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ねこ町駅前商店街日々便り の商品レビュー

3.2

19件のお客様レビュー

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2023/05/14

文庫本が最近発売されたので気になっていたが、この本の一部題名を変えて2分冊となったようだ。 根古万知(ネコマンチ→ネコマチ)という何も無い町は田舎の終着駅。そこに現れたネコが救世主となって町興しが始まる。 次々と起きるUFO騒ぎや有名女優の映画監督による撮影、ネコの元飼主が発見さ...

文庫本が最近発売されたので気になっていたが、この本の一部題名を変えて2分冊となったようだ。 根古万知(ネコマンチ→ネコマチ)という何も無い町は田舎の終着駅。そこに現れたネコが救世主となって町興しが始まる。 次々と起きるUFO騒ぎや有名女優の映画監督による撮影、ネコの元飼主が発見される事件など大騒動。その中で新飼主の若い女性によるアイデアによるイベントの仕掛けで町が変わって行く。 シャッター商店街や限界集落が、意外と自分達が滅ぶ事を受け入れて、復興を望まない事に驚いてしまう。反対派を賛成派に変える主人公の行動が凄い。ハッピーエンドの事もあり、読み味は良い。 ただ、この作家の特徴として一人ひとりの会話文が長い。1ページを超えることがザラにあり、読み疲れするのは歳のせいだろうか?

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2023/03/04

図書館の特集コーナーに並べられていた。「ねこの日」の特集だったと思う。 久々の柴田よしき作品。 ミステリーのイメージがあるが時々こういうのもあって面白い。 過疎化してシャッター商店街になった駅前商店街を生き返らせよう、という話。 自分の故郷が帰ってみたい、と思える場所だと思えるこ...

図書館の特集コーナーに並べられていた。「ねこの日」の特集だったと思う。 久々の柴田よしき作品。 ミステリーのイメージがあるが時々こういうのもあって面白い。 過疎化してシャッター商店街になった駅前商店街を生き返らせよう、という話。 自分の故郷が帰ってみたい、と思える場所だと思えることは大切だと思う。 中々こんな風に上手くはいかないと思うけどついつい先が気になって読んでしまう。 本題とは離れるが、子どもの頃、いじめられていた河井の言葉がよかった。 「受け入れたくもない謝罪を受け入れたり、ゆるしたくもない人間をゆるす気にはなれないのです。そういうことをわたしに強要しないでいただきたい。」 この言葉は胸に染みた。 謝罪は謝罪される方の自己満足であって、自分の心を軽くするだけであって、謝罪される側は決して許せるものではないということをしみじみ感じた。 何か他でも同じようなセリフを読んだ気がする。 兎に角商店街に少し先が見えてめでたしめでたし。

Posted byブクログ

2022/11/29

2022.11.29 読了 過疎化が進んでいる シャッター商店街の再生物語。 淡々と話がすすむので、 盛り上がりに欠け、 ぜ〜んぜん 進まなかった(^︺^

Posted byブクログ

2022/11/09

11月-04。3.5点。 離婚して里帰りした主人公、元炭鉱街で今はシャッター商店街、唯一の電車も廃線の危機。ある日、猫が町に舞い込んで。。。 過疎の田舎町の再生物語。読みやすく面白い。猫の飼い主に関するエピソードが、作者の筆力があるために良いエッセンスになっていた。

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2021/01/13

中性的な名前で姓が漢字で名が平仮名なこと、タイトルの感じで『ミカ!』『ミカミカ!』を書いた人かな?っとうろ覚えで借りてきたのでしたが、違う人でした(正解は「伊藤たかみ」さん)。物語は結婚相手に浮気され愛猫とも別れなければならずにシャッター商店街の侘しい故郷に戻ってきた女性が、周囲...

中性的な名前で姓が漢字で名が平仮名なこと、タイトルの感じで『ミカ!』『ミカミカ!』を書いた人かな?っとうろ覚えで借りてきたのでしたが、違う人でした(正解は「伊藤たかみ」さん)。物語は結婚相手に浮気され愛猫とも別れなければならずにシャッター商店街の侘しい故郷に戻ってきた女性が、周囲の人たちに支えられながら町起こしのイベント実現のために奮闘するなかで傷ついた自分の心をも再生していく様を描いたもの。どこがどうとは言いにくいのだけれど、あまり好みに合わず、残念でした。確認したらブクログにもう一冊既読本の記録があり、やっぱりそれも好みではなかったみたいなことが書いてあったので、相性が良くないみたいです、これを機に覚えておこう。

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2018/11/28

なんか似てるよね、住んでる町と。 地元ではないので、どうにかしようという気持ちはさほどないけど、商店街で商売をしているとか小さい時から住んでいて思い入れがあるとなると、なんとかしたい! と思うものかも。 町おこし、村おこしと言えばイベントなんだろうか? 確かに一瞬は人が集まると思...

なんか似てるよね、住んでる町と。 地元ではないので、どうにかしようという気持ちはさほどないけど、商店街で商売をしているとか小さい時から住んでいて思い入れがあるとなると、なんとかしたい! と思うものかも。 町おこし、村おこしと言えばイベントなんだろうか? 確かに一瞬は人が集まると思うけれど、継続できないよね〜。むむ。

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2018/07/31

寂れた終点駅のねこまちに離婚して戻ってきた愛美と、ふらりと現れた猫ノンちゃん。 前半ややまどろっこしい感があったけど、後半の町おこし、愛美と慎一の関係あたりはよかった。 おまけ 慎一、信平、晋一、は別の名前でよかったのでは?

Posted byブクログ

2018/07/22

ローカル線の終着駅根古万知駅の駅前のさびれた商店街を舞台に、ちょっと何かを諦め始めていた人々の前に現れた一匹の猫。それがきっかけとなり商店街の再生をしようと再び人生を生き直し始める人々の物語が爽やかに描かれる。読後は気持ちいい。

Posted byブクログ

2018/07/09

地方の町の寂れていく商店街に活気を取り戻し、町の子供たちにもふるさとの思い出を残してあげたいと願う主人公が奮闘する話。 話の途中に出てくる限界集落での電気もガスもない暮らしが、印象的でした。 ちょっと長すぎるかなという印象でしたが、読後感は良い1冊です。

Posted byブクログ

2018/05/04

町おこし、って言うほど簡単ではない。でもどうにかしたい。 そんなとある商店街のお話。 ねこかわいい。

Posted byブクログ