冒険エレキテ島(2) の商品レビュー
前作を読んだのは、2011年。 小さな複葉機でエレキテ島を目指し、飛び出したみくり。 夜に洋上を漂ううちに、エレキテ島と遭遇。 モン・サン=ミシェルのような山いっぱいに立てつくす家々。人影は少なく、気難しそうな老人達の顔がパラパラ見える。排他的な態度を示す彼らは明らかに歓迎して...
前作を読んだのは、2011年。 小さな複葉機でエレキテ島を目指し、飛び出したみくり。 夜に洋上を漂ううちに、エレキテ島と遭遇。 モン・サン=ミシェルのような山いっぱいに立てつくす家々。人影は少なく、気難しそうな老人達の顔がパラパラ見える。排他的な態度を示す彼らは明らかに歓迎していない。 話はあまり進展しない。迷宮のような石づくりの街をみくりがうろつくシーンは台詞も少ない。こういう絵をたっぷり書きたかったんだろうと、じっくり鶴田さんの絵を堪能する。 鶴田さんらしい脱力系似非科学は、影を潜めている。 男の子に云われて、登った島の高い場所の「お店」。そこでみくりが逢ったのは? 皆さんが触れている通り帯に、鶴田謙二初、「2巻」出た!とある。6年ぶりの続刊。3巻目は2023年頃かな。この後は、奇想天外な展開を期待したい。
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帯の文句が奮っている。「鶴田謙二初、「2巻」出た!」と。 もちろんエマノンがあるけどあれは別タイトルだしね。 3年かけた仕事が3時間で終わったので、次は冒険だと気持ちを奮い立たせて。 遭遇した人物は……。おいおい! また何年も待つのか! 奥付をみると、2012年から2017年の連載をまとめているのだとか。 次は2023年か・・・…遠い目。
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ついに上陸できたエレキテ島。 しかし島民はどこぞの限界集落並みに閉塞で排他的。今回はストーリーより空気感を重視。 ラストでどう島の物資が流通しているのか? 彼は「先生」なのか? 気になるところで終わる。
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内容の前に帯の『鶴田謙二初、「2巻」出た!』がおかしい。確かに、期待はあんましてなかったけどさ。 エレキテ島に到着したみくらを待っていたのは、明らかな拒絶。別に大歓迎されるとは思ってなかったけど、そうじゃないよね。複葉機の修理も時間かかることだし、ここはひとつエレキテ島探検と行...
内容の前に帯の『鶴田謙二初、「2巻」出た!』がおかしい。確かに、期待はあんましてなかったけどさ。 エレキテ島に到着したみくらを待っていたのは、明らかな拒絶。別に大歓迎されるとは思ってなかったけど、そうじゃないよね。複葉機の修理も時間かかることだし、ここはひとつエレキテ島探検と行きますか。と女丈夫っぷり発揮しちゃいます。 なによりまずは地図。ということで地道にもくもくとこつこつと。世界樹の迷宮でもやってるのかしら。 食料も底をついてたどり着いたのは島のお店。情報提供者はエレキテ島の子供。こういう時の味方は子供ですよ。名前わからないけど。 で、この先どうなる? そして、続きはいつでるのか?
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おーついに出た!鶴田謙二自体単行本化にあまり意欲的でない作家なので下手したら出ないままかも…と不安を感じていたというのも正直なところ。漸くエレキテ島に上陸した主人公みくらとその相棒(猫だけど…)のエンデバーがすったもんだの挙句
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