この世界にiをこめて の商品レビュー
結局は将来、役に立たない意味がないことでも 一生懸命にしようってことなのかな? 小説家って変わっていると言うけれど、 やはり変わってるなぁとよくわかる 小説だった。
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Imaginary time flows at the beginning of the universe. So the time we normally live is countable real time. Imaginary time has no beginning,...
Imaginary time flows at the beginning of the universe. So the time we normally live is countable real time. Imaginary time has no beginning, no end, and no distinction between past and future.
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これやって何か意味あんのかなって、よく思うこと多かったけど。そういうものが現実を変えてくれるキッカケだったりすんだなあって、何か新しい価値観をもらった気がする。 この小説読み終わってから、もっと沢山の本読みたいって思えた。
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前作「君は月夜に光り輝く」の読後はとても満足したけどこの作品は自分の読解力のなさからか、あまり満足感は得られず、"?"が多く残った。でもそれは染井くんや吉野の考えが普通の人とは少しズレていて自分の中の世界観というものが濃いからじゃないかな。でもだからこそ、読ん...
前作「君は月夜に光り輝く」の読後はとても満足したけどこの作品は自分の読解力のなさからか、あまり満足感は得られず、"?"が多く残った。でもそれは染井くんや吉野の考えが普通の人とは少しズレていて自分の中の世界観というものが濃いからじゃないかな。でもだからこそ、読んだ人と感想を交わしたいと思える作品だった。でも確かなのは私もこの現実はつまらなくて人よりも小説を愛していること。いつでもそっちの世界へ行きたいと、生きたいと願うところは吉野たちと同じ。だからこそ自分の好きなことは生きていく上で捨てちゃだめなんだろうな
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よくあるパラレルワールドものかと最初は思ったが、読み進めると違っていて安心した。死との向き合い方としても考えさせられた。けど真白と染井が出会わず、悲しみを分かち合う人がいなければ二人はどうなったのかなとも思った。死を選んだのか、人生に絶望しつつ小説が読めなくなってもただ生きること...
よくあるパラレルワールドものかと最初は思ったが、読み進めると違っていて安心した。死との向き合い方としても考えさせられた。けど真白と染井が出会わず、悲しみを分かち合う人がいなければ二人はどうなったのかなとも思った。死を選んだのか、人生に絶望しつつ小説が読めなくなってもただ生きることを選んだのか
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愛がないけれど愛を感じる物語。無駄が排除され効率が重視される忙しない世の中で、無意味に思えることがみえる世界を広げてくれることがある。ひとつの小説がいつか救ってくれることもある。iを大切にしたい。
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映画『君月』を観て佐野徹也さんを知り、映画が面白かったので、期待をこめてこの本を読んだ。感動というものはなかったが、人を愛することができない、社会に馴染めない主人公のむしゃくしゃする気持ちを共に味わいながら読めた。個人的に数学が好きなので、i(虚数)の話をリアルな世界でうまく例え...
映画『君月』を観て佐野徹也さんを知り、映画が面白かったので、期待をこめてこの本を読んだ。感動というものはなかったが、人を愛することができない、社会に馴染めない主人公のむしゃくしゃする気持ちを共に味わいながら読めた。個人的に数学が好きなので、i(虚数)の話をリアルな世界でうまく例え、表現している所が印象的だ。この本は一読しただけでは到底理解し難いものがある気がするので、また空き時間にでも読んでいきたいと思う。
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吉野への執着がすごい。死を受け入れているはずなのに。あれはもはや悲しみとかではないと思う。だけどはっきりわからなかったのは吉野の最後の言葉。結局彼女は誰も愛せず死んでいったってこと?みんなが言うほど青春って感じがわからなかった。教えてください
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迷ったとき、つらいとき、やることがないとき、僕は吉野にメールを送る。半年前に死んだ吉野から返信があるわけもない。でもある日、吉野から返事が届いた…。
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多分この本の主人公みたいな子って実際いるんだろうけど、主人公にして話を進めていく上ではキャラが弱すぎでは。主人公のなんとなくな感じがそのまま話の全体を、なんとなくな印象にしてしまっている。何をしたいのか、何を伝えたいのかが、いまいち分からない。吉野にしても、2作目でそんなふうにつ...
多分この本の主人公みたいな子って実際いるんだろうけど、主人公にして話を進めていく上ではキャラが弱すぎでは。主人公のなんとなくな感じがそのまま話の全体を、なんとなくな印象にしてしまっている。何をしたいのか、何を伝えたいのかが、いまいち分からない。吉野にしても、2作目でそんなふうにつまづいてたら、命がいくつあっても足りないと思うし、極端すぎる。前作と同じ様な流れ。同じ様な女の子像。裏表紙に「衝撃の結末」とあるけど、真白のセリフでこの先の展開が読めるし、衝撃でもなんでもなく退屈でした。
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