昭和天皇物語(1) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<目次> 省略 <内容> 昭和天皇裕仁のひととなり、生育にどんな人たちがどのように関わったのかが描かれている。出てくる人たちのさまざまな一言が、今後の伏線になっているだろうことを感じながら、読み終えた。
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話は明治の幼少期から始まる。 時代を象徴する人物との関わり、天皇になる為の帝王教育などが興味深く、ひとりの人間としての心の葛藤や孤独が粛々と、熱く描かれています。 そして、この作品を描く作者の気合いが感じられグッときます。 まだまだ続きそうですが今後の展開に期待を込めてお薦めした...
話は明治の幼少期から始まる。 時代を象徴する人物との関わり、天皇になる為の帝王教育などが興味深く、ひとりの人間としての心の葛藤や孤独が粛々と、熱く描かれています。 そして、この作品を描く作者の気合いが感じられグッときます。 まだまだ続きそうですが今後の展開に期待を込めてお薦めしたい1冊です。 (実行委員E)
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半藤一利『昭和史』を原作として、『月下の棋士』の能條純一が描く昭和天皇の人間ドラマ。物語は敗戦直後の昭和天皇・マッカーサー第1回会見に始まり、昭和天皇(迪宮裕仁親王)の幼少時代へと遡る。時代は明治を経て大正を迎え、まさに社会意識・価値観の大きな転換点にあった。昭和天皇も、宮中、学...
半藤一利『昭和史』を原作として、『月下の棋士』の能條純一が描く昭和天皇の人間ドラマ。物語は敗戦直後の昭和天皇・マッカーサー第1回会見に始まり、昭和天皇(迪宮裕仁親王)の幼少時代へと遡る。時代は明治を経て大正を迎え、まさに社会意識・価値観の大きな転換点にあった。昭和天皇も、宮中、学習院、東宮御学問所において自由主義的息吹に触れながら、帝王学を始めとする諸学を吸収していく。『昭和史』が原作ということで、その後公刊された『昭和天皇実録』をどの程度反映しているかは不明だが、読み物としては面白そうだ。今後に期待したい。
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敗戦直後のマッカーサーとの会見での昭和天皇の戦争責任に関する御言葉は別のドキュメンタリーで知っていたが、如何様にして「昭和天皇」という人物が生まれたか、明治大正の少年時代から大胆な解釈から物語が始まる。 「大元帥」として「象徴」として、また「人間」としてどのように生きたか最後ま...
敗戦直後のマッカーサーとの会見での昭和天皇の戦争責任に関する御言葉は別のドキュメンタリーで知っていたが、如何様にして「昭和天皇」という人物が生まれたか、明治大正の少年時代から大胆な解釈から物語が始まる。 「大元帥」として「象徴」として、また「人間」としてどのように生きたか最後まで見届けたい。 昭和が終わった1989年、そして平成が終わろうとしている2018年を生きている身として。
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この漫画を読むのは、南方熊楠との会見が描かれるのかどうかを見たいため。一巻目は,実は今上天皇の父上だと言うことを伺わせる聡明さに,驚かされる。
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昭和天皇の生涯を描く。 物語のは、明治天皇崩御から始まります。平成の今と違って現人神だった天皇家という存在で、どんな幼少期を過ごしたのか。周囲の人間は、どんな風に接してきたのか。それが昭和天皇に、与えた影響とは。 とりあえず、即位してからの物語が楽しみです。太平洋戦争は避けて通...
昭和天皇の生涯を描く。 物語のは、明治天皇崩御から始まります。平成の今と違って現人神だった天皇家という存在で、どんな幼少期を過ごしたのか。周囲の人間は、どんな風に接してきたのか。それが昭和天皇に、与えた影響とは。 とりあえず、即位してからの物語が楽しみです。太平洋戦争は避けて通れないですからね。どうして、戦争になってしまったのか。その時、何を思っていたのかです。
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