ランチ酒 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
祥子が就いている見守り屋って、原田ひか香さんの作品みたい。 見守り屋の仕事は、寝ずに誰かを見守ること。ともすれば介護や保育、家事支援、性サービスといった業態になりそうなところ、そこはしないと線引きしている。ただ見守るというどっちつかずの仕事を、それでも必要とする人が何人もいる。そんな人たちが眠りにつくまで、祥子は優しく、かつ一定の距離を保ちながら見守る。 原田さんの作品も、「スマホで時間をつぶすのではなく、何か本を読みたいな」「でもヘビーな文芸作品はしんどいな」というどっちつかずの気持ちにぴたりとはまることが多い。何かを教え諭すのではなく、読み手の人生観をがらりと変えるようなこともなく、ただ寄り添う。そんなゆるさが欲しくて、図書館や書店でつい探してしまう。いつまでもこんな優しい作品を書いてください。
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2作目を読んだ後にこの作品を読んだので、人間関係など、先回りしながら読んでしまいました。 この作品も美味しい物が食べたくなります。 私はお酒をあまり飲みませんが、きっとお酒も飲みたくなるんだろうな〜 祥子達の関係も羨ましいです。
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まちがえて続編を先に読んでしまったので 1作目のこちらも気になり読みました。 主人公がなぜランチで酒を飲むのか、 主人公が仕事をする中で誰かの支えになり、 自分も支えてもらっている。 苦悩もありつつやりがいを見つけていく前向きになれる物語でした。 あとめっちゃおなかすく!!!!...
まちがえて続編を先に読んでしまったので 1作目のこちらも気になり読みました。 主人公がなぜランチで酒を飲むのか、 主人公が仕事をする中で誰かの支えになり、 自分も支えてもらっている。 苦悩もありつつやりがいを見つけていく前向きになれる物語でした。 あとめっちゃおなかすく!!!!!笑
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東京の…(近郊の)いろんな街を想像して ぜひとも行ってみたいと思いました! 主人公の娘さんとのこれからの関係も気になる
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夜勤の後に晩酌代わりのランチとお酒。 不安や葛藤など鬱憤を溜め込んだ心と体を抱えて日々過ごしている主人公がちょっと重くて辛い。 それでもランチとお酒で英気を養って前向きに生きようとしている彼女にエールを送りたい。
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星2.5 食べ物の描写が本当においしそうで、お酒も飲みたくなる。でも、このまま家に帰ってすぐ寝てしまうのでは、いずれ身体を壊しそう。夜勤のある仕事って(というか、この仕事自体、夜勤だけなんだが)、生活が不規則になって、体に良くないって言うし。 依頼してきた人たちの様子も気になるが...
星2.5 食べ物の描写が本当においしそうで、お酒も飲みたくなる。でも、このまま家に帰ってすぐ寝てしまうのでは、いずれ身体を壊しそう。夜勤のある仕事って(というか、この仕事自体、夜勤だけなんだが)、生活が不規則になって、体に良くないって言うし。 依頼してきた人たちの様子も気になるが、次回に続くのだろうか。どの人も重いものを抱えているようだったし。主人公自身のその後ももちろんだが、クライアントのその後もとても気になるのだった。
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お酒を飲める人が羨ましくなっちゃいました❗今度生まれ変わったら、少しは飲めてお酒を美味しく感じたいな~ ランチが美味しそうで、お腹が空いてきちゃうお話でした。何かあってもご飯なん食べようかな?って考えられる気持ちの余裕さえあれば生きていけるなってふと思っちゃいました。
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朝から気兼ねなく飲めるお店で疲れた体を癒す主人公。人はそれぞれ人生におもりを抱えていることを感じさせられつつ、飲んべえとしては朝飲みの魅力に惹き付けられました。
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仕事終わりの美味しいご飯とお酒、それがランチだったらとてもいいだろうなぁと思いました。こんな人もいるんだなぁ。少しうらやましい。でもみんなそれぞれの人生があって、迷いながら生きてる。少しの楽しみがあっていい。御飯の描写が食べ物が近くにあるようでした。
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食の描写がとても丁寧にされているけれど、そればかりが際立つ訳ではなくお客さんとの、家族との関わりも気持ちの揺れも含め目の前でドラマを見ているような錯覚を感じるくらいリアルに描いている。 この続きも、早く手に取って読みたい。
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