女が、さむらい 最後の鑑定 の商品レビュー
期待してたぶん、残念。 完全に次元を移すというSF展開で筋は通したけど、雑なまとめ方。もう少し丁寧に描くことができたら、もう少し楽しく読めたかも。 編集のせいか、打ち切りにあった漫画を読むような印象。 現代社会と呼応した、女性が強くなったが、根本的に残る男尊女卑というテーマと、...
期待してたぶん、残念。 完全に次元を移すというSF展開で筋は通したけど、雑なまとめ方。もう少し丁寧に描くことができたら、もう少し楽しく読めたかも。 編集のせいか、打ち切りにあった漫画を読むような印象。 現代社会と呼応した、女性が強くなったが、根本的に残る男尊女卑というテーマと、刀それぞれの持つ逸話を軸に、SFとして展開するプロットは、作者ならではで、決して悪くないのだが、いかんせん4巻は短過ぎた。も少し、長く描けたら、それこそ、分岐した違うストーリーが立ち上がっただろうなと、残念!
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このシリーズを最初に読んだときに、睦月さんの小説で有った隕石で刀を作る話とダブった。 しかし、2巻から妖怪物、3巻途中からSF物と化し、話しの落ちどころが見えてこない。 最後もなぞを秘めた終わり方。 時代小説を期待するなら、1巻だけにしたほうが良い。
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- ネタバレ
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徳川幕府が倒されたのは、エイリアンの来襲によっていろいろ混乱していたから? ……って設定は別にそれほどイヤじゃなかったけど、これがシリーズ最終巻ってのはダメでしょ? サクっと猫神さんと七緒さんは夫婦になっちゃうし、味のあるキャラがいっぱい出て来たのに、最後はブチっととかげの尾っぽが切れたみたいに終わっちゃうし…。 10話予定で作成されたドラマが4話でブチっと打ち切りになったようなお話でした。 風野さんは軽いテイストのお話で人気があるから、こういった捨てネタみたいな本でも出版されるんだろうけれど、やっぱこういうのはダメだと思うよ~!
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