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魔性の男と言われています の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/01/15

kindle unlimitedで読めた。 現代物もいいよねぇ!と再確認できた。 平凡な顔だけど事あるごとに惚れられて社会生活が送れなくなってしまう名波。自殺しようとしたところを左官屋の社長の比嘉に拾われる。 男気あふれる魅力的な社長といいキャラの従業員が登場するベテラン作家さん...

kindle unlimitedで読めた。 現代物もいいよねぇ!と再確認できた。 平凡な顔だけど事あるごとに惚れられて社会生活が送れなくなってしまう名波。自殺しようとしたところを左官屋の社長の比嘉に拾われる。 男気あふれる魅力的な社長といいキャラの従業員が登場するベテラン作家さんが書いた今作、面白かったです!

Posted byブクログ

2021/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

男惚れする漆喰職人の比嘉は、男を狂わせる魔性の男、名波を保護する は 仕事に誇りを持つ男の魅力は、人を理解し、人を成長させられる所だと思えるお話 比嘉が魅力的なのも素晴らしいし、名波が過去を乗り越えようと一生懸命取り組む姿がいじらしく可愛いです。 職人たちの職人らしい関わりあい、無遠慮な愛情により名波が成長していくのと、愛し合うということが、うわべの薄っぺらさではなく、深く理解し合うことだと示す比嘉が格好いいのです。 さすが 中原一也 先生の書かれる漢でした!

Posted byブクログ

2020/10/15

▼あらすじ 幼稚園では園児を惑わせ、小学校では教師を狂わせる──男に惚れられるフェロモンの呪いで、平凡な地味顔なのに恋愛沙汰が絶えない名波。住む場所を失くして身投げする寸前を救ったのは、漆喰職人の比嘉だ。 「俺は呪われた血なんて信じねえぞ?」 曲者揃いの職人達から男惚れされる比嘉...

▼あらすじ 幼稚園では園児を惑わせ、小学校では教師を狂わせる──男に惚れられるフェロモンの呪いで、平凡な地味顔なのに恋愛沙汰が絶えない名波。住む場所を失くして身投げする寸前を救ったのは、漆喰職人の比嘉だ。 「俺は呪われた血なんて信じねえぞ?」 曲者揃いの職人達から男惚れされる比嘉の力強い言葉――今度こそ平穏な人間関係が築けるかも…?名波は比嘉の下で職人見習いをすることに!? *** ストーリーの完全度:やや高い トーン:ほのぼの・シリアス エロ度:普通 萌え度:やや高い 総合評価:★4.0 積み本崩し。タイトルの感じからしてライトな雰囲気の作品かと思っていたのですが、いざ蓋を開けてみたら名波の抱える問題が結構深刻で吃驚しました。(何なら自殺未遂までしてるし…^^;) 焦点の合わない目ってどんな感じなんでしょうね。上手く想像出来ません(笑) 名波は特別美人という訳ではないので、どちらかと言えば地味で大人しい印象を受けるキャラクターだったのですが、その分比嘉の男っぷりが際立って見えましたね。魅力度で言ったら圧倒的に比嘉の方が上です(笑) 男で苦労をしたはずの名波ですら惚れてしまうのが分かるくらい、言動や生き様が格好良くて職人って良いなぁとしみじみ思いました。 ただ、名波が比嘉に惚れるのは分かるのですが、その逆は少し描写不足だったような気がします。 ストーリー的にはそれほど違和感はなく、上手くまとまっているとは思うのですが、比嘉が名波に惚れる過程をもう少し丁寧描いていただけたら、比嘉の告白により説得力が増したと思います。 あと、名波のストーカーの件はちょっとしつこかったかな〜。 まぁ、しつこいのはストーカーだから当たり前なんですが、それにしても似たようなシチュエーションで2回も登場して名波に迫るので、2回目の時は正直、またこのパターンかよって思ってしまいました。私的にはあのストーカーの登場シーンは最後の1回だけにしておくべきだったと思うな…(^^;) 因みにエロシーンはどちらかといえば少なめですが、官能的で凄く良かったです!名波の喘ぎ方も色っぽいし、比嘉の言葉責めも手慣れてる感があって良かったです(笑) 中原先生の作品を読むのはかなり久し振りでしたが、最後まで楽しく読めました。アダルトな魅力あふれるオヤジ攻めが好きな人にオススメな作品です♡

Posted byブクログ

2018/11/20

面白かったです。読後感がとってもいい。 働く大人たちが皆とても良い人たちばかりなのもよかったし、 これまで不可抗力で苦労してきた名波が生きていくことに 喜びを感じるようになったことも本当に良かった。

Posted byブクログ

2018/07/29

タイトルからコメディよりかと思っていたので、ちょっと意外でした。ちゃんと真摯に受が攻を、攻が受を好きになるお話。仕事描写や仕事仲間のてらいない言動など、背景描写も不足がなく面白かったです。 惜しむらくは、二人がくっついてからストーカーとの攻防に焦点がいってしまったところ。無事収ま...

タイトルからコメディよりかと思っていたので、ちょっと意外でした。ちゃんと真摯に受が攻を、攻が受を好きになるお話。仕事描写や仕事仲間のてらいない言動など、背景描写も不足がなく面白かったです。 惜しむらくは、二人がくっついてからストーカーとの攻防に焦点がいってしまったところ。無事収まって良かったけど、微妙にコレジャナイ感が。

Posted byブクログ

2018/03/23

中原先生の書く「おやじ」は人間的な魅力に溢れていて、スパダリとは違う包容力や安心感があると常々思っています。ちょっとした会話の端々に、なんともいえない、煙のような格好よさがあって、おちゃらけたり真面目になったり、励ましたりからかったりする表情の変わり身がすごく素敵です。 だからこ...

中原先生の書く「おやじ」は人間的な魅力に溢れていて、スパダリとは違う包容力や安心感があると常々思っています。ちょっとした会話の端々に、なんともいえない、煙のような格好よさがあって、おちゃらけたり真面目になったり、励ましたりからかったりする表情の変わり身がすごく素敵です。 だからこそ、今回の「おやじ」は、周りから「男が惚れる男」だとかなんだとか、書かなくても十分伝わったのになあとちょっと残念に思ってしまいました。 もちろん、すごく魅力的なんですが、でもそれを地の文と周りの人間の会話の両方からあまりにもダイレクトに書かれてしまうと、なんだか出来過ぎな感じがしてしまって。 それだけが残念なところでした。 主人公名波を付け狙うストーカーが本気で気持ち悪い&思い込み激しい&怖いのが、当て馬としては百点満点だと思います。また来た!みたいなホラーな感じが。あと絶妙に話が噛み合わない感じも、こいつはただのストーカーじゃないな!って(ストーカーにレベルがあるのかは知りませんが)。やつが絡むと、途端に現実味が出てくるので、なんというか、良いスパイス役だったなあと。 また、ストーカーに対峙する名波が徐々に強くなっていっているのも好きでした。焦点のあわない目が、まるで男を誘っているように思わせるという本人にとっては弱点だったところを、自力で使いこなそうとするまでに成長する感じが、ただただ受動的な受けじゃない感じで好感が持てました。

Posted byブクログ