もの言えぬ時代 の商品レビュー
日本学術会議の任命拒否された6名はどんなこと書いているのか興味が出たので加藤陽子氏(東京大学教授で日本近代史が専門)の本をピックアップしまみました。 この本は、多数の方の共著(厳密に言うと加藤氏のみ著で、他はインタビューを文章化したもの)で、加藤氏の部分は20ページ強なので、そこ...
日本学術会議の任命拒否された6名はどんなこと書いているのか興味が出たので加藤陽子氏(東京大学教授で日本近代史が専門)の本をピックアップしまみました。 この本は、多数の方の共著(厳密に言うと加藤氏のみ著で、他はインタビューを文章化したもの)で、加藤氏の部分は20ページ強なので、そこだけ先ず読んだ次第です。 専門でない共謀罪のことを書いていましたが、誤りだらけ。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/477859038.html
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高村薫のファンであるから手当たり次第に読めるだけ読む。そしてこの本ではかなり偏狭的な編集がされたのではないか、それが第一印象。(この本はインタビュー集である)高村薫って作品から受ける印象は綿密なかつ膨大な資料をもとに書いていると思っていた。しかし、ことここで述べていることはあまり...
高村薫のファンであるから手当たり次第に読めるだけ読む。そしてこの本ではかなり偏狭的な編集がされたのではないか、それが第一印象。(この本はインタビュー集である)高村薫って作品から受ける印象は綿密なかつ膨大な資料をもとに書いていると思っていた。しかし、ことここで述べていることはあまりにも浅薄愚劣。この本は朝日が自分の意見を代弁させるために、有名人を狩りだしたように見える。
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内田樹、加藤陽子、髙村薫、半藤一利、三浦瑠麗といった論客が憲法改正や日米関係、安倍政権などについて朝日新聞紙上で語ったもの。大方の方々の言うところに同調できる。系統がちがうのは三浦瑠麗か。痛いところを突かれているようで素直にうなずけないけど、体制に反対するための反対では意味がない...
内田樹、加藤陽子、髙村薫、半藤一利、三浦瑠麗といった論客が憲法改正や日米関係、安倍政権などについて朝日新聞紙上で語ったもの。大方の方々の言うところに同調できる。系統がちがうのは三浦瑠麗か。痛いところを突かれているようで素直にうなずけないけど、体制に反対するための反対では意味がないというようなことを言っていて、そこはいわゆるリベラルの人たちが肝に銘じておかないといけないことだと思った。 共謀罪については、落合恵子、ドリアン助川、小林よしのり、平野啓一郎、周防正行、溝口敦、荻上チキ、青木理、宮嶋茂樹、江川紹子、田原総一朗、池内了、尾木直樹、小澤俊夫、亀石倫子、杉浦正健、荻野富士夫、パトリック・ハーラン、水野智幸といった面々が主張する。 明確に共謀罪に賛成と言っているのは宮嶋くらいだが、テロ防止のためにあって然るべきというのは楽観的すぎないか。反対を述べる人は、共謀罪について安倍政権下で説明や議論が尽くされていない点を問題視している。一般人には関係ないようでもいつ恣意的な運用がされるとも限らないことはこの国の歴史を見れば当然の危惧だと思う。 三橋麻子(朝日新聞社会部次長)の「おわりに」によれば、当初は取材を受けてくれる識者が少なく、すでに「物言えぬ社会」が到来していると感じたとか。そうかもしれないが、言い換えれば「もの言わぬ社会」の到来でもあるだろう。同じ「おわりに」にはこうも書いてある。 「法律がひとたびできれば、直接・間接に社会全体に影響は広まる。無関心や思考停止こそが民主主義を阻害する。国の重要法案を自分の言葉で考え、語ることに立ち返ってほしい。」(p.220) 善良な無害な一市民を自認している人たちがこういう意識をもっていないと危ないと思うのだけど、この国はそういう国民意識の「ポイント・オブ・ノーリターン」(半藤一利が書中で述べている)を過ぎてしまった気もする。
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国のかたちが大きく変わろうとしている今、「共謀罪」によってこの国は何処へ向かうのか?朝日新聞での大型連載「問う共謀罪」からの一流論客たちの提言を収録。
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打田,加藤,高村,半藤さんらの論説は何度も読んだことがあり,共鳴する部分が多いが,三浦さんの議論は目新しい部分が多く,楽しめた.彼女が言うように,違った考え方を許容する度量を持ちたいものだ.共謀罪法は天下の悪法だ.捜査当局の今後の対応をしっかり見ておく必要がある.
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今、私たちは遅ればせながら、昭和の戦争の振り返りを国民レベルでやり始めているのではないかと思いました。
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第1部は、錚々たる論客が語る、現在の日本への危惧と提言。 内田樹は、日本はアメリカの属国で、対米従属を通じての対米自立、それが今の日本だ、と論破する。 高村薫は、日本は異論を排除する国になっていると懸念し、「社会の暴走を許さない力のある日本語を」、物書きとして伝える、と語る。 半...
第1部は、錚々たる論客が語る、現在の日本への危惧と提言。 内田樹は、日本はアメリカの属国で、対米従属を通じての対米自立、それが今の日本だ、と論破する。 高村薫は、日本は異論を排除する国になっていると懸念し、「社会の暴走を許さない力のある日本語を」、物書きとして伝える、と語る。 半藤一利は、戦争ができる国の条件として、戦争に反対する奴を押さえつけるための法律をその一つとして、「共謀罪」法がそれに該当すると訴える。 第2部は、「共謀罪」法についての、賛否両論の各界著名人へのインタビュー。 表現者たちは、この法律が内心の自由を奪いかねないと、訴える。誰だって、テロは怖いし、安心安全に暮らしたい。けれども、それを追い求め、監視を徹底すれば、自由やプライバシーは死滅する。 そんな現状に、田原総一郎は「ジャーナリズムの存在意義は波風を立てることだ」と主張し、「今こそ言論の自由を体を張って守る時」と。
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怖くなってきた。執筆者中に知っている人が多かったからよんでみたが、戦慄する。共謀罪賛成派の人も含まれている。やっぱり本当に監視社会、検閲社会が来そうで本当にみんなで構えないといけないんじゃないかと思う。いろいろ言葉を変えて太平洋戦争中とは違うふりをして、だんだん洗脳されていく。テ...
怖くなってきた。執筆者中に知っている人が多かったからよんでみたが、戦慄する。共謀罪賛成派の人も含まれている。やっぱり本当に監視社会、検閲社会が来そうで本当にみんなで構えないといけないんじゃないかと思う。いろいろ言葉を変えて太平洋戦争中とは違うふりをして、だんだん洗脳されていく。テロ対策オリンピック成功が都合のいい口実。半藤氏の文章は説得力がすごくある。このいくつかでもいいから読んでください。とくに若者。
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20171217 そういえばテレビで可哀想なおじさんが一人で何か言っては笑われ、又、何か言っては呆れられていた事を思い出した。その後の転換を見るとあれも戦術だったのかも知れないと思える。 ポイントオブノーリターンについて真剣に考えてみたい。まだ間に合うという気持ちがあるのも事実。...
20171217 そういえばテレビで可哀想なおじさんが一人で何か言っては笑われ、又、何か言っては呆れられていた事を思い出した。その後の転換を見るとあれも戦術だったのかも知れないと思える。 ポイントオブノーリターンについて真剣に考えてみたい。まだ間に合うという気持ちがあるのも事実。もう遅いとわかる前に危機感を持って状況を見ていこうと思う。
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国会においてしっかりとした議論、答弁がなされていないことが問題。与党も野党も、共通する大きな目標があるはずなのでそれに向かって、しっかりと言葉を「交わして」ほしい。
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