ふしぎの国のバード(4) の商品レビュー
今回は、新潟や山形という、比較的開けた街の滞在と、イトの過去にせまる話 山形ではとくに、服装などの洋風化が進み、過去の日本を切り捨てるような風潮も。 日光以降に通ってきた地域との差が大きく、渾沌とした明治のこの時期の様子がよくわかりますね。 イトについては、そんなことがあっ...
今回は、新潟や山形という、比較的開けた街の滞在と、イトの過去にせまる話 山形ではとくに、服装などの洋風化が進み、過去の日本を切り捨てるような風潮も。 日光以降に通ってきた地域との差が大きく、渾沌とした明治のこの時期の様子がよくわかりますね。 イトについては、そんなことがあったなら、これから先は、どうするの?と思わせられる内容。 まだまだ、二人の旅の行方が見逃せません。
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どこまでが事実でどこまでがフィクションなんだろう。「日本奥地紀行」にあたってみれば早いことなのだが。 公使夫人の回など、回を稼ぐためなのだろうが、このマンガが早く終わってほしくない私には、退屈であると思う一方で、嬉しいとも思える。 淡々と進んでいたこのマンガに初めての悪役が登場し...
どこまでが事実でどこまでがフィクションなんだろう。「日本奥地紀行」にあたってみれば早いことなのだが。 公使夫人の回など、回を稼ぐためなのだろうが、このマンガが早く終わってほしくない私には、退屈であると思う一方で、嬉しいとも思える。 淡々と進んでいたこのマンガに初めての悪役が登場し、ザワザワする。
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”園芸“という芸術文化は文明の質をはかるひとつの指標だ よろしければ接木・挿木・圧條あつきなど奇品に適した人工繁殖技術もお教えできマス 胃が4つあり反芻が出来る為餌の用意がいらず 車夫を捕縛して丁髷を切るつもりです この按摩は腕利きで 盲目の霊媒師(シャーマン)
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伊藤とプラントハンターのマリーズとの 確執が描かれる回想からスタート。 通訳としての能力が向上したのは たしかにマリーズに雇われたおかげ。 でも、想いは汲み取ってもらえない(T . T) バードさんとの対比があざやか。 いよいよ新潟から山形まで来た2人。 結構な強行軍のため バ...
伊藤とプラントハンターのマリーズとの 確執が描かれる回想からスタート。 通訳としての能力が向上したのは たしかにマリーズに雇われたおかげ。 でも、想いは汲み取ってもらえない(T . T) バードさんとの対比があざやか。 いよいよ新潟から山形まで来た2人。 結構な強行軍のため バードさんの腰痛が少し悪化してるので 心配ですねぇ…。 口寄せで今後の旅について 悪い預言をされてしまった伊藤。 さて、どうするか。
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図書館に予約してから、ほぼ一年待ちで漸く順番が回ってきた。 イザベラ・バードが残した明治初期の日本の東北地方の風土記を元にした漫画の続編。 フィクションではあるが、当時の日本の北陸、東北地方の様子が細かいところまで調べられていると思う。 今回は、朝顔の変異種の話が出てくるのだが...
図書館に予約してから、ほぼ一年待ちで漸く順番が回ってきた。 イザベラ・バードが残した明治初期の日本の東北地方の風土記を元にした漫画の続編。 フィクションではあるが、当時の日本の北陸、東北地方の様子が細かいところまで調べられていると思う。 今回は、朝顔の変異種の話が出てくるのだが、以前読んだ東野圭吾の「夢幻花」を思い出した。 バードさんのガイド役を務める伊藤が窮地に追い込まれそう…続巻も予約したが、また一年待ちかしらねぇ。 急速に近代化が進む日本で、失われつつある文化の希少さを外国人の目線でよく捉えている。 2021.1.24
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秋田県は知ってたけど ええっ?山形も開けてたの? 東洋文庫の新しいやつ・・・ええっ?いやまぁ、はー。 毛t ごふっ 欧州系の、食へん植物の育種に関する蔑視と、プラントハンターの苦悩、に、さういふ秋津島の文化へイングリッシュ観光客のをばさんが興味を示すといふのは面白い。 てふ...
秋田県は知ってたけど ええっ?山形も開けてたの? 東洋文庫の新しいやつ・・・ええっ?いやまぁ、はー。 毛t ごふっ 欧州系の、食へん植物の育種に関する蔑視と、プラントハンターの苦悩、に、さういふ秋津島の文化へイングリッシュ観光客のをばさんが興味を示すといふのは面白い。 てふか、背骨に関しては原作に忠実であったバードさんは、根性で行ってると。
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1~4巻感想。日本の明治初頭の文化風俗とその闇がリアルに描かれおり、そこに客観性を持ちながらも好奇心溢れ表情がコロコロ変わるバードと、不愛想な通訳"イト"のコンビがよいエッセンスとなって物語に引き込まれていく。イトさんツンデレでリヴァイ似でいじりたいわ…ww ...
1~4巻感想。日本の明治初頭の文化風俗とその闇がリアルに描かれおり、そこに客観性を持ちながらも好奇心溢れ表情がコロコロ変わるバードと、不愛想な通訳"イト"のコンビがよいエッセンスとなって物語に引き込まれていく。イトさんツンデレでリヴァイ似でいじりたいわ…ww こういうところに、いわゆる教育歴史マンガとは違うおもしろさがあるんだと思う。
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明治初期の日本、面白い ●朝顔には奇品がある ●他にも接木(つぎき)や、圧條(とりき)などがある ●牛乳を飲む習慣は当然無い ●山形はかなり栄えていた ●ベッドが信用されてなかった ●按摩は盲目の人の仕事
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冒険家・イザベラ・バードが歩いた日本 伊藤の記憶・越後街道・山形・ファニーの憂さ晴らし編 通訳の伊藤の過去が少しずつ明らかに… 5巻へ続く!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
風雲急を告げる4巻である。今回から山形編が開幕した一方で、プラント・ハンターであるチャールズ・マリーズによる魔手が伊藤を捕え始めた巻であった。 ここでのマリーズの悪役ぶりは本当に見事だ。悪役と言い切るのも問題はあるだろうが、現地の使いやすい手駒としか見ていない彼の姿は、あまりにバード女史の姿勢と対照的すぎる。 文物へ関心深く、細やかな反応を見せるバード女史と、商売としての視点だけで揺ぎ無く冷酷にさえ見える反応を見せるマリーズの対比は、物語に新たな視座を加えている。 伊藤の苦悩の行く末が大いに気になる巻であった。この巻もまた星五つで評価している。 腰痛を抱えるバード女史と、そんな彼女と共に旅をする伊藤へとイタコが告げた「今すぐ危ねえ旅ばやめろ」という言葉。物語は大きな転機を迎えている。
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