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今夜、ロマンス劇場で の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2024/05/12

読む間、主役?の美雪のイメージは、綾瀬はるかか、オードリーヘップバーンのどちらかだった。素敵なラブロマンスでおとぎ話。 映画を見てみたくなった。

Posted byブクログ

2024/04/20

脳内に色が鮮やかに映る作品。 小説や映画を生活の一部としている人たちは、もしかすると経験したことがあるかもしれない。 『ヒロインや主人公への憧れや恋心。』 まさにこの作品の主人公は 映画のヒロインに恋に落ちる。そしてもう観れなくなる(会えなくなる)というのだから 最高に燃え上...

脳内に色が鮮やかに映る作品。 小説や映画を生活の一部としている人たちは、もしかすると経験したことがあるかもしれない。 『ヒロインや主人公への憧れや恋心。』 まさにこの作品の主人公は 映画のヒロインに恋に落ちる。そしてもう観れなくなる(会えなくなる)というのだから 最高に燃え上がっている状態ともいえる。 そんな憧れのモノクロの彼女がスクリーンから飛び出し、主人公の生活を鮮やかに彩っていく。 この小説は色の表現がものすごく卓越していて 脳内で見える映像はいつにも増して色がハッキリとしている。 そのせいか、登場人物の表情や景観までよりクリアに想像することが出来る。 読み切りやすいボリューム感とダラダラと描かれない恋愛の行末はサッパリとしていて非常に読みやすかった。

Posted byブクログ

2024/02/04

著者の作品を読むのも三冊目。 前にも書いておいたが、おっちゃんの憎たらしい程キライな作家さん。 今回も完敗です。 ボリュームは少なめだった今作だが、やはり透き通る程の綺麗な世界観、読み終わりの爽やかな感情を残してくれる作風には頭が上がりません。 最初の印象は、a-haの“...

著者の作品を読むのも三冊目。 前にも書いておいたが、おっちゃんの憎たらしい程キライな作家さん。 今回も完敗です。 ボリュームは少なめだった今作だが、やはり透き通る程の綺麗な世界観、読み終わりの爽やかな感情を残してくれる作風には頭が上がりません。 最初の印象は、a-haの“Take On Me”のPVみたいだなと(分かる人求むw)軽く思ってましたが、段々と健司と美雪に魅せられていきました。 そしてラストまでどうなるのか…固唾をのむ勢いで見守りましたさ。 だからこの著者は憎たらしい程キライなのです。 毎回毎回おっちゃん等読者を素敵な世界に浸らせてくれる、文章だけでここまでストレートに表現してくれる… 今回も参りました。 素敵な世界に案内してくれて、ありがとうございました。

Posted byブクログ

2024/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『桜のような僕の恋人』以来の宇山さん作品を読了。 東野ミステリーの後だったので恋愛モノが良いかと未観覧の映画配役を当て読み。 まさに生きる世界が違う二人が出会い、重ねていく日々は二人の想いが感じられる毎に切なく積もっていく。 二人の世界を隔てる差をモノクロと色で表現して、印象的なシーンでは色が鮮やかに描かれていた。 後半に明かされる美雪の秘密により二人の気持ちが動くが、健司の優しさは最後まで変わらず、ラストと結末に叶えられる美雪の願いはさすが宇山さんと思わせる感動的なモノでした。

Posted byブクログ

2023/08/24

宇山佳佑さんの作品はこれで2作目。 ちょっとダメでさえない主人公が人生最高の恋をする。 恋って良いなぁ、人を好きになるってこんなに素敵な気持ちだったっけ。とフレッシュな気持ちと感情に浸れるのが良い。 終盤は意外な展開に今回も涙なしでは読めなかった。 作者の文章は読み易いのに、泣か...

宇山佳佑さんの作品はこれで2作目。 ちょっとダメでさえない主人公が人生最高の恋をする。 恋って良いなぁ、人を好きになるってこんなに素敵な気持ちだったっけ。とフレッシュな気持ちと感情に浸れるのが良い。 終盤は意外な展開に今回も涙なしでは読めなかった。 作者の文章は読み易いのに、泣かせるツボはしっかり押さえている。またしてやられたぜ。

Posted byブクログ

2023/08/16

ファンタジーな世界! 読んでいる間は綺麗で不思議な世界にいる感覚に陥りました。ラストシーンは涙が溢れました、、

Posted byブクログ

2022/08/29

 設定は突拍子もないが、芯がしっかりと立っている感じがしてよかった。大切な人のことを思い行動するのは、誤解も生むしすれ違いも生む。それでもお互いがお互いを思い続けることができるのなら、いつかその蟠りは解けるのだなと思う。  時々コントみたいなやり取りも入っており、笑いあり涙ありの...

 設定は突拍子もないが、芯がしっかりと立っている感じがしてよかった。大切な人のことを思い行動するのは、誤解も生むしすれ違いも生む。それでもお互いがお互いを思い続けることができるのなら、いつかその蟠りは解けるのだなと思う。  時々コントみたいなやり取りも入っており、笑いあり涙ありの極上恋愛小説。

Posted byブクログ

2022/08/14

宝塚歌劇でミュージカル化されると聞いて読んでみました。 ページ数が少ないのでとても読みやすかったです。 健司と美雪の絆に心が洗われるようでした!

Posted byブクログ

2022/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

素敵な題名だなぁと思って手に取った作品でした。 お互い触れることはできなかったけれど60年の間一緒に過ごし、最期の時を触れることで迎えた結末は本当に苦しかったけど、と同時に幸せな気持ちにもなりました。 美雪がただただ我儘な感じのお姫様というだけでなく、健司のことを想い、苦しみ悩み、向き合っていくカッコいいヒロインで魅力的な女性でした。

Posted byブクログ

2022/05/05

この作家さんの作品本当に好きです。 ストーリーも儚いものばかりで読み終わったあとの余韻がすごいです。 名前に意味が込められてたり、題名の意味が読み終わったときにわかって感動したり ほんとに素敵な作品ばかりで本をあんまり読まない人にもオススメできます‼︎

Posted byブクログ