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ポンコツ武将列伝 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/02/17

(借.新宿区立図書館) 歴史書、ではないかな。いろいろな歴史関係書を読んで面白そうな記述を引っ張り出してまとめたといったところか。まあ、こういう本だと思って気軽に読めばよいのだろう。有名な武将よりあまり有名でない人の方が面白く読める。そういう意味ではこの本を読むきっかけとなった新...

(借.新宿区立図書館) 歴史書、ではないかな。いろいろな歴史関係書を読んで面白そうな記述を引っ張り出してまとめたといったところか。まあ、こういう本だと思って気軽に読めばよいのだろう。有名な武将よりあまり有名でない人の方が面白く読める。そういう意味ではこの本を読むきっかけとなった新刊の『どんマイナー武将伝説』(宮部みゆきが讀賣紙上で紹介)のほうが期待できるかも。

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2023/04/20

ポンコツ武将なんて考えたこともなかったけれど、戦い下手な武将、変人武将、酒癖が悪い武将など、たくさんのポンコツ武将辞典です。 どこまで史実に忠実なのかわかりませんが日本史に興味を持つきっかけになると思います。面白く読めました。

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2018/12/11

日本史上、特に“ポンコツ”な武将のエピソード&エッセイ。 第一章 どうしてこんなに勝てないの?-戦ベタ編 第二章 人が良いのか悪いのか、ドジッ子武将-天然・変人編 第三章 戦は嫌い、太平の世なら名君主?-文化傾倒編 第四章 飲んだらダメ、絶対に!-酒色耽溺編 第五章 自分の命だけ...

日本史上、特に“ポンコツ”な武将のエピソード&エッセイ。 第一章 どうしてこんなに勝てないの?-戦ベタ編 第二章 人が良いのか悪いのか、ドジッ子武将-天然・変人編 第三章 戦は嫌い、太平の世なら名君主?-文化傾倒編 第四章 飲んだらダメ、絶対に!-酒色耽溺編 第五章 自分の命だけは絶対守る!-臆病・狡猾編 他に、戦国三傑・関ヶ原・明治のポンコツ総理。 在世年表と主要参考文献有り。 平安時代(源行家)から幕末(徳川慶喜)までの、トホホな方々の ポンコツぶりを数々の文献資料から集め、平易な文章でまとめて います。日本史に興味を持った高校生が読むと、楽しいかも。 毛利一族とか、調べてみたくなりましたよ(^^♪ 有名&無名の武将が混在していますが、どの方々も見事な ポンコツぶり・・・というか、マイペースw 各章の表題で一目瞭然。同じ過ちを繰り返すループとか、何!? 周囲の人々の困惑と苦労が窺えてしまいます。

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2018/05/13

タイトル通り、歴史上のポンコツな武将たちのエピソードを面白おかしく描いた本です。日本史に関してあまり詳しくない自分ですが、ポップでキャッチーな書きぶりで武将たちへの興味が湧いてきて、もうちょっと歴史小説読んでみようかなぁ…と思いました。 内容は、大きく「戦ベタ」「天然・変人」「...

タイトル通り、歴史上のポンコツな武将たちのエピソードを面白おかしく描いた本です。日本史に関してあまり詳しくない自分ですが、ポップでキャッチーな書きぶりで武将たちへの興味が湧いてきて、もうちょっと歴史小説読んでみようかなぁ…と思いました。 内容は、大きく「戦ベタ」「天然・変人」「文化傾倒」「酒色耽溺」「臆病・狡猾」の5章に分かれていて、それぞれ5人前後のポンコツ武将のエピソードが纏められています。かなりの人材豊富ぶり。。 ポンコツ武将たちの、何でそうなるねん!とツッコみたくなる行動を読みつつも、失敗してしまう姿にはどこか他人事とも思えない気持ちに。しかし後半に進むにつれて、そりゃやりすぎでしょ!と思う箇所が増えていくような。 もし、著者が日本史の教科書を書いたとしたら面白いかも。茶化した書きぶりの中にも、武将たちへの愛を感じました。

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2018/05/07

歴史に名を残す人物は、多かれ少なかれ、皆ポンコツ。 どの武将もドラマになりそう。もちろんコメディで。

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2018/02/25

名誉と権力に目がくらみ一門・家臣に相談することもなく天下分け目の戦いに総大将として大阪城に入った毛利輝元。総大将として戦い抜けばまことに見事であったのだが、結局は自信もなければ決断力もなく大阪城から一歩も出ることがなかった。石田光成フェチには憤懣やるかたない所業といわざるを得ない...

名誉と権力に目がくらみ一門・家臣に相談することもなく天下分け目の戦いに総大将として大阪城に入った毛利輝元。総大将として戦い抜けばまことに見事であったのだが、結局は自信もなければ決断力もなく大阪城から一歩も出ることがなかった。石田光成フェチには憤懣やるかたない所業といわざるを得ない。吉川広家の功により何とか周防と長門の2か国だけは安堵される。静かにしておればいいものを、大阪の陣では、一貫しない言動で家臣を振り回し人名をも奪う。意思表示は曖昧、自分の身の安全のみを考える武士の風上にも置けない輩。この輝元をはじめポンコツ武将が次から次へと紹介される。ページを捲るたびに虫唾が走る。やりきれなさばかりが募るも、天下の大武将の弱さ、人間味にどこか救われるものもあった。

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