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押絵と旅する男 の商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

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2024/06/12

江戸川乱歩を初めて読んだ。こんな素敵な作品を書く人なんだ。乙女の本棚シリーズはなかなかイメージしにくい文豪作品をイラストがあるから理解しやすい。集めたくなってきた。

Posted byブクログ

2024/03/20

好きなイラストレーターさんと好きな文豪なので即購入しました。絵本なので多少の文章量の省略があるのかな…?原作だともっと長い感じだけど…。私個人としては小説を持ち歩くより、こっちの乙女の本棚シリーズ持ち歩きたいと思うくらい好きです。全巻集めてみたいけど、絵本だから凄く高くて全巻集め...

好きなイラストレーターさんと好きな文豪なので即購入しました。絵本なので多少の文章量の省略があるのかな…?原作だともっと長い感じだけど…。私個人としては小説を持ち歩くより、こっちの乙女の本棚シリーズ持ち歩きたいと思うくらい好きです。全巻集めてみたいけど、絵本だから凄く高くて全巻集めるのは流石に無理かも。年々イラストレーターも増えて来たのが嬉しい。

Posted byブクログ

2024/03/09

文豪と言われる人の書く話は難解すぎて何を伝えたいのか、自分らだけが分ればいいとおもっているのか、それともかまってちゃんのように難解にすることによってこの作品だけを考えて、理解してから次の作品を読んで欲しいと考えているのか??感想を書くようになって徐々にだけど、本を読むことが苦痛に...

文豪と言われる人の書く話は難解すぎて何を伝えたいのか、自分らだけが分ればいいとおもっているのか、それともかまってちゃんのように難解にすることによってこの作品だけを考えて、理解してから次の作品を読んで欲しいと考えているのか??感想を書くようになって徐々にだけど、本を読むことが苦痛になって全然読めなくなった時に前の本の内容を考える。そんな時だけじっくりとそして感想を書きながら吟味。 蜃気楼を見に行くところから話が始まり、行ったことを話すと周りはそれは夢だと言う。確かに有名な名所に行った記憶があり帰りの汽車で一風変わった男の人に出会い話を聞く。蜃気楼のような内容で押し絵の中の男は自分の兄だという。 蜃気楼の話といいたいのかな??

Posted byブクログ

2023/12/05

「乙女の本棚」読了の記念すべき1冊目。表紙の皺だらけの気味が悪い男と着物の可愛らしい女の子とのギャップが印象的。江戸川乱歩作品ということもあり、列車で出会った男の気味悪さからどんな展開が待っているのかと、始終ソワソワしっぱなしだった。結果、そんなに大したことは起きなかったものの、...

「乙女の本棚」読了の記念すべき1冊目。表紙の皺だらけの気味が悪い男と着物の可愛らしい女の子とのギャップが印象的。江戸川乱歩作品ということもあり、列車で出会った男の気味悪さからどんな展開が待っているのかと、始終ソワソワしっぱなしだった。結果、そんなに大したことは起きなかったものの、夏の怖い話を聞いたあとのようなゾワゾワとした気味悪さは残った。恋愛要素も含んでいるのでファンタジーと言えそうな気もするが、このヒヤリとした感覚こそがホラーなのかと思った。 イラストがとても綺麗で、文章だけよりも、2倍楽しめる気がする。このシリーズは全巻制覇したい。

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2023/11/17

大乱歩氏の有名な短編に、しきみ氏のイラストがコラボされた作品。相手は昔のまま変わらないのに、自分だけが年老いて行く悲しみが切なく感じる。儚い恋愛小説としても読めると思った。

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2023/10/03

これは良い試みー! 実際タイトルは知ってたけど読んだことなかった作品を読むきっかけになった イラストはまぁ好みがあるから…私はもちょっと暗くおどろおどろしい方が好みだけど(京極夏彦作品の人形のイメージ) でも楽しいのでこのシリーズ読も

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2023/09/14

話は勿論、挿絵が美しい。 この乙女の本棚シリーズは、 どのイラストレーターさんも ストーリーにあった素晴らしい絵を描いてて好き。

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2023/07/28

「水の温度が知りたかったら、まずは飛び込んでみるのよ」と言ったのは18世紀の乙女ヒマーワリ・オトメーロン嬢ですが、21世紀の読書人ひまわりめろんも全くの同意見なのであります おほほほ、でもBLと虫には飛び込みませんことよ(誤った乙女感) ということでなおなおさん本棚で気になっ...

「水の温度が知りたかったら、まずは飛び込んでみるのよ」と言ったのは18世紀の乙女ヒマーワリ・オトメーロン嬢ですが、21世紀の読書人ひまわりめろんも全くの同意見なのであります おほほほ、でもBLと虫には飛び込みませんことよ(誤った乙女感) ということでなおなおさん本棚で気になっていたので借りてきちゃいましたよ! 土瓶さん「勇気」って何かね(菅原文太) もう向日葵の表紙の本8冊同時に借りてる時点で恥ずかしいなんて気持ちは無くなりました 私思うんですよ 人が一生のうちで「勇気」を振り絞れる回数って実は決まってるんじゃないかと だとしたらそのうちの一回を使うのは今なんじゃないでしょうか(絶対違うわ) あ、私今回ぜんぜん振り絞ってないですからね 言われるまで気付きませんでしたから あー乙女の本棚かー うーんまぁおっさんの中身が実は乙女だったんだと思われても別にええやん むしろ素敵やんって 今の時代が求めてるのはこれだと思うんですよ それにね、私なんか(ほとんど忘れちゃいましたけど)江戸川乱歩なんて全部再読なわけですよ 再読だったらこんな素敵な挿絵がついてたほうが絶対お得ですよ 江戸川乱歩のちょっとゾクッとくる世界観にぴったりだったし 引き続き〈乙女の本棚〉追っちゃいますよ! 何が恥ずいねん! むしろあれだ いつもココロに乙女を!と言いたい

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2023/07/15

 乙女の本棚シリーズから、江戸川乱歩さんとしきみさんのコラボ作品「押絵と旅する男」です。表紙からは、なんとも言えない違和感を感じてしまったけれど、読み進めるとその訳もわかってきます。  蜃気楼を見に行った帰りの汽車の中で、押絵を持った男性と出会う…。男性は押絵を車窓にむけて、押...

 乙女の本棚シリーズから、江戸川乱歩さんとしきみさんのコラボ作品「押絵と旅する男」です。表紙からは、なんとも言えない違和感を感じてしまったけれど、読み進めるとその訳もわかってきます。  蜃気楼を見に行った帰りの汽車の中で、押絵を持った男性と出会う…。男性は押絵を車窓にむけて、押絵に外の景色を見せているかのように見えたため、興味を持って近づくと見事な押絵を見せてくれた上にその由来を語りだす…。  押絵の初老の男性は兄で、兄のために押絵を持って旅を続けているのだと…。この兄弟の想いを推し量ろうとすると、切ない気持ちになってそれが読後の余韻として広がります…。しきみさんのイラストも、この作品にぴったりです!

Posted byブクログ

2023/06/13

蜃気楼を見に行った帰りの汽車で、わたしは押絵を持った男と出会った。男はその押絵について語りはじめ……。 物語が独特の怪しさを含んでいて、変てこれんな気持ちになった。 読みやすいんだけど、特殊な癖が滲み出ているように思う。

Posted byブクログ