はやく老人になりたいと彼女はいう の商品レビュー
他の本より挿絵は多かったものの、大人の絵本という印象は受けなかった。 あっさり読めたが、タイトルと中身もあまりリンクしてないような。
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大人の絵本とは思わなかったかな。 私の理解力が乏しいからでしょうか、ストーリーとタイトルのリンクがあまりないような、、、
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読書開始日:2022年7月5日 読書終了日:2022年7月31日 所感 知らず知らずのうちに、自分を抑圧してしまうことが多くなった中年男女が、呆けた老婆の尖った愛に触れ、変化が起きる。 どんどんスピードを上げて坂を転がるように、堕落する。ダメだとわかってるのに、少しの興奮と、面倒...
読書開始日:2022年7月5日 読書終了日:2022年7月31日 所感 知らず知らずのうちに、自分を抑圧してしまうことが多くなった中年男女が、呆けた老婆の尖った愛に触れ、変化が起きる。 どんどんスピードを上げて坂を転がるように、堕落する。ダメだとわかってるのに、少しの興奮と、面倒臭さから、流されるまま。 どこまで行っても愛に肉は介在するし、愛を捨て去ることもできない。 またくるの、写真を送るの。 愛は少々乱暴を纏う方が健全。 先に自分で自分をこき下ろすと、そのあとなにか言われても不思議と傷つかない フレネミー 藪蚊やスイカの種と一緒で、なくても困らないけれど、あったほうがやっぱりいい。夏の輪郭だってくっきりする 卑怯な自分の心が焼け焦げた、そんな臭い、臭いが恥ずかしかった 色恋等を削ぎ落とした、晩年の心だけでつながる関係を築きたい。でもそれは老いてから叶う、老いたい カレーの香りで不安に、日常と非日常 私の不幸に相乗りするな 恋多き女だけど、人好きではない、すぐ結婚したのも、他人じゃない人にそばにいて欲しかった 押し付けられた優しさだって、もらえるだけありがたい 家族愛が強まると、性が遠ざかる 夫婦ではなく、自分自身のつじつまを合わせてしまう、防衛本能 愛し合わないといけないなんて、若さの脅迫観念 お正月もだめだったら、人間もうダメ ようやく恋が終わる。執着。肉の介在しない、心の愛がはじまる。実態など無いのに。距離感 またくるの=愛は少し乱暴なかたち あのひとに見て欲しいから、送るの
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なんというタイトルなんだろうと 思わず手に取って読みました。 大人の為の絵本小説との事。 確かに 普通の本より絵が多かった。 内容もファンタジー?っぽいような 現実感ありのような。。。 タイトルの 早く老人になりたいと思っていた 主人公?の女性は シングルマザーで 色々悩み...
なんというタイトルなんだろうと 思わず手に取って読みました。 大人の為の絵本小説との事。 確かに 普通の本より絵が多かった。 内容もファンタジー?っぽいような 現実感ありのような。。。 タイトルの 早く老人になりたいと思っていた 主人公?の女性は シングルマザーで 色々悩みを抱えていて 老人になったら 怒りとか悲しみとかから 開放されるだろうから 早くなりたいと思っていたようですが 一晩の さまよいの中 その気持ちも 動いていったのかな? 登場人物それぞれに 抱える悩み でも 答えを出すのは自分。 ホラー小説なのかなぁ?? 不思議なお話でした。
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自分もおばあちゃんになったら楽しいかなーって思うことあって読んでみたけど、自分とはあんまちゃうかった(笑)もっと達観した人のお話なのかなと思ってたんやけど、むしろ真逆かな 猛々しいし生々しい
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不安なことが多いとき、ああ、早く老人になりたいって思うことがあったので読んでみた。 ちょっと読みたかった内容とはちがった。 おばあちゃんのエピソードは少し怖いなあ。 なんとなくどよーーんと暗い気持ちになってしまった。 (舞台が暗い森だし) でも多分本当はそうじゃないと思う。 た...
不安なことが多いとき、ああ、早く老人になりたいって思うことがあったので読んでみた。 ちょっと読みたかった内容とはちがった。 おばあちゃんのエピソードは少し怖いなあ。 なんとなくどよーーんと暗い気持ちになってしまった。 (舞台が暗い森だし) でも多分本当はそうじゃないと思う。 ただどよーんとなるんじゃなくて、過去の辛いことを受け止めて、消化して行こうみたいな感じなのかなあ。 まだ作品を汲み取る力が弱いなあと感じた。。
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絵は凄く可愛いのに、内容は凄く重い(-_-;)はやく老人になりたいと思っても、老人になるまでにいろんな事が起こるし、老人になっても老人の悩みが出てくるから、結局は今をしっかり生きないとな~(^^;)
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「大人の絵本小説」をコンセプトにしているのであれば、なんか中途半端なイメージを受けた。挿絵のタッチに臨場感を持てない(←これが狙いなのであれば、そこに共感できなかった)し、「現実味を持った肝試し」的なストーリーからタイトルに繋がるような核になる部分が見つけにくい。中年世代の男女の...
「大人の絵本小説」をコンセプトにしているのであれば、なんか中途半端なイメージを受けた。挿絵のタッチに臨場感を持てない(←これが狙いなのであれば、そこに共感できなかった)し、「現実味を持った肝試し」的なストーリーからタイトルに繋がるような核になる部分が見つけにくい。中年世代の男女の恋愛観や結婚観、子ども目線から感じる大人の理不尽さな不可解な観念、すべてを超越して夫の亡骸を掘り起こそうとする痴呆を患っているであろう老婆。人生を問う要素は詰まっているのだけれど、輪郭がぼやけてしまっている感じ。
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認知症の老婆はずいぶん前に亡くなった旦那さんの 骨を掘り出すために 森をさまよっていました。 骨になってからも旦那さんを誰にも渡したくなく 恋慕い続ける姿に枯れた愛を持ちたいと願う反面 こんなに好きなのも幸せかもと思ってしまう
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伊藤たかみってもうちょっと女性の心情を書くのが巧いと思っていたんだけれど、この作品には共感できず。 なにより自分の息子が行方不明になっているっていうのに、元恋人と缶チューハイ?ビール?(記憶があやふや)飲んだりしてる時点で、ないなー。 大人のための絵本とは言うけど、設定に無理...
伊藤たかみってもうちょっと女性の心情を書くのが巧いと思っていたんだけれど、この作品には共感できず。 なにより自分の息子が行方不明になっているっていうのに、元恋人と缶チューハイ?ビール?(記憶があやふや)飲んだりしてる時点で、ないなー。 大人のための絵本とは言うけど、設定に無理があるよ。 残念・・・。
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