殺し屋のマーケティング の商品レビュー
なかなか面白かった。 ちょっと雑な感じも。 何かに繋がりそうな書き方だったりするのが、最後まで関係なかったり。 あとはあとがきのような部分で書いてあったことがホントにって思うことが。 警備90、殺し屋10だったの?
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天狼院書店の店主であり、プロカメラマン、編集者である三浦崇典さんの著書。 マーケティングについての小説で、約400ページある内容だったけど、一気読みできるほどおもしろく、興味深い内容だった。 大学生起業家の桐生七海は、ある理由から「受注数世界一の殺しの会社」をつくらなければなら...
天狼院書店の店主であり、プロカメラマン、編集者である三浦崇典さんの著書。 マーケティングについての小説で、約400ページある内容だったけど、一気読みできるほどおもしろく、興味深い内容だった。 大学生起業家の桐生七海は、ある理由から「受注数世界一の殺しの会社」をつくらなければならないと、世界最強のビジネスを手にしているという西城潤のもとを訪れる。 「殺し」を売るということは、経営者自身が殺されるかもしれないというリスクや、もともと違法行為なので逮捕されるリスク、表だって営業できず、広告も打てず、マスメディアを使ったPRもできない。それで、インターネットで受注することもできない。ほぼ不可能に近い。 しかし西城は、前もって七海の行動の理由をつかんでいて、マーケティングに必要な7つの要素を伝えることで協力することになる。 その7つの要素は、ストーリー(旅たちの理由)、コンテンツ(商品)、モデル(仕組み)、エビデンス(実数値)、スパイラル(上昇螺旋)、ブランド(信頼)、アトモスフィア(空気)である。 その行動を起こそうとおもった理由が大切で、次に売りさばく商品に価値があることが必要、そして売り上げが伸びていくと、加速して売り上げが上がるようになり、商品や企業への信頼によりブランド化し、社会全体が大きな空気となって後押ししてくれるようになる。 マーケティングの知識がなくてももちろん楽しめる内容だったし、マーケティングについて知りたい、売り上げを伸ばしたいと思う人も小説仕立てなので楽しみながら学ぶことができると思う。 「殺し」を売るというだけに、周りに殺人が起きたり、大切な人を亡くしたりとハラハラドキドキするような展開と、一発逆転という展開もありと、著者の本をきっかけに、天狼院書店に行ってみたいと思うようになった。
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天狼院書店の店主が書いた本との事で、天狼院書店でかなり推されてた(まぁ当然か)。天狼院書店自体は池袋の店しか行ったことないが、狭いスペースながらビジネスというテーマで専門書から漫画まで揃えてるという少し変わったコンセプトの書店。丸善やジュンク堂の図書館的書店とは異なる『誰かの書棚...
天狼院書店の店主が書いた本との事で、天狼院書店でかなり推されてた(まぁ当然か)。天狼院書店自体は池袋の店しか行ったことないが、狭いスペースながらビジネスというテーマで専門書から漫画まで揃えてるという少し変わったコンセプトの書店。丸善やジュンク堂の図書館的書店とは異なる『誰かの書棚を拝見』的なお店なので感性が合えば非常に良いかも。アパレルでいうセレクトショップみたいな感じといえば伝わりやすいか。 で肝心の本の中身ですが、誰かの書棚は『著名な誰か』である事が望ましいということから店主を『著名な誰か』に仕立てるためにこの本を出したのかな?と邪推します。確かにその面ではアイデア及びマーケティング戦術としては一流かも。ただ中で語られマーケティング論は小説のストーリーとの関連性も弱い事も相まってか、あまりしっくりこない…更に小説としては、この軽い文体のわりにイマイチ軽く読めない文章でうぅん…ま、この本はともかくビジネス書とか見る方なら天狼院書店は一度行ってみることをお勧めします。 ところで歯医者に占める虫歯治療の割合って減ってると何かの記事で見た気が。虫歯が世の中からなくなれば、そんなに経済に悪影響あるものなのか?その辺の説明粗くて小説としてはどうも納得感がない…
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天狼院書店店主である三浦氏による小説仕立てのマーケティング本。小説部分に重点が置かれており、マーケティング要素が薄い印象。小説として素晴らしく面白いのかというと個人的にはいまいち、ビジネス書としても中途半端なポジション。これが三浦氏のマーケティングなのか。
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物語がメインの本なので、マーケティングについて興味はあるものの知識が一切なかった僕でもスラスラ読めた本でした。 あとがきに物語で使われたマーケティングの知識のまとめが載っているので物語の部分は普通の物語として読み、あとがきの部分はマーケティングの初心者用の教科書として読むことがで...
物語がメインの本なので、マーケティングについて興味はあるものの知識が一切なかった僕でもスラスラ読めた本でした。 あとがきに物語で使われたマーケティングの知識のまとめが載っているので物語の部分は普通の物語として読み、あとがきの部分はマーケティングの初心者用の教科書として読むことができます。
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事象同士の関係がちょっと複雑(というか書かれなさすぎ?)な点もあり話しについていけなくなる場面もなんどかあったものの、読み物としてはまずまずといった印象。 マーケティングについての要素も盛り込まれてはいるが、いわゆるビジネス書として期待して読まないほうが、つまりストーリーに没入し...
事象同士の関係がちょっと複雑(というか書かれなさすぎ?)な点もあり話しについていけなくなる場面もなんどかあったものの、読み物としてはまずまずといった印象。 マーケティングについての要素も盛り込まれてはいるが、いわゆるビジネス書として期待して読まないほうが、つまりストーリーに没入して読んだほうが楽しめるのではないか。
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タイトルに惹かれて買った。 理論書だと思って読むと、思ったよりがっつりの小説なのでちょっと違うと思う。小説だと思って読むとストーリーが少し楽しめる。 感覚的なとしては小説7.5 理論 2.5くらい。 もしドラくらいの感覚で読むといいのかも
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マーケティングは難しく、それに対して殺人をマーケティングするという、売り物自体が非合法な状況において如何に成立をさせるか? タイトルを見ただけでは???となり、興味をそそられました。 読んでみての感想としては、やはり、非合法は難しく大々的に宣伝する事が出来ないものはニッチになるし...
マーケティングは難しく、それに対して殺人をマーケティングするという、売り物自体が非合法な状況において如何に成立をさせるか? タイトルを見ただけでは???となり、興味をそそられました。 読んでみての感想としては、やはり、非合法は難しく大々的に宣伝する事が出来ないものはニッチになるしかないのだなぁと。 ティファニーを上回る坪効率を誇る話小ざさの羊羹の話は驚きと共に、そもそものティファニーの捉え方も勉強になる。 コモディティ化した商品の場合は、如何に大量に如何に頻度高く如何に沢山のお客様に買ってもらえるかを考える結果単価は下がる。希少性や独自性を持った商品を持てれば単価を下げていく競争に巻き込まれる。 どこで戦うのか?自分の強み弱みをきちんと理解して、戦略立てて考えないとあかんと言うことか。
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ポップなミステリーを絡めて語る、マーケティング論。 テンポが良く、一気に読んだ。 幾重にも伏線が絡められていて、 また人物にも感情や命が吹き込まれていて、 文章を通じて魅せる方法を感じさせた。 ただライトノベルのような口調なので、そこだけはひっかかった。 そのような書き方が合...
ポップなミステリーを絡めて語る、マーケティング論。 テンポが良く、一気に読んだ。 幾重にも伏線が絡められていて、 また人物にも感情や命が吹き込まれていて、 文章を通じて魅せる方法を感じさせた。 ただライトノベルのような口調なので、そこだけはひっかかった。 そのような書き方が合わない人は文体を好きになれないかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マーケティングが学べるビジネス書という触れ込みだが、漫画で読むビジネス書の方がまだ勉強できる。ビジネス書ではまったくなく、ただのライトノベル。ビジネス書と思って読むと肩透かしを食らう。ライトノベルとしてならまだ読める。
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