なぜリーダーはウソをつくのか の商品レビュー
図書館で借りた。 これまでの歴史の中で、国家のリーダーは数々のウソをついてきた事が知られている。それらのウソに「どんなウソがあるのか」を定義し、「どういうときに使われるのか」「なぜウソを使うのか」を具体的事例から分析された本。 簡単に言えば、「それが国のため、国を動かすためには必...
図書館で借りた。 これまでの歴史の中で、国家のリーダーは数々のウソをついてきた事が知られている。それらのウソに「どんなウソがあるのか」を定義し、「どういうときに使われるのか」「なぜウソを使うのか」を具体的事例から分析された本。 簡単に言えば、「それが国のため、国を動かすためには必要であったり、ベターな選択肢だったから」であるが、ウソの種類を分類・定義するというプロセスは学術的であり、意味があるように思える。 また、著者はアメリカの人なので、アメリカ観点の分析が多いが、訳者があとがきで「日本ではどうか」について分析されている。ここにこの本の付加価値が詰まっていると思う。 非常に洗練された文章で、読みやすかった。
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19世紀から2000年代ぐらいまでのヨーロッパとアメリカの歴史の出来事を中心に事例をあげて、リーダーが使うウソとは何かを語った本です。 この本を読んだ感想として、国内向けに発信された政府の声は鵜呑みにしないほうがいいと思いました。 ミアシャイマーの考えでは、嘘を付きやすい3つの...
19世紀から2000年代ぐらいまでのヨーロッパとアメリカの歴史の出来事を中心に事例をあげて、リーダーが使うウソとは何かを語った本です。 この本を読んだ感想として、国内向けに発信された政府の声は鵜呑みにしないほうがいいと思いました。 ミアシャイマーの考えでは、嘘を付きやすい3つの条件をアメリカは全て持っているとのことなので、特にアメリカの発言は鵜呑みにしないほうがいいと思いました。
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ビスマルク、ヒトラー、米歴代大統領のウソとは?国際政治で使われる戦略的なウソの種類を類型化し実例から当時のリーダーたちの思惑と意図を分析
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