魔邸 の商品レビュー
図書館で借りた本。小6の優真は母が再婚する事になり関西から東京に引っ越す。義父は裕福だが…。しばらくして優真は叔父の別荘に叔父達と遊びに行く事になる。別荘近くの森でおきた子供の行方不明事件を叔父から聞き、地元の人達は神隠しに遭う森と噂にしているという。恐怖の森に興味を持つ優真はあ...
図書館で借りた本。小6の優真は母が再婚する事になり関西から東京に引っ越す。義父は裕福だが…。しばらくして優真は叔父の別荘に叔父達と遊びに行く事になる。別荘近くの森でおきた子供の行方不明事件を叔父から聞き、地元の人達は神隠しに遭う森と噂にしているという。恐怖の森に興味を持つ優真はある恐怖体験を…という話だが、あまり怖くもなかったな。
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家三部作の一作らしいが、他の『禍家』、『凶宅』は未読。 小学生の少年が、神隠しの伝承がある森の近くにある屋敷で暮らすことになり、恐怖の体験をする。 神隠しの森、家の中を徘徊する気配、追いかけて来る不気味な何か、など定番ではあるがゾクゾクする感じ。ホラーテイストで進んでいったストー...
家三部作の一作らしいが、他の『禍家』、『凶宅』は未読。 小学生の少年が、神隠しの伝承がある森の近くにある屋敷で暮らすことになり、恐怖の体験をする。 神隠しの森、家の中を徘徊する気配、追いかけて来る不気味な何か、など定番ではあるがゾクゾクする感じ。ホラーテイストで進んでいったストーリーがミステリと融合するのはこの著者らしい。でも一番怖いのはラスト一行かも。
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母の再婚によって東京に引っ越してきた優真。しかし新しい父とはどうしても相性が悪く、反対に気さくな叔父とはすぐに打ち解けられた。ある日、叔父から彼が所有する別荘で過ごすことを誘われる。その別荘の周辺では時々子どもが神隠しに合うと怖いことを言われつつも叔父についていくが、その別荘はや...
母の再婚によって東京に引っ越してきた優真。しかし新しい父とはどうしても相性が悪く、反対に気さくな叔父とはすぐに打ち解けられた。ある日、叔父から彼が所有する別荘で過ごすことを誘われる。その別荘の周辺では時々子どもが神隠しに合うと怖いことを言われつつも叔父についていくが、その別荘はやはり、おかしな雰囲気の別荘で……。 うーんいまいち。あんまり怖くなかった。ずっと子どもの視点で進むので、その恐怖が子どもらしい考えすぎによるのではとしか思えなくて、大人になってしまったんやな私……と。ラストの怒涛の怪奇現象もどっから主人公の思い込みなのか現実に起きてることなのかほんとの怪奇現象なのか混乱してしまった。とりあえずこれも一番怖いのは人間だというパターンなのか。
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家庭の事情から叔父のもとに預けられ、別荘で過ごすことになった主人公が、その地で異様な体験をします。 迫りくるのは何者なのか。 恐怖を描く筆力がすごいです。 最後は意外な展開に。 いつもながら楽しめました。
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「家ホラー」シリーズの最新刊。今作はシリーズの中ではあまり怖くない、というか、著者のホラー作品全般の中でも怖くない方だろう。いつものジワジワくる恐怖が感じられなくて、ちょっと拍子抜けした。 ホラーが弱い分、ミステリに傾いていたが、そちらも刀城シリーズ程の論理性は無く、未消化な感じ...
「家ホラー」シリーズの最新刊。今作はシリーズの中ではあまり怖くない、というか、著者のホラー作品全般の中でも怖くない方だろう。いつものジワジワくる恐怖が感じられなくて、ちょっと拍子抜けした。 ホラーが弱い分、ミステリに傾いていたが、そちらも刀城シリーズ程の論理性は無く、未消化な感じを受けた。ラストの一言が無ければ凡作で終わっただろう。
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