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毒母ですが、なにか の商品レビュー

3.6

26件のお客様レビュー

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2024/06/30

サラリと読めます。毒母…誰が?本人にはその意識もないんだし、結果そうなったけど他人事ではないよなーって感想

Posted byブクログ

2024/04/19

姑がヨメをいびる話…かと思いきや、主人公自身がお受験ママ。双子を出産するが1人を溺愛し1人を出来の悪い子と決めつけこれが愛情と信じ込んで子供の意思を無視して自分の価値観を押し付けていく。。 他にはない主人公、ストーリーで意表をつかれすごく楽しめた。

Posted byブクログ

2024/03/30

劣等感に塗れた人生。 成し遂げられなかったことを望んで取り組んでいるなら兎も角、勝手に期待して人生設計されて喜ぶ者はいないだろうな。 「母親」として必死だった時もあっただろうが、記憶にある中で間違えを起こしたことに気づかない時点で終わりだろう。

Posted byブクログ

2023/06/15

私も双子だから、比べられる辛さなどがわかるので、ものすごく自分の事の様に読んでしまった。 色々な家族がいるんだなと、感じた作品。

Posted byブクログ

2023/01/06

山口恵以子著『毒母ですが、なにか』(新潮社) 2017.10発行 2017.12.3読了  エンタメ小説の域を出ないけど、最後まで期待を裏切らない作品だった。親子関係が良好な人にはなかなか理解することはできないだろう。毒母にも色々なタイプがあるが、この本に描かれている毒母は決し...

山口恵以子著『毒母ですが、なにか』(新潮社) 2017.10発行 2017.12.3読了  エンタメ小説の域を出ないけど、最後まで期待を裏切らない作品だった。親子関係が良好な人にはなかなか理解することはできないだろう。毒母にも色々なタイプがあるが、この本に描かれている毒母は決して大げさではない。母親を大事にしないなんて酷いと思われるかもしれないが、親とて所詮他人なのである。  筆者は、読売新聞のインタビューの中で、相性の良くない人間同士を、成分が異なり混ぜると危険な洗剤に例えているが、まさしくそのとおりだろう。血縁という呪縛の中で、虐待未満の人権侵害が延々と繰り返される。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/028559716

Posted byブクログ

2021/10/25

母親目線のお話し。 色んな経験をして結婚、出産、子育てをしていく。 子どもの将来を想い、良かれと思った行動が子どもを苦しめていく。 ”子ども自身がしたい”と思っているのか “親のエゴ”なのか… 一生懸命になる方向を間違うと、親子の“絆”が“溝”になると知りました。 人間の執着...

母親目線のお話し。 色んな経験をして結婚、出産、子育てをしていく。 子どもの将来を想い、良かれと思った行動が子どもを苦しめていく。 ”子ども自身がしたい”と思っているのか “親のエゴ”なのか… 一生懸命になる方向を間違うと、親子の“絆”が“溝”になると知りました。 人間の執着、劣等感など、負の感情がたっぷりで とても興味深い一冊でした。

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2021/10/03

もう少しソフトな内容をイメージしていたので、20ページも読まない内に辛くなって来た。行を飛ばし、段落を飛ばし、遂には章まで飛ばしながらどうにか読み終えた(と言えるのか?)。 個人的には全く違う世界で生きて来たので共感は出来ないが、描かれているモノが実在に近似し得るものと言うのが恐...

もう少しソフトな内容をイメージしていたので、20ページも読まない内に辛くなって来た。行を飛ばし、段落を飛ばし、遂には章まで飛ばしながらどうにか読み終えた(と言えるのか?)。 個人的には全く違う世界で生きて来たので共感は出来ないが、描かれているモノが実在に近似し得るものと言うのが恐ろしい。

Posted byブクログ

2021/01/12

中学受験を控えた子供を持つ親としては、穏やかな気持ちでは読めなかった。 聖良と同世代の人間として受験を経験した身としては、フィクションだと分かっていてもどのエピソードもリアルに感じられ、なんだか身につまされて辛い気持ちで読んでいた。 子供のためと思っての言動のつもりが、自分のた...

中学受験を控えた子供を持つ親としては、穏やかな気持ちでは読めなかった。 聖良と同世代の人間として受験を経験した身としては、フィクションだと分かっていてもどのエピソードもリアルに感じられ、なんだか身につまされて辛い気持ちで読んでいた。 子供のためと思っての言動のつもりが、自分のためになっていないか、ちゃんと子供の意見を聞けているか、省みたいと思う。 毒母も、周りに対する自分の優越感のを満たす目的と同時に、一応は娘の将来に備える目的も持っていることはよく分かった。

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2020/09/17

私はちょうど主人公の娘と同じ年に生まれているが、地方出身なので幼稚園受験とか中学受験とかとは無縁(むしろ校内暴力とかバンバンある中学校に通っていた)だった。なのでこんなに必死な、昔でいう教育ママは周りにいなかったけれど、父親が毒親だったのでどうしても主人公より娘の方に感情移入して...

私はちょうど主人公の娘と同じ年に生まれているが、地方出身なので幼稚園受験とか中学受験とかとは無縁(むしろ校内暴力とかバンバンある中学校に通っていた)だった。なのでこんなに必死な、昔でいう教育ママは周りにいなかったけれど、父親が毒親だったのでどうしても主人公より娘の方に感情移入してしまう。娘のことを要領が悪い、愚鈍だと罵っているけれど主人公もいまいち要領がよくない。思い込みがはげしくて選択の幅をせばめては失敗しているし、そのわりに反省はしない。失敗してきているのに他人の話を聞かず、なぜか自分の考えに間違いはないという自信があるのだ。生い立ちには同情するけれど、逆境を跳ね返すパワーがありながら方向性を間違っている。娘への罵倒や暴力など、そのままでは悲惨で後味が悪い話になってしまうが、しかしその間違ったパワーと娘の反抗のおかげで最終的にはコメディ調でまとまっており、救いがあって読みやすかった。

Posted byブクログ

2020/09/05

この筆者の作品はお初だけど面白かった。 母と娘っていうのは難しい。ついつい娘を為されなかった自己実現の道具にしがちだからね。 なんにせよ、どこかで親離れ、子離れしないと大変なんだと改めて認識

Posted byブクログ