ありがとうのかんづめ の商品レビュー
『プーさんの鼻』も大好きだけど、この本も負けないくらい好き。 俵万智視点だから面白いのか、女親から見る息子像というものにものすごく共感できるから面白いのか、息子くん自身が面白いのか…多分全部だな。 短歌ももちろんいいけど、エッセイでも何度も吹き出してしまった。 危ないことし...
『プーさんの鼻』も大好きだけど、この本も負けないくらい好き。 俵万智視点だから面白いのか、女親から見る息子像というものにものすごく共感できるから面白いのか、息子くん自身が面白いのか…多分全部だな。 短歌ももちろんいいけど、エッセイでも何度も吹き出してしまった。 危ないことしていないかと子を見れば 危ないことしかしておらぬなり 小学生二人とスーパーボール二個 風呂に入ったきり出てこない 前を向けと言われる息子 「今オレが見ている方が前」とつぶやく 特大の絆創膏を購(あがな)えり 男の子かい? 男の子です ウワバミに呑まれたゾウの絵をほめてやれる 大人になりたい、なろう ツルの足四本と思いこみしゆえ 永遠(とわ)に解けない問三がある 子のドラム ドンドンタッツードンタッツ 「シャーン」のところで得意そうなり
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育児の合間に少しずつ読み進める。 子供の月齢は違うけど、刺さる個所がたくさんあった。 くすりと笑える個所もところどころに。 子供がこの俵万智さんの当初の息子さんと同じくらいの年齢(小4前後)なったらまた読み返したい。
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『夫が寝たあとに』というテレビ番組が好きで 毎週見ています 少し前に俵万智さんがゲストで いろんな人の育児短歌を紹介していました これがめちゃくちゃ面白かった!! 俵さん曰く子供の言葉は 「生捕りにして刺身で出せる!!」 そうで。 子供が発した言葉そのままで ...
『夫が寝たあとに』というテレビ番組が好きで 毎週見ています 少し前に俵万智さんがゲストで いろんな人の育児短歌を紹介していました これがめちゃくちゃ面白かった!! 俵さん曰く子供の言葉は 「生捕りにして刺身で出せる!!」 そうで。 子供が発した言葉そのままで もう面白い短歌が生まれるとのこと。 そしてその短歌は真空パックのように その時のことをそのまま保存できるともおっしゃってました 確かにー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ どの短歌もその時の情景を想像することができ、クスッと笑ってしまったり、ジーンときたりしました。 私も日記を描いているんですが (最近書き忘れ多々) 短歌の五七五七七で残すのも素敵だなあ( ´ ▽ ` ) それにしても俵さん 言葉のチョイスが面白いなー! 真空パックとか生捕りとか!! 他の方が作った短歌についても 俵さんがコメントすると面白さが倍増! たまにワンポイントアドバイスとして ちょっと言葉の場所を入れ替えたり ひと文字変えるだけで グッと短歌が見違えるのにも驚きました♪( ´▽`) 、、、というわけで 完全に俵万智さんに魅了された私は 他にも読んでみたくなり こちらを借りてきました♪ 俵さんのお子さんが年長さんあたりの頃から小学5年生までの短歌とそれにまつわるエピソードが載っています 普段短歌は全然読んでないので ここで区切るのか! とかそんなところも面白く読んでました笑 短歌だけでも情景は浮かびますが その後のエピソードもとてもいいんです。 まずは息子さんが面白い! さすが俵さんの息子さん 言葉がすごく面白くて 何度も笑わせてもらいました 二人のやりとりもいいんです こんなふうに子どもとむきあえているだろうか、、 とにかく2人の関係が素敵でした(*´꒳`*) 子供との接し方、声の掛け方、見守り方など沢山勉強になりました。 そしてなにより俵さんの人となりが好き(^^) なんというかな、、、 俵さんがすごく肯定的なんですよね 読んでいて前向きになれるんです たとえばこんなエピソードがあります 俵さんの弟の子ども(りんクン)を預かっている時 「うちのとうちゃん(俵さんの弟)は何にも買ってくれないんだよ!!」と話をする場面 そのことをすごく嬉しそうに話すりんクンの表情を見ていたら泣きそうになったとのこと。 そしてこうも言っています (以下引用) つまり、大げさに言えば、「愛はお金ではない」ということを、幼心にもちゃんとわかっているのだ。なんにも買ってくれないとうちゃんだけど、迎えに来てくれて、オレはこんなに嬉しいんだ、ということを、りんクンは全身で表現している。 実際に自分がこの場面にいても ここまで考えを深掘りできないだろうと思うし、俵さんの着眼点が面白いと思ったエピソードの一つです そんなエピソードが沢山載っています!! 俵さんは震災から5年、石垣で生活をしていたようで、その様子も鮮やかに綴られています。 実は私も一時期沖縄で生活をしていたことがあり、その日々を思い出しました しかしその時はまだ単身で、子供と共に暮らす沖縄はまた違う世界が見えるんだということも面白かったです。 今は違う土地で生活していますが、 子供たちがいるからこそ見える景色を大切にしていきたいと改めて思いました あとがきまで読んで、改めて題名も素晴らしい( ´∀`) いやー長くなってしまったけど 最後に気に入った短歌をいくつか残しておきます 着替えかた教えてやれば 「一年生半」になったらやりますと言う ついてってやれるのはその入り口まで あとは一人でおやすみ坊や 「いちねんせいひみつぶっく」の表紙には 「みるな」とありぬ見てほしそうに 危ないことしていないかと子を見れば 危ないことしかしておらぬなり 小学生二人とスーパーボール二個 風呂に入ったきり出てこない 前を向けと言われる息子 「今オレが見ているほうが前」とつぶやく 見守るというだけの春 子には子の解決法があると信じて 素敵な本に出会えました♡ また違うものも読んでみます(^^)
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自分にとって初めての俵万智さんがこの歌集だったのは幸運だった。 息子さんが幼稚園児、小学生の頃の短歌を詰め込んだ歌集。特に幼稚園時代の歌は、4歳の子がいる自分に刺さりすぎて、一首ごとに涙ぐんでしまう。一気に読むのが勿体なくて、「年中さんの話は年中さんになってから…」とも思ったが、...
自分にとって初めての俵万智さんがこの歌集だったのは幸運だった。 息子さんが幼稚園児、小学生の頃の短歌を詰め込んだ歌集。特に幼稚園時代の歌は、4歳の子がいる自分に刺さりすぎて、一首ごとに涙ぐんでしまう。一気に読むのが勿体なくて、「年中さんの話は年中さんになってから…」とも思ったが、我慢できず毎晩寝る前に数ページずつ大事に大事に味わった。 表紙と見返しの色が気になって、どういう意味が込められているのかなと考えるのも楽しい。 短歌のみの歌集もいいけれど、エピソード付き、それも短歌に対する解説としての形ではないこの形が個人的にとても好きだと思った。
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泣いて笑って学ばせてもらいました。 お母さんバンザイ。お母さんにもっと敬意と優しさを持とうと改めて思いました。 子育ての大変さの中に、沢山の宝物が隠されています。 万智さんは、それをとても上手に見つけ出しています。 「今しかできないことをやる」本当にそうだと思いました。 私は「今...
泣いて笑って学ばせてもらいました。 お母さんバンザイ。お母さんにもっと敬意と優しさを持とうと改めて思いました。 子育ての大変さの中に、沢山の宝物が隠されています。 万智さんは、それをとても上手に見つけ出しています。 「今しかできないことをやる」本当にそうだと思いました。 私は「今やらねばならないことをやろう」と授業をしています。 一期一会の授業を人生をしっかり歩んでいこうと思いました。
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へたな育児書より大事なことを示唆してくれる、 俵万智さんの子育てダイアリー。 心に残った短歌は、 ゲーム、パソコン、テレビ、ダメとは言わないが おやつのようなものと教える
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図書館で面出しされていて偶然手に取った。 息子さんに、会話や体験でいろんなことを教えているんだと母として勉強になったと同時に、俵さんでも反省することあるんだな…と身近に感じた。 短いエッセイを2首で挟んである形式が新鮮で面白かった。
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〜子育て短歌ダイアリー〜 『ありがとうのかんづめ』 俵万智 月刊誌『エデュー』(edu)に2009年ー2013年に連載された「たんぽぽの日々」を元に編集・構成された続編になります。(前編は2010年『たんぽぽの日々』として出版されています。) エデューは上の子が小学校に上がる前...
〜子育て短歌ダイアリー〜 『ありがとうのかんづめ』 俵万智 月刊誌『エデュー』(edu)に2009年ー2013年に連載された「たんぽぽの日々」を元に編集・構成された続編になります。(前編は2010年『たんぽぽの日々』として出版されています。) エデューは上の子が小学校に上がる前から、母の予習的に読み始め、特に低学年の頃よく読んでいました。子の学びについて、母として、参考になることが多かったです。お世話になりました。(蔭山先生の百ます計算もよくやりました。懐かしいです。笑) 本書では、 幼稚園卒園までの「さざやかな風」編 一年生「いちねんせいのひみつぶっく」編 二年生石垣島へ「さとうきび畑の鬼ごっこ」編 三年生「オレが見ているほえが前」編 四年生「ドラムの響き」編 五年生「子のおらぬ週末」編 と、一年毎にまとめられ、エピローグで締められています。 少しだけ、ご紹介(*´︶`*) 最初の一首は、 この声で神の言葉を聞く夕べ 「すべてのことに感謝しなさい」 子どもたちの歌声で、こんな言葉を聞かされたら、素直に心に響く尊さですね。 硫黄島、サイパン、グァム 子に語る言葉持たねばひたすらの青 一般論で「戦争はいけないこと」と考えるのではなく、皮膚感覚で「あってはならないこと」と感じる。人の命を奪うということに、正当性などあるはずがない。まして正義なんて、と思う。と書かれています。世界情勢が悪化する今、強くそう感じます。 花びらのような足あと 追いかけてゆけば春へと続くこの道 手をあげてこたえたがっている声が 欅の新芽のように重なる ついていってやれるのはその入り口まで あとは一人でおやすみ坊や ぶたの木にぶたの実がなる『ぶたのたね』 子の心にもぶたの実がなる (こちらで紹介されている絵本、楽しいですよ) 前を向けと言われる息子 「今オレが見ているほうが前」とつぶやく (息子さんの名言(迷言?)と紹介されています。笑) たくみんの句 長袖を着ると落ちつく秋の朝 万智さんの歌 たっぷりと君に抱かれているような グリンのセーター着て冬になる (どちらも寒くなる今の時期に、ほっこり温まりますね。どちらも好きです。(*´ω`*)) 「大変」が「楽しかった」に変わるとき 旅の終わりを知る南風 週末の子ども集めて 花びらを配れるごとしトランプおばさん そして、締めの一首は、 菜種梅雨 やさしき言葉持つ国を 歩む一人のスローモーション 雨の名前だけでもたくさんある日本語の素晴らしさ。英語を学ぶ息子さんへ「言葉は文化とつながっている。英語を学ぶ過程で、息子はどんな異文化と出合っていくだろうか。それが楽しみだ。」 ご紹介しきれませんので、子育て中のお母さま、懐かしい気持ちになったり、共感があったり?笑、お手に取られて味わわれてください。(毎日、お疲れ様です。(*´︶`*)) ↓メモからコピー漏れしていました( ; ; ) ひだまりトマトさんの本棚から手に取らせていただいた本です。いつもありがとうございます。 (ひだまりトマトさん、またまたありがとうございました。子ども達の小さい頃が懐かしく思えました。(*´ω`*))
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俵万智さんのエッセイと子育て短歌ですね。 『本書は、月刊誌「エデュー」に連載していた「たんぽぽの日々」という子育てエッセイの後半部分をまとめたものだ(前半部分は2010年に「たんぽぽの日々」として出版された。)』とあとがきに語られています。また、「園児だった息子との時間、小学生だ...
俵万智さんのエッセイと子育て短歌ですね。 『本書は、月刊誌「エデュー」に連載していた「たんぽぽの日々」という子育てエッセイの後半部分をまとめたものだ(前半部分は2010年に「たんぽぽの日々」として出版された。)』とあとがきに語られています。また、「園児だった息子との時間、小学生だった息子との時間は、もうこの本の中にしかない。」とも綴られています。子どもさんと真っ正面から二人三脚で過ごされた子育て奮闘記、たくみん(息子さん)の成長記ですね。 短歌を…… 充実の秋と言うべし 収穫の人のまあるい背中を見れば 「さざやかなかぜ」と言い張るおさなごと 甲板にいる、さざやかな風 花びらのような足あと 追いかけてゆけば春へと続くこの道 昼寝する吾子の横顔 いっぽんの植物の蔓(つる)のごとくたどれり さとうきび畑を走る鬼ごっこ さわさわと可愛らしいちくちくと足 行きずりの人に貰いしゆでたまご 子よ忘れるなそのゆでたまご 指を折り五音七音数えいる 子らを撫でゆく海からの風 たっぷりと君に抱かれているような グリンのセーター着て冬になる 馬に乗り海をゆく子が振り向きぬ 触れえぬ波光のごとき笑顔に 赤瓦の屋根に上りて子は雲と話しているか おーい、おおーい それぞれの家の洗剤の匂いして 汗ばんでゆく子らのTシャツ 菜種梅雨 やさしき言葉持つ国を 歩む一人のスローモーション 俵万智さんのユーモアを込めながら、たくみんとの子育てを、戸惑いながらも、周囲の人々の交流や助けを借りながら、ポジティブに、生き生きと語られています。この時期の親子のふれあいは一生の宝物ですね。へぇ~!なるほど~と思うこともしばしば、子育て中の親御さんには嬉しいヒントも楽しめますよ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
子どもの感受性が素晴らしい。その新鮮さを隣りで受け止め、共感する万智さんがステキだ。 月山での田植え体験と「缶詰づくり」たくみん(息子さん)から 「ゆうれいのおかあさんえ、(中略)あかちゃんのときおせわになりました。ありがとう。これからもげんきでね。」とお母さんが死んだ時、一緒にお墓に入れるという可愛いお手紙。 *太平洋はいま太平の洋となりカタカナで書くバンザイクリフ 「天皇陛下万歳」と多くの日本兵が身を投げたサイパンの岬。 *硫黄島、サイパン、グアム 子に語る言葉持たねばひたすらの青 雨の日のたくみんの感じ方にもビックリ。 「雨の日は、車の音がかっこいい」と車による音の違いを楽しんでいる。 先日読んだ『雪の写真家ベントレー』の読み聞かせの話もよかった。 人間と同じで、一つ一つがみんな違うこと驚いた子ども達が声をあげ 子どもは絵を読む。 耳からストーリーを聞きながら、目で絵を読むとき、それらが渾然一体となって脳内で動きはじめる。それこそが絵本の醍醐味であり、想像力を養う。(松居直さん) 震災後避難したとき空港でたくみんが *行きずりの人に貰いしゆでたまご 子よ忘れるなそのゆでたまご お金では買えない人の親切に胸を打たれる。
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