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雪の夜は小さなホテルで謎解きを の商品レビュー

3.3

15件のお客様レビュー

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2024/01/10

実は去年から読んでいた作品。クリスマスに相応しいと手にしたが、バタバタ実生活で豊かな時を過ごせなくて(苦笑)まず、チョコレート工場の秘密、とかに似てると思った。作品自体がゲームを通して成長していくと言うものなので、みんなで読みたい。

Posted byブクログ

2024/01/04

アメリカの作家「ケイト・ミルフォード」の長篇ミステリ作品『雪の夜は小さなホテルで謎解きを(原題:Greenglass House)』を読みました。 ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。 -----story------------- 小さなホテルに眠るとびきり大き...

アメリカの作家「ケイト・ミルフォード」の長篇ミステリ作品『雪の夜は小さなホテルで謎解きを(原題:Greenglass House)』を読みました。 ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。 -----story------------- 小さなホテルに眠るとびきり大きな秘密 MWA賞受賞のほっこりあたたか聖夜の物語 12歳の「マイロ」の両親が営む小さなホテル〈緑色のガラスの家(グリーングラス・ハウス)〉に、ある冬の日、5人の奇妙な客が現れる。 彼らは全員が滞在予定日数を告げず、他の客がいることに驚いていた。 なぜ雪に閉ざされたホテルに来たのか?  「マイロ」は客の誰かが落としたと思しき古い海図を手がかりに、彼らの目的を探ることにする。 それはホテルの秘密につながっていた……?  心あたたまる聖夜のミステリ。 訳者あとがき=「山田久美子」 ----------------------- 2014年(平成26年)に発表され、翌年のアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀ジュブナイル賞を受賞し、全米図書賞児童文学部門やアンドレ・ノートン賞、アガサ賞最優秀児童書等の候補にもなった作品です。 12歳の少年「マイロ」の里親「パイン夫妻」は丘の上の小さなホテル・グリーングラス・ハウスを営んでいる… クリスマス・シーズンは例年なら暇だが、今年は5人も客が来た、、、 しかも全員が無予約で滞在予定日数を告げず、他の客がいることに非常に驚いていた… なぜ雪に閉ざされたこのホテルにわざわざやってきたのだろう? 急な繁忙期が到来した一家は、町から応援要員として料理人の「キャラウェイ」を呼ぶ。 「キャラウェイ」とともにグリーングラス・ハウスにやってきた娘「メディ」と「マイロ」は意気投合、「メディ」の提案で客の秘密を探るごっこ遊びを始めた… ロールプレイングゲームのかたちで拾った海図の落とし主を探り当て、その目的解き明かそうというのだ、、、 最初は戸惑っていた「マイロ」だが、自室においていた海図が白紙にすり替えられたと知るや俄然本気になる… その白紙は元の海図と同じ古紙で、よく見ると門に似た絵柄の透かし入りで、その門はグリーングラス・ハウスのステンドグラスにも描かれていた。 落とし主は、その海図を持ってグリーングラス・ハウスを調べにきたのだろうか? もしや、このホテルのどこかに宝物が隠されているのか? 客たちの謎は、このホテルに隠されたとてつもない秘密につながっていた……。 児童文学系の賞を受賞していたので、もしや… とは思ったのですが、、、 タイトルからクローズドサークル物のミステリを期待して読んだので、ちょっと裏切られた感じ… これは児童書、もしくはファンタジーとして売り出すべき作品ですねー 創元推理文庫なので、M(ミステリ)ではなく、グレイの背表紙のF(ホラー&ファンタジイ)でジャンル分けして欲しかったなぁ、モヤモヤしながら読んだ感じ。 愉しめるかどうかは少年「マイロ」に感情移入できるかどうかかな… 「メディ」の正体は、途中から予想できましたけどね、、、 そこでジャンルがおかしいなぁ… と気づいたんですけどね。

Posted byブクログ

2023/02/08

12歳のマイロは中国人。彼を養子に迎えた両親が営むグリーングラスハウスと呼ばれるホテルに一見客が5人も現れて、静かに家族で迎えるはずの冬休みが大変な騒ぎになってしまいます。 メディと協力して数々の謎を解いていくマイロ。 最後はとても良い気分にさせてくれる物語です。

Posted byブクログ

2022/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリーというよりファンタジー要素が圧倒的に濃い。中高生が冬休みに読むのにちょうど良さげな作品。 本編も感動があったが。なぜこの物語りが生まれたのか著者の後書を読んで感銘を受けた。続編は翻訳されないのかな。映画できるの楽しみ。

Posted byブクログ

2022/01/17

アジア系の容姿なので、誰もが孤児とわかるが、両親に大事にされ、稼業のホテル経営も手伝う男の子の話し。なんだかこのホテルに関係している?曰く付きの人々がやってくる。謎解き。ううーん、ファンタジーなのかな?なんだかジャンル分け難しいような作品って、パワーがあれば気にならないけど、自分...

アジア系の容姿なので、誰もが孤児とわかるが、両親に大事にされ、稼業のホテル経営も手伝う男の子の話し。なんだかこのホテルに関係している?曰く付きの人々がやってくる。謎解き。ううーん、ファンタジーなのかな?なんだかジャンル分け難しいような作品って、パワーがあれば気にならないけど、自分がはまれなかったせいか、どっちつかずの感じがしたなー。

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2022/01/16

クリスマスに読みたい本! 年末は時間がなかなか取れなくてちょっとずつ読んで年越しちゃったけど、読み終えられてよかった!挫折してたら大事なこと知れなかった!

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2021/10/29

寒い冬の夜にゆっくり読みたい物語。謎を解明していくマイロが頼もしい。読み進んでいくうちに、ふいに優しい気持ちが湧いてきたり…。読んで良かった!

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2019/12/26

家のルーツ、自分のルーツをたどる大冒険に1冊の本が常に寄り添っている演出が素敵。ミステリーの定番、雪山の山荘。今年のクリスマス読書。。

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2019/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリ好きにはたまらないタイトルだなーと思って読んでみました。小さな雪に閉ざされたホテルで5人の奇妙なお客が・・という導入だけでわくわくします。ベタではなく王道と言いたい。 ただ12歳の少年が主人公で、「心温まる聖夜の物語」みたいなことがあらすじに書かれていたのがどうにも・・・な懸念ではありました。安易なぬるいだけの物語になってしまってるんじゃないか、と。 杞憂でしたね。思ったよりも話の骨格がしっかりしていてとても楽しめました。謎解きだったら冒険だったり少年の成長譚だったりいろんな要素がてんこもり。でもうまく融合してるように思いました。メディの、なんというか叙述感はかなりありありではありましたけれども。 ところで主人公マイロくんのルーツとかが最終的に明らかになるのかと思ったらそれはないんですね。半ノンフィクションだったんですね。これはこれで。

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2019/03/19

ちょっと不思議なミステリ。 12歳のマイロの両親は、緑色のガラスの家(グリーングラス・ハウス)という小さなホテルを営んでいた。 ほぼ常連しか使わないホテルで、冬は利用客がいないはずのホテルにある冬の日、5人の奇妙な客が現れる。 マイロは奇妙な客たちの目的を探ろうとする。 よくあ...

ちょっと不思議なミステリ。 12歳のマイロの両親は、緑色のガラスの家(グリーングラス・ハウス)という小さなホテルを営んでいた。 ほぼ常連しか使わないホテルで、冬は利用客がいないはずのホテルにある冬の日、5人の奇妙な客が現れる。 マイロは奇妙な客たちの目的を探ろうとする。 よくある、雪に閉じ込められ外部と連絡が取れないホテルで殺人でも起こるのかと思ったが、そういう血なまぐさい話ではない。 暇つぶしに客たちに一つずつ話をしてもらうことで、それが手掛かりとなり、徐々に客たちの目的に近づいていく。 マイロが同い年の友人と一緒に、ロールプレイングゲームの遊びを通して単なるゲームから実際の謎を解いていく進め方は面白い。 全てが明らかになるとき、グリーングラスハウスの謎が明らかになる。 個人的には、マイロ自身のことがもっとわかるのかと期待していたが、それはなかったので、★は3つに。

Posted byブクログ