スクリプトドクターのプレゼンテーション術 の商品レビュー
映画監督・脚本家の著者によるプレゼンについての本です。ラジオ番組『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』内で自身のプレゼンした際の経験をもとに講義をした内容が本にまとまっています。 プレゼンする際に1番のハードルとなるのが「緊張」です。 これは「自意識」が原因ですが、克...
映画監督・脚本家の著者によるプレゼンについての本です。ラジオ番組『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』内で自身のプレゼンした際の経験をもとに講義をした内容が本にまとまっています。 プレゼンする際に1番のハードルとなるのが「緊張」です。 これは「自意識」が原因ですが、克服する方法として本書では「視点を自分からずらす」ことが大切だと述べています。方法はいろいろありますが例として「自分より苦しそうな人をみつけて助ける」など、他者に目を向けることで自分の緊張が和らぐという方法が紹介されていました。 また「緊張」はいいが「アガってしまう」という過剰に自意識が働いた状況がよくないと著者は言います。そんな時こそ「相手を見る」。大勢いるときこそその一人一人を見て「ひとかたまりの集団」にしないこと。これが人前で上がらないための最大にして唯一の方法だそう。これは実践してみようと思います。 他にも「転調」という概念が出てきます。J-POPの構成から来ている言葉ですが、トラブルや不本意なことが起こった際に、著者はこの「転調」で乗り越えてきたと言います。「巻き返し」みたいなニュアンスですが、トラブルをチャンスと捉えるこのフレーズは参考になりました。 プレゼンの主役は「話し手」ではなく「聴き手」です。自分の言いたいことを押し付けるのではなく、相手が知りたいことを伝える――この基本を守りながら、自分らしいプレゼンを目指したいと思います。 また私を含め多くの人が悩む「自分の声キモチ悪い問題」にも言及しています。コンプレックスを克服するためには「敢えてどんどんやる」ことで別の問題が出てくるので、それに対処しているうちに「苦手という価値観」がスライドしていきます。そして大事なのは「いい声」ではなく「自分らしい声」ですね。
Posted by
「プレゼンは対話である」「自己開示こそプレゼンの真髄となる」という三宅さんの考えのもと、行われたトークイベントを書き起こしたものです。 「うまく説明できるだろうか」「人前で緊張してしまう」などプレゼンとなると、意識が自分に向きがちになってしまいます。その意識を相手に向け、「この...
「プレゼンは対話である」「自己開示こそプレゼンの真髄となる」という三宅さんの考えのもと、行われたトークイベントを書き起こしたものです。 「うまく説明できるだろうか」「人前で緊張してしまう」などプレゼンとなると、意識が自分に向きがちになってしまいます。その意識を相手に向け、「この人は何を思っているんだろう」「何を知ってほしいのだろう」と考えることで、プレゼンはスムーズに進んでいくと言います。 スクリプトドクターでありカウンセラーでもある三宅さんの考えは非常に示唆に富んでいました。 プレゼンの場に限らず、人と話す時に緊張しがちな人、ひいては意識が自分に向きがちな人にオススメの一冊です。
Posted by
よく聞く、自分以外はジャガイモだと思えば緊張しない。というやり方とは違う三宅監督流のやり方を知れて試してみたくなった。 相手がリアクションしないというアクションをさせてしまったのはこちら側のアクションのが原因 「ないものねだり」ではなく「あるものさがし」という言葉にハッとした
Posted by
本書は、著者が行った講演を文字起こししたものです。なので、喋り言葉で書かれていて読みやすいと思います。前半は「プレゼンとは対話である」ということを、後半は「プレゼンに大事なのは自己開示である」ことを著者のユニークな視点で説いています。 スライドはこのように作りましょう、といった...
本書は、著者が行った講演を文字起こししたものです。なので、喋り言葉で書かれていて読みやすいと思います。前半は「プレゼンとは対話である」ということを、後半は「プレゼンに大事なのは自己開示である」ことを著者のユニークな視点で説いています。 スライドはこのように作りましょう、といったテクニック面ではなく、プレゼン(人に何かを伝えること)においての己の精神面について書かれています。 なので、普段からプレゼンや人前のスピーチに慣れている方ではなく、そういう経験に乏しくむしろ人前でアガってしますような方こそ読むべき内容になっています。 なぜ人前で何かを話そうとするとアガってしまうのか。これは長年の私の悩みです。この問題のおかげで出来なかったこともかなりありますし、社会的に挫折もしました。 本書はそんな悩みに対する一つのアンサーを提示してくれました。
Posted by
プレゼンテーションのテクニックと言うよりは、プレゼンテーションの心構え、みたいな事がたくさん書いてあって、プレゼンだけではなくて、コミュニケーション術として非常に示唆に富んだ内容が多いな、と感じた。 転調が大事とか、自分の思い込みが無いか疑えとか、自己開示が大切とか、明日から即使...
プレゼンテーションのテクニックと言うよりは、プレゼンテーションの心構え、みたいな事がたくさん書いてあって、プレゼンだけではなくて、コミュニケーション術として非常に示唆に富んだ内容が多いな、と感じた。 転調が大事とか、自分の思い込みが無いか疑えとか、自己開示が大切とか、明日から即使える内容がたくさん詰まった本だと思う。 3時間の講演内容を書籍版に再編集した内容という事だけど、三宅隆太さんは本当に才能豊富な人だよなぁ、と改めて感じた。社会人の方には非常にオススメ。
Posted by
スクリプトドクターについて知りたくて読んでみたのだけどその説明は殆どなかった。 でもプレゼンテーション術の話はとてもためになる内容で面白かったです。
Posted by
プレゼンテーションに関する本を本屋で探すと多くの本は、「綺麗なスライドの作り方」、「喋る内容の構造」、「話し方」などを解説した本がたくさんある。しかし、この本はプレゼンテーションとは何かということについて書かれている。 この本ではプレゼンテーションを「自分の思いを伝えること」だ...
プレゼンテーションに関する本を本屋で探すと多くの本は、「綺麗なスライドの作り方」、「喋る内容の構造」、「話し方」などを解説した本がたくさんある。しかし、この本はプレゼンテーションとは何かということについて書かれている。 この本ではプレゼンテーションを「自分の思いを伝えること」だということを出発点に、どのようなときには伝わる/伝わらないかを話している。伝わらない原因としては「緊張してしまったりアガってしまったり」することが理由の1つに挙げられる。著者はアガってしまう原因は話し手の自意識が問題でありそれを克服すれば緊張はするがアガってしまうことはないと言っている。他にもなぜ伝わらないのかという話をしているが多くのページをこの話に割いている。 この本を最後まで読んで思ったのは、自分はどういう人間かという認識を絶対化してしまうととても苦しくなり、いろんな手段を用いて自分の認識を相対化するかということに尽きると思う。それはプレゼンテーションのときだけではなくもっと汎用的なことであると思う。 なんとなく生きにくい、コミュニケーションが辛いと思っている人が読んだらなにかの助けになるかもしれないと思った。
Posted by
- 1
