洋子さんの本棚 の商品レビュー
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書くことを仕事にする二人の「洋子」さんが本の世界を語る対談集。 思い出の本として紹介される本が重鎮な本ばかり。(私は、ほとんど読めていません) 1冊1冊を深く深く読み込んでいる。 やっぱり、言葉を仕事にしている方の観点や洞察力は深いのだなと思った。 時々、お二人の日常のお話や、食...
書くことを仕事にする二人の「洋子」さんが本の世界を語る対談集。 思い出の本として紹介される本が重鎮な本ばかり。(私は、ほとんど読めていません) 1冊1冊を深く深く読み込んでいる。 やっぱり、言葉を仕事にしている方の観点や洞察力は深いのだなと思った。 時々、お二人の日常のお話や、食のお話が出てきて、身近に感じた。
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同い年、同じ県下で育ったおふたりによる読書対談。個人的的には大好きな須賀敦子氏が翻訳したタブッキの『インド夜想曲』を取り上げているのが嬉しかった。「本の値段を見ずに買う」という贅沢をなかなか許せずにいる自分をちょっとだけ情けなく思った。
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小説家って凄いなあ。2人の文筆家の会話、言葉のキラキラした深い深い広い広い海の中に漂わせてもらった。心地よくて、楽しくて、読んでみたくなる本も沢山。
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平松洋子さんと小川洋子さん、2人の洋子さんが、各章のテーマに沿った心に残っている本を挙げて対談する対話集。本の紹介のようにもなっていて、読みたい本リストがまた増えました。 特に心に残っているのは、「人生のあめ玉」の章。親と子どもとの関係で、子どものかわいらしさの記憶、そう言う...
平松洋子さんと小川洋子さん、2人の洋子さんが、各章のテーマに沿った心に残っている本を挙げて対談する対話集。本の紹介のようにもなっていて、読みたい本リストがまた増えました。 特に心に残っているのは、「人生のあめ玉」の章。親と子どもとの関係で、子どものかわいらしさの記憶、そう言うものが5つでもあれば、記憶のあめ玉のように何百回とむいてなめる、というくだり。小川さんは、「叶姉妹よりママの方がかわいいよ」と言ってくれた息子さん。平松さんは、娘さんのおやつに置いておいたパンを、おいしいからお母さんにも食べてもらいたくて、ほんの少しパンを残して覚えたてのひらがなで「たべてね」と書いてくれた娘さん。そのエピソードだけでもちょっとウルウルしてしまう。 私も子が中高生になり、悪態をつかれることもあるけど、確かにこういうあめ玉みたいな記憶はあって、その記憶に支えられているところがあると感じます。子どもが小さい時は本当に大変だったけど、こんなふうにいつまでも私の記憶に彩りを与えてくれるものなんだ、と言うことを文章で表現してもらった気持ちです。
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言葉を仕事にする人たちは幼少期から言葉に敏感なんだと、読んだものが何一つ身になっていない(忘れている)我が身を振り返りました
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小川洋子さんって、すごい売れっ子作家さんなのに作品に出てくる人とおんなじで慎ましい人、無欲な人って印象なんだけど、よりその印象が強まった。 親の嫌いな部分、欠点ばかり似てきてしまったなあと思っているけど、小川さんの「子どもが自分に似ちゃったなぁと思うのはたいてい欠点の方。ああ、...
小川洋子さんって、すごい売れっ子作家さんなのに作品に出てくる人とおんなじで慎ましい人、無欲な人って印象なんだけど、よりその印象が強まった。 親の嫌いな部分、欠点ばかり似てきてしまったなあと思っているけど、小川さんの「子どもが自分に似ちゃったなぁと思うのはたいてい欠点の方。ああ、やっぱり、みたいな」(P133)というとを読んで、親の視点から見てもそうなのか、と思った。まだ娘からの視点でしか考えられないけど世のお母さん方もそんなことを考えているのかな。 以下共感したところ、覚えておきたいところをかいつまんで ✳︎子どもが巣立つ時、もう取り返しがつかないんだという後悔がくる。 もっと日々感謝しながら大切にすべき日々だったのに、お弁当作りを面倒に思ったり ✳︎南桂子の銅版画の少女と「道」(フェリーニ)のジェルソミーナの視線が重なる。対象のその向こうにあるものをすーっと見通すような ✳︎人って理解し合えてなくても誰かが必要 ✳︎旅は、いつかは終わらなくてはいけないものとしてそこにあると思う。永遠にどこかに向かい続けると人は疲弊していく(P123) ✳︎多和田葉子の「容疑者の夜行列車」と「インド夜想曲」は重なる。前へ前へ自分の魂を抱えながら先に進み、同時に後ろからひたひたと追いかけてくるものがある(p124) ✳︎どんなに嫌な相手でも人間である限りいつかは死にますので、そんなに無理に別れなくてもいいのではないかと思うようになりました(P232) →わらった ✳︎友人夫婦の話だけど、万一どちらか片方が目の前で倒れたら、「大丈夫?大丈夫?」って言いながらぐらぐら揺すろうねって約束してるんです →わらった
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2人の洋子さんが、少女時代から各年代ごとの愛読書を持ち寄って語りつくす。これが殆ど未読の本ばかりなんだ。読んだことのある本なら、そこで語られることに反応できるけど、知らない本はそうもいかない。もちろん「今度読んでみますか」ってこともあるけど、読書案内のための対談ではないのでそれも...
2人の洋子さんが、少女時代から各年代ごとの愛読書を持ち寄って語りつくす。これが殆ど未読の本ばかりなんだ。読んだことのある本なら、そこで語られることに反応できるけど、知らない本はそうもいかない。もちろん「今度読んでみますか」ってこともあるけど、読書案内のための対談ではないのでそれも苦しいところ。
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二人の洋子さんの、本にまつわる対談です。少女が大人になることと本との関わりが率直に話されていて嬉しくなる。母のこと、産み、育てることと「死なないと手渡してあげられないものがある」こと…自分が女であることを改めて意識する。
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作家が好きな本について話すというのが好きだし、すごく気になる本も何冊も出てきたけれど、そんなことより何より母と娘の関係や子育てのはなしが印象的。 「死なないと手渡してあげられないものがある。死ぬことで、遺された人たちは新たな地平に行くことができる。だとすれば、自分にも生きて死ぬ意味がある。」 「息子の可愛らしさの記憶なら、私も五つくらい保存があって、それをつらいことがあると繰り返し思い出して、またしまっておけば、いつでも再生可能。だから百個も、二百個も要らないんですね。五つでも多いくらい、三つぐらいあれば十分(笑)。」 「きっと、うちの両親だって、何かすごく馬鹿げた、本人が忘れているようなことを、記憶のあめ玉にしていただろうなと思えるんですね。」 自分にもあるなあ、記憶のあめ玉。 なるほど、確かに3つもあればじゅうぶん。 そう思ってとても、すっきりした。
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