妻は他人 コミックエッセイ だから夫婦は面白い の商品レビュー
2018.2.17 Twitterで何度か見かけた漫画の人だ!と手に取った。 サクッとした絵の雰囲気も好きだけど、この価値観がなんだか清々しくて素敵だなー。私は独身だし同棲も経験したことないけど、この価値観でパートナーと接するってなかなかないんじゃないかなあと。いい悪い反対賛成は...
2018.2.17 Twitterで何度か見かけた漫画の人だ!と手に取った。 サクッとした絵の雰囲気も好きだけど、この価値観がなんだか清々しくて素敵だなー。私は独身だし同棲も経験したことないけど、この価値観でパートナーと接するってなかなかないんじゃないかなあと。いい悪い反対賛成は別として。 あくまで他人は他人、これってきっと家族以外の関係にも言えること。他人だから=全く関係ないとは違うくて。他人だから、だから面白いし新しい発見があるんだなあと。 友人の話で、「手伝うっていう発想がなくない?」みたいなの、たしかに!笑ってなったし、子どもができないことがわかった人への周りの反応に対する話も好きでした。 やる気をジップロックに入れる話も面白かった♪ ご主人の提案に対する奥様の身軽さ、その時を楽しもうというあり方も、いいなあ。
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あー!ツイッタで回ってきたの見ました。そうかこの人だったか…という。 最近妻の機嫌が悪くて、家事手伝う?って聞いたら余計に機嫌が悪くなったんですが…って相談された話と、好きに生きることを責められる必要はない(超訳)という話のやつですね。 前の話がとても好きなんですけど(相談して...
あー!ツイッタで回ってきたの見ました。そうかこの人だったか…という。 最近妻の機嫌が悪くて、家事手伝う?って聞いたら余計に機嫌が悪くなったんですが…って相談された話と、好きに生きることを責められる必要はない(超訳)という話のやつですね。 前の話がとても好きなんですけど(相談してきた人が家事を当たり前にできるようになるために、手始めに料理教室に通い始めました、っていう超有限実行な人でかっこいいっていうオチがつく)。面白かったです。 っていうかすごく夫婦の考え方というのかスタンスというのか、が、我が家に似てて、ある意味とても共感できるといいますか。 そこから色々考えてたんですけど、要は夫氏が作者に似たタイプなんだろうな、という結論になりました。さすがに食事は毎回別々で、各自で作る、という境地にはないですが笑。 タイトルになってる「妻は他人」の話があーなるほど、と。要は役割を強要しないってことなんですよね。割とどんな関係性にも当てはまることだと思うんですけど、自分はこの人の夫(妻)だから〇〇を強要する権利がある、と思わないことが円満の秘訣ですっていう話があって、それだ!ってなりました。 たまの親は割と役割重視みたいなところがあって、その強要がすごいイラっとする時があるんですよね。まあ、自分が捻くれていて、こうして、ああしてっていうのが「するべき」という言い方になった瞬間に過剰反応してしまうところはあると思うんですけど。 いずれにせよ、そういう強要がないから今生きやすいんだなー、と思ったのでした。なんか熱くなってしまいましたが笑。 家族の話とかも出てるんですけど、お父さんとお母さんとかの関係性とかもいいんですよねー。そういう風でありたいと思いました。 あーあと、友達から彼氏と喧嘩をしまして、という話を聞いた時に、相談相手が、「ケンカって些細なことから起こっちゃうのね…」というのに対して、相手は「些細なこと」と思ってないからケンカになったのでは、という返しが秀逸すぎて、膝を打ったのでした。わかるーってなりました笑。 みんなが共感できるというわけでもないでしょうけど、家族間でも適切な距離感って大切だよなーと常々思っている身としてはとても面白かったです。 長くてとりとめないけど感想終わり!
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読了。面白かった。子供がいないころの結婚生活を思い出した。私は、嫁さんのことが、わかっていたつもりであったが、娘が生まれて、わかっていなかったことがわかった。
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なかなか納得ばかりの内容 男女でも、友人同士でも、 やはり、こうでなくてはいけない 勝手な思い込み 相手に思いを込めてしまうことは いけない こういう関係でいたい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Twitterで著名なイラストレーターさんの初書籍本。既存のネタの他に新作の書下ろしもある。本来対等な立場であるはずの二人の人間が、夫婦になった途端に夫唱婦随を求められる今までの日本人の夫婦感に一石を投じてくれる本である。 著者は夫婦喧嘩をしたことがないらしく、その秘訣が本のタイトルにもなっている。
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僕の育った環境は登場人物が多く、それゆえに人間関係もある程度メッシュな状況だった。子育ては親が共働きなのもあり、親族の本当に色々な人にお世話になった。おばちゃんは専業、農家の嫁、教員、本当に色々な人がいたし、親以外にもそういう方々にいっぱい面倒を見てもらった。子供ながらに気を遣っ...
僕の育った環境は登場人物が多く、それゆえに人間関係もある程度メッシュな状況だった。子育ては親が共働きなのもあり、親族の本当に色々な人にお世話になった。おばちゃんは専業、農家の嫁、教員、本当に色々な人がいたし、親以外にもそういう方々にいっぱい面倒を見てもらった。子供ながらに気を遣っていたりもした。 今僕自身子育ての真っ最中だが、頼れる方々は東京に出ちゃってるのもあり、そんなにいない。共働きでは消耗は避けられないため、助けあわねばならない。 時代は変わった。 こういう時ほど、僕の幼少の頃の育児スタイルに希望を持ってしまうが、もはや現実解ではない。家父長制によって生まれた役割に支えられていたところが大きいためだ。かつてほど豊かでない今の世の中、夫婦といえど自分で稼いで食っていく時代だ。 一方で、子育てほど血縁や絆を拠り所にする活動もないと思う。同世代はこのギャップに苦しんでることも多いのでは。 出産、育児イベントはわからないことだらけで、教えを乞うには頭もいっぱい下げる。僕自身も考えかたを変えるのに試行錯誤を繰り返している。 その中でこの本に出会った。いろんなことを乗り切る示唆に富んでいた。いろんなことを気にしないこと、パートナーを個人として見ることは本当に大切なこと。 子育て、仕事、そのほかの役割が一気に押し寄せると、苦しくて独りよがりになることがどうしてもある。そんな時に、どこまで大切なことを守れるかな。難しいよ、これは。
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結婚したから得られる幸せ。子供が出来た幸せ。独り身の幸せ。人それぞれの幸せがある。それらを認めてお互いに尊重する。そういったことが当たり前になる社会だと良いですね。
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