるとすれば、命に関わることだけで十分です。他のことで「叱る」のはなんの意味もない、むしろ逆効果になることの方が多いと考えています。(p60) 以前、坪田塾で、「何度言っても言うことが聞けない人に、何回言えばわかってもらえるのか?」を調べる実験をしたことがあります。 その結果、「ケアレスミスをなくすために必ずチェックをするという行動を取るためには平均532回いう必要がある」ということがわかりました。(p64)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
教習所には本当に嫌な思いでしかないため気になって手に取った。 ほめるお仕事についていたのもあって目新しいことはなかったように思う。 人をタイプに分けてそれぞれ効果的な褒め方があるということは意識したことがなかったな。 ただ、「大人の日本人の仕事に対する意欲が下がっている」ことと、「仕事中どんなときにもっとも嬉しいと感じたか」の調査を並べて書いて、モチベーションの低下に対する対応策のように書いているけれど、 それって本当に対応策なの?たぶんこと人の言いたいことのために印象操作されている感が少しある気がしてならない……
Posted by
「ほめちぎる」ことで、相手が成長することをチームでコーチングしている教習所。 若い人ほど承認効果が大きいことが具体的に伝えている本ですね。
Posted by
「ほめる」を取り入れることで、いい効果(生徒数アップ、免許合格率アップ、事故率ダウンなど)が出た事例が紹介されています。 ほめ方も紹介されていますが、大事なのは相手を理解すること。 それには、信頼関係を構築して、相手を尊重して話すことが欠かせません。 この2つを成し遂げるために、...
「ほめる」を取り入れることで、いい効果(生徒数アップ、免許合格率アップ、事故率ダウンなど)が出た事例が紹介されています。 ほめ方も紹介されていますが、大事なのは相手を理解すること。 それには、信頼関係を構築して、相手を尊重して話すことが欠かせません。 この2つを成し遂げるために、「ほめる」ことは非常に有効なツールであることを学びました。 ただ単にほめればいいということではないのですね。 奥が深いです。
Posted by
「ほめる」ことはほめられた人だけでなくほめた人も気持ちが良いのもです。 ほめ上手、そしてほめられ上手になりたいですね。
Posted by
◼️所感 ほめる大切さを伝える本として、読みやすく説得力がある。ほめシャワーやタイプ別ほめ指導など勉強になった。 ◼️やること ホメゴロシートを全員分かく。 目を見て挨拶+ポジティブ一言。 初対面でほめる すぐほめる 自信がない人はまず相手を認めるところから 実際してくれたこと...
◼️所感 ほめる大切さを伝える本として、読みやすく説得力がある。ほめシャワーやタイプ別ほめ指導など勉強になった。 ◼️やること ホメゴロシートを全員分かく。 目を見て挨拶+ポジティブ一言。 初対面でほめる すぐほめる 自信がない人はまず相手を認めるところから 実際してくれたこととそれが引き起こす大きなことをほめる 相手の自己受容感が最大になるように聞く。 ピグマリオン効果→期待されると伸びる
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
#瞬読アウトプット #瞬読道場20200201 ・ ほめることで教習所の生産性がアップ→入所者数増加。生徒の良い所を見つける→学習意欲、習熟度アップ→事故率の減少 ・ ほめることで指導員自身も明るくなり前向きなった ・ 3S:凄い!、さすが!、素晴らしい! ・ ミスがあってもその時の良かったことに触れてから修正点を教える。そうすれば生徒は理解しやすい ・ Yes, But法で叱る:相手を一旦認めてから注意を促す。認めることで生徒は聞く耳を持つことができる ・ すぐほめると効果絶大 ・ 相手の好意(やってもらったこと)に対しては「すみません」と言わず、(気遣ってくれて)「ありがとう」と肯定的に表現する→コミュニケーションがよくなる
Posted by
先生が厳しいとされている教習所を「ほめちぎる」教育方針に変えた南部自動車学校のお話と、ほめることのメリット・その方法を説明した本。 ほめることはプラスになるのか。会社の後輩を見てるとついつい教育という名の指摘をしてしまい、いいところは全く見てないのかもしれない。ほめることでやる気...
先生が厳しいとされている教習所を「ほめちぎる」教育方針に変えた南部自動車学校のお話と、ほめることのメリット・その方法を説明した本。 ほめることはプラスになるのか。会社の後輩を見てるとついつい教育という名の指摘をしてしまい、いいところは全く見てないのかもしれない。ほめることでやる気を上げて前向きにすることが大事なのかもと考えさせられた。ただほめるのはむずかしいんだよね、なんとなく。 いろんなほめかたがあるのだけれど、要は、その人・行動のよいところを見つけて肯定してあげること。これみたい。指摘はそのあとで、こうすればいいよ的な言い方で。 後輩のよいところを探すのが、上司の仕事なのかもしれない。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ほめる」ことの本当の意味は、 この本を読むまではわかりませんでした。 ほめるとやる気が出るなど、 何のためにほめるというのがあいまいでした。 でも、この本に答えが書いてあります。 「ほめる」=今どのくらいの基準に届いているかを知らせる 相手のできていることは○○です、次は○○だね!など、 今の現状を伝えること、次につながる行動を起こしてもらうことのために ほめるんだということがわかりました。 だからこそ、相手を観察して、先入観にとらわれず 前と比べてよくなっているところを認めていく。 本当にスッキリわかる本でした! 実践していきます
Posted by
このやり方でうまくいっているのならそれはそれで一つの正解なのだろう。 ただ、すべてがすべてこのようにうまくいくとは限らないという事も肝に銘じておくべきこと。 ようは現状がうまくいかない時にいかに対処方法を考えられるかという事が大切な事。 いずれ褒めるという事も有効...
このやり方でうまくいっているのならそれはそれで一つの正解なのだろう。 ただ、すべてがすべてこのようにうまくいくとは限らないという事も肝に銘じておくべきこと。 ようは現状がうまくいかない時にいかに対処方法を考えられるかという事が大切な事。 いずれ褒めるという事も有効にならない時代も来ることだと確信している。 監修の坪田信貴さんはいらない
Posted by
- 1
- 2