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卒母のススメ の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2019/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

色々な人の卒母の宣言でした。 卒母したい人、卒母できない人、卒母しなくてもいいんじゃないという人、家庭環境はその人その人によって違うからそれぞれでいいと思うのだけど、子供が必要としているのに私は卒母したからお弁当は作らない(たとえだけど)とかいうのは違うよね。 自然と子供のほうから離れていくのと同時に自分もあまりタッチしなくなっていく…というのが理想だけど、やはり親はいつまでたっても親。この責任と心配とを一生抱えていくんだな~。

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2019/10/24

「卒母」という言葉を聞いて受ける印象が人によって随分異なることに驚いた。 私は西原さんの「卒母」観が好きだし、決して子供と縁を切ることを指しているわけではないのに、真逆の極端な印象も受ける人もいるのだなぁと驚いた。言葉が独り歩きするほど「卒母」はインパクトがあり、母達の感情を刺激...

「卒母」という言葉を聞いて受ける印象が人によって随分異なることに驚いた。 私は西原さんの「卒母」観が好きだし、決して子供と縁を切ることを指しているわけではないのに、真逆の極端な印象も受ける人もいるのだなぁと驚いた。言葉が独り歩きするほど「卒母」はインパクトがあり、母達の感情を刺激する言葉なんだろう。でも、どんな投稿でも受け止める西原さんの器の大きさを前に、自分はただただ恥じ入るのみ。 自分がまだまだ当事者だからか「どんな意見もいいねー」なんて境地にはとてもとても達せず、心がざわつく投稿もありつつ、様々な母の想い、親子関係を垣間見せてもらった。 秀逸だなと思った言葉を少し。 「卒母は、子供たちが母の庇護を必要としなくなった事実を受け止めるもの」 「卒母は子供たちと自分が作る新しい幸せな関係を目指すこと」(P67) 自分の卒母感を言葉にしてもらったよう。

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2019/02/21

今は子育ての真っ最中で余裕がないけど、卒母した先輩ママ方のコメントを読んで、20年後、子供が自立する時までも、自分だけの世界も維持して行きたいと思う。友達を作りたい!

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2018/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

考え方は人それぞれだだから、まあ意見いろいろでいいけれど。 障害のある子どもを持った母の言葉は身につまされる。 生きてるうちに卒業なんてねぇ~

Posted byブクログ

2018/11/01

面白かった。私も卒母したい、気持ちもある。個人的には「努力は実を結ばないのね」と投稿した方に、私も同じです、と言いたい。

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2018/10/09

毎日新聞に寄せられた投稿をまとめた本。 … 24歳の娘と20歳の息子を持つ母として、とても興味深い本でした。 私自身は子離れが出来ない母親です。 特に今年度は、子離れの必要性を切に感じ、今はその努力中。 今回この本に出会って、登場する母達の切なる言葉の数々に共感し、泣きます!...

毎日新聞に寄せられた投稿をまとめた本。 … 24歳の娘と20歳の息子を持つ母として、とても興味深い本でした。 私自身は子離れが出来ない母親です。 特に今年度は、子離れの必要性を切に感じ、今はその努力中。 今回この本に出会って、登場する母達の切なる言葉の数々に共感し、泣きます!と言われていた小説を読んだ時よりも、何度も涙を流してしまいました。 私にはまだまだ課題は多そうですが、今の子供たちといい関係を保つためにも、子離れ=卒母をしていきたいと思います。 母の願いは子の幸せ。 子供達を自分よりいい笑顔にして送り出す、そんな母でありたいと思います。

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2018/04/24

自分の文章のことを棚にあげてしまうけど みなさん 短い文章の中に ぎゅうーーーーーーーっと 今までの子育てが詰まってて もう 文章が空回りしてるのも 沢山あって なんか涙ぐんじゃいました

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2018/03/05

子供達が育って、「母親業」を卒業する「卒母」を宣言したサイバラさん。世のお母さん達の卒母を巡る様々な意見を集めた本。同意、反対、憧れ等を面白く、また切ない言葉で表現するお母さん達がとてもステキ。私も早く卒母したいなぁ。 いろいろな意見はあるだろうけど、とにかく読んで楽しい本。

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2017/11/29

「卒母」についての意見募集に対し寄せられた投稿から、百篇あまりが収録されている。かなり大胆に「母」から踏み出している人もいれば、それはちょっとまずいんじゃ?というくらい子供にベッタリの人もいる。しかし、総じて「親離れ子離れ」は必要なものだという考えはほぼ共通しているように思う。こ...

「卒母」についての意見募集に対し寄せられた投稿から、百篇あまりが収録されている。かなり大胆に「母」から踏み出している人もいれば、それはちょっとまずいんじゃ?というくらい子供にベッタリの人もいる。しかし、総じて「親離れ子離れ」は必要なものだという考えはほぼ共通しているように思う。これからの世の中で「家族」がどういうものになっていくか、それはよく見えないが、良かれ悪しかれ、いっそう個と個の関係になっていくんだろうという気がした。 一生懸命育ててきた子どもが手元を離れていくときの気持ちを、たくさんの人が綴っている。もう一緒に暮らすことはないのだというたまらない寂しさを私も味わったし、今もそう思うと泣けてくる。いろいろ後悔はあるけど(それはもうたっぷり)よく頑張ったよ、ちゃんと一人前にしたじゃん、上出来上出来!と思うことにしている…のだが、やせ我慢のカラ元気という気配が濃厚に漂っているような…。 あちこちで「うんうん」とうなずきながら読んだ中で、一番「そう!本当にそうだよね」と思ったくだり。 「ただ、あふれる愛で、大切な存在を守ることに必死だった日々。幻でも一時それがあったことに感謝している。あの日々と今がなければ、私はもっと不遜な、とんでもない人間になっていたような気がするから」 同じ自覚があります。「幻でも」という言葉が胸にしみる。

Posted byブクログ