日本 呪縛の構図(上) の商品レビュー
「高貴なる敗北者」といったキーワードを使い、上巻では平安時代から江戸時代を経て松田聖子まで、日本がどのように呪縛されていったのか、を俯瞰する一冊。 それなりに「これは勘違いだろう」「これは事実じゃないだろう」と感じる部分はなくはない、が、これが客観的に見た日本の姿であり、国の成...
「高貴なる敗北者」といったキーワードを使い、上巻では平安時代から江戸時代を経て松田聖子まで、日本がどのように呪縛されていったのか、を俯瞰する一冊。 それなりに「これは勘違いだろう」「これは事実じゃないだろう」と感じる部分はなくはない、が、これが客観的に見た日本の姿であり、国の成り立ちなのが良くわかる。 基本的に平安時代などの風習などが、現代に照らし合わせてどのように引き継がれてきたか(または衰退したか)がよくわかるように記載されている。 たんなる歴史書としてではなく、常に過去が現在に影響を与えているということを前提として書いてあるあたりがバタ臭くて良い。
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[関連リンク] 矛盾に貫かれた国──『日本‐呪縛の構図:この国の過去、現在、そして未来』 - 基本読書: http://huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/2018/01/08/080000
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