プラスチックの恋人 の商品レビュー
第7回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会4-オンライン-で紹介された本です。チャンプ本。 https://www.youtube.com/watch?v=I1WIGU-uM-s 2022.2.12 2022.3.13開催の第7回ビブリオバトル全国大会inいこま決勝に進出。 h...
第7回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会4-オンライン-で紹介された本です。チャンプ本。 https://www.youtube.com/watch?v=I1WIGU-uM-s 2022.2.12 2022.3.13開催の第7回ビブリオバトル全国大会inいこま決勝に進出。 https://www.youtube.com/watch?v=39UUtKo-xO0
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第83回アワヒニビブリオバトル「第7回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会」で紹介された本です。チャンプ本。 2022.01.23
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山本弘の作品の中でも少し変わっている作品。 精巧に創られた、少年少女の形をした「オルタマシン」に魅了される大人の話。内容・展開は面白いが、後半の性問題についての会話は根気強く読む必要がある。
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タイトルでなんとなく手に取ったものの、ものすごく重いというか、倫理観を問われる本だなぁと思いました。 あと文系人間にはキャッスルの仕組みのあたりが難解でちょっと大変でした…。 登場人物たちにはなかなか感情移入出来なかったけど、「これから起こりうるかも」と思いながら読むと怖い話だなぁと思いました。 でも何もかもを規制すればいいってものではないと思います。個人的にはね。
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AIとVRとロボット技術が発達したら、そりゃ性風俗産業に流用転用することも考えるよなぁ…って世界の物語。 他の山本作品(プロジェクトピアノなど)とも世界観を共有しているあたり、辻村っぽいというかMCUっぽく、こういう物語のつながりは好き。 最先端技術の性風俗転用は善か悪か?という部分を論じているところは好き。 どんでん返しの黒マカロンの理屈「私が不快だから、世の道徳観とか人の意見はどうでもいい」あたりの議論も大いに考えさせられて良かった。 ただ、やっぱり俺はセクサロイドには、欲情(あくまで自慰的な)するかも知れんけど恋愛感情は持てないなぁ。と再確認できた。 価値観の多様化、それを認めることって難しいけど、必要なスキルだなぁと、それも再確認できた。
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『アイの物語』や『去年はいい年になるだろう』に継ぐAIと人間の境界というテーマに加え、さらに倫理観を問う。 日本の文化、不文律に切り込んだ作品だと思います。 帯の煽りだったり、テーマそのものだったり、中々買ったり、人前で読んだり、人に勧めにくい本ですが、是非読んでみて欲しい。 ...
『アイの物語』や『去年はいい年になるだろう』に継ぐAIと人間の境界というテーマに加え、さらに倫理観を問う。 日本の文化、不文律に切り込んだ作品だと思います。 帯の煽りだったり、テーマそのものだったり、中々買ったり、人前で読んだり、人に勧めにくい本ですが、是非読んでみて欲しい。 こんな世の中がすぐそこまで来ているような気がします。その時各国はどのように対応するのだろう?自分はどうするだろう? ヒトとAIの尊厳。もう、先延ばしに出来ないところまで来ているのかもしれない。
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主人公のライターは、オルタマシン=とても出来のよい未成年型のセクサロイドとのコミュニケーションやセックスを通じて、”彼”を”愛する”ようになるが…という、現代的な感覚で忌避感の強いペドフィリアをモチーフにとった考えさせられる本。 主人公は未来の人だが、愛と性が一体化している2000年代的な考え方の人。 お金を払えば、他者の肉体を自由にしてよいのか?という問いにはなんとなくNOと思う人が多そうだ。では、愛があればセックスしていいよね?という主人公的な考え方もどうなのかなと思わせる、かえって愛の方が乱暴ではないでしょうか。 なお、作中でオルタマシンの売春会社を運営する社長が語る過去の経緯の部分で『昔は性的な部分が強調された絵だけで批判された』とあるのだが、ゾーニングの問題とか、主に女性だけが物体化しているのが問題なんだよ!と主人公に代わってツッコミたくなった。
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一言でいうとロボットを売春する話。他サイトには低評価なレビューもあるけど、そこまでひどくないと思う。アイの物語が素晴らしかったので比較するならわからないでもない。 裏表紙には「SF最大の禁忌を描く著者渾身の問題作」とあるけど、それほど禁忌というわけでもない。 人形を壊すのは嫌悪を感じることがあるけど、藁人形だったら嫌悪しないかも。嫌悪が発生するのはどこからなんだろう。そんなところに行きつく。 * 表現の自由は尊重されるべき * 最大多数の最大幸福を尊重すると何か(芸術とか)が失われるかも * 理解できなくても共存はできる(動物もそうだし) といいたいのかなと感じた。 ACが開発できる程の未来ならほとんどの問題は解決しそうなので、alternatives はあまり必要とされないのかもと読んでて思ったり。 ミーフを含むオルタマシンの記憶とか思考力は体にはなくてサーバにあるだけだから、小酒井オーナーはデータをとりあえず持っていれば、しれっと再開できるのでは?法の問題なんて国はたくさんありますし。そもそも、彼らは死ぬことはないのだから、悲壮感は彼らにはなく、人側の勝手な推測かも。 ピアノ・ドライブを作った「結城ぴあの」は本編には直接の関係はなく、たぶん、別の本の宣伝ではとか。と言いつつ、「プロジェクトぷあの」を図書館で取り寄せました。罠にはまったのかしれません。
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アンドロイド(作中ではオルタマシン)が相手の風俗店を取材することになった女性ライターが主人公。特に小児型のオルタマシンの使用をめぐる問題。非実在青少年問題など、盛りだくさんなテーマを、少々理屈っぽくなりながらも、うまくまとめて小説にしていると思う。テーマに沿って過激な描写が多いの...
アンドロイド(作中ではオルタマシン)が相手の風俗店を取材することになった女性ライターが主人公。特に小児型のオルタマシンの使用をめぐる問題。非実在青少年問題など、盛りだくさんなテーマを、少々理屈っぽくなりながらも、うまくまとめて小説にしていると思う。テーマに沿って過激な描写が多いので、電車の中で読むには向かない。
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少年型セクサロイドのお話。ただし、VRを利用しているところがミソか。それほどエロい話ではないが、実際に開発されたら、宗教的な禁忌や人権問題から、問題になりそうにない国に導入されるかもしれない。日本か?
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