ドビュッシーはワインを美味にするか? の商品レビュー
音楽の意味を多方面から探るユーモラスでクレバーな本。愛おしい音楽とある意味、距離が取れる。たかが音楽されど音楽。 著名作曲家によるアバンギャルドな曲のオリジナルより、狙って編集により和音や繰り返しを入れたリミックスの方がアバンギャルド好きに高く評価されたこと。
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音楽が心理と密接にかかわっていることが分かって面白かった 好きな音楽を聴くとやる気がアップするそうなので今後試してみたい 短期記憶のマジカルナンバー7
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前作「響きの科学」で、豊富なブリティッシュ・ジョークと共に音楽を主に音響物理学の観点から解説した著者が、今回は心理学や脳科学の知見から、音楽が人の心理や行動に与える影響を面白おかしく説明する一冊。 音楽を愛する人であれば、一度は疑問に感じたりするようなことに対して、ちゃんとした...
前作「響きの科学」で、豊富なブリティッシュ・ジョークと共に音楽を主に音響物理学の観点から解説した著者が、今回は心理学や脳科学の知見から、音楽が人の心理や行動に与える影響を面白おかしく説明する一冊。 音楽を愛する人であれば、一度は疑問に感じたりするようなことに対して、ちゃんとした理論的説明が行われて、その疑問が氷解していくさまを体験できるのはやはり楽しい読書体験というほかない。ただ、前作に比べると、多少パワーダウンしているような気もしないではない(主に著者特有のブリティッシュ・ジョークの面白さにおいて)。
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