一握の砂 の商品レビュー
石川啄木にとってそれは日記より心の内を表現し得るものだったということで。 『一度でも我に頭を下げさせし 人みな〇ねと いのりてしこと』 を詠んだ人のことを知りたくなり読みました。 「一頁二首、見開き四首」という、啄木が出版した当時の編集を踏襲している本です。
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テーマごとに分けた完璧な構成を、最後イレギュラーな八首が崩しにかかり、息を詰めて読んだ。 この八首がアクセントになり最高の歌集に昇華した。 「与謝野晶子」と『橋のない川』と「石川啄木」が星座のように繋がり、短歌は社会的になれると理解した。 同じ歌を何度も読む。すると情景のレイ...
テーマごとに分けた完璧な構成を、最後イレギュラーな八首が崩しにかかり、息を詰めて読んだ。 この八首がアクセントになり最高の歌集に昇華した。 「与謝野晶子」と『橋のない川』と「石川啄木」が星座のように繋がり、短歌は社会的になれると理解した。 同じ歌を何度も読む。すると情景のレイヤーが重なりひとつの絵になる。 そこから映画のワンシーンのように、レイヤーがフィルムに変わり動き出す。 啄木の歌は、輪郭を伴ってワンシーンになる。
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哀愁を帯びた著者の人握りの人生を砂のようにスラスラ書き留めた言葉が一瞬で語られていく。 切なくて掴めそうで掴めないそんな感覚を抱く作品でした。
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あまりにも暗い歌が有名だけど、ただ暗いだけじゃなく人間の生活をそのまま歌っているのが良い。日常生活に隠れている小さな喜び、不安に駆られる思い、故郷を思う気持ち、人間にとって普遍の感情を包み隠さず歌う啄木の歌は素晴らしい。 特に「我を愛する歌」に出てくる歌の多くは最高傑作だと思う。
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近藤典彦さん編集の「一握の砂」の集大成の定本(2017)です。1頁2首の大きな活字なので、読みやすいしあがりです https://www.honzuki.jp/book/310813/review/280744/
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解題で紹介されている、啄木短歌を表した井上ひさしの言葉、「心の索引」。一握の砂を読めば、この言葉に共感できるはずだ。それと、この本を読むと俺も久々にふるさとへ帰りたくなったぜ・・・。
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