兼好法師 の商品レビュー
<目次> 第1章 兼好法師とは誰か 第2章 無位無官の「四郎太郎」~鎌倉の兼好 第3章 出家、土地売買、歌壇デビュー~都の兼好Ⅰ 第4章 内裏を覗く遁世者~都の兼好Ⅱ 第5章 貴顕と交わる右筆~南北朝内乱期の兼好 第6章 破天荒な家集、晩年の妄執~歌壇の兼好 第7章 ...
<目次> 第1章 兼好法師とは誰か 第2章 無位無官の「四郎太郎」~鎌倉の兼好 第3章 出家、土地売買、歌壇デビュー~都の兼好Ⅰ 第4章 内裏を覗く遁世者~都の兼好Ⅱ 第5章 貴顕と交わる右筆~南北朝内乱期の兼好 第6章 破天荒な家集、晩年の妄執~歌壇の兼好 第7章 徒然草と「吉田兼好」 <内容> 『徒然草』と言えば超有名だが、作者は教科書でも表記が揺れている。「吉田兼好」「卜部兼好」「兼好法師」。その謎も解けた。金沢流北条氏に仕え、鎌倉と京都を行き来(鎌倉末期、仕えた北条氏は六波羅探題だったから)。そこで短歌の人々と交わり、南北朝期の歌壇で活躍した「卜部兼好」(遁世して兼好法師)が実態のようだ。また唯一神道の吉田兼倶はかなりの食わせ者で、「吉田兼好」は彼のでっち上げらしい。
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烏兎の庭 第六部 3.11.18 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto06/doc/TGZ.html 日経新聞 書評 2017年12月16日 五味文彦評 「『吉田の捏造』論証し実像示す」
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兼好は、なぜ「吉田」ではないのか。 また、「世捨て人」としてとらえることの思い込み。 どんな古典であっても、まだまだいくらでも新しい研究は可能であることを明示した一冊。
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