笑うお葬式 の商品レビュー
泣いてしまって何度か中断しました。タイトルと帯にインパクトがあるので誤解しやすいですが 内容は、家族への愛、反抗、親を亡くす悲しみ、自身が親になってから分かる親への感謝に溢れています。子育て中の女性や反抗期に悩む方にはドストライクな内容です。野沢直子さんの文章は本当に読みやすく、...
泣いてしまって何度か中断しました。タイトルと帯にインパクトがあるので誤解しやすいですが 内容は、家族への愛、反抗、親を亡くす悲しみ、自身が親になってから分かる親への感謝に溢れています。子育て中の女性や反抗期に悩む方にはドストライクな内容です。野沢直子さんの文章は本当に読みやすく、話に引き込まれるので感情移入してしまいます。なかなか手に入らない本なので買えて良かったです。売らないで大切にします。
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野沢直子の破天荒な父親についてのエッセイ。事業に失敗したり、隠し子がいたり、アル中だったり、問題のある父親をここまで愛せるのか。
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前半、後半はグイグイ読ませる。読みやすい。最後のオチで声出して笑ってしまった。愛憎相半ばするとはこのことだ。しかし中盤はちょっとくどい。父のことを一番書きたかったからこそなんだろうけど、なぜ単身でアメリカに渡ったのか?そこでどんな体験をしたのか?というあたりについても読んでみたか...
前半、後半はグイグイ読ませる。読みやすい。最後のオチで声出して笑ってしまった。愛憎相半ばするとはこのことだ。しかし中盤はちょっとくどい。父のことを一番書きたかったからこそなんだろうけど、なぜ単身でアメリカに渡ったのか?そこでどんな体験をしたのか?というあたりについても読んでみたかった。著者のムチャクチャさを描くことで、ムチャクチャだった父の姿が重なって浮かび上がるのではないか。 芸能人やアイドルの中には、家庭に問題のあった人が多く、家庭で十分に満たされなかった承認欲求が行動の原動力になっている、みたいな文を読んだことがある。著者の生まれ育った家庭にはいろいろ問題があっただろう。しかし、そういう部分に行動の原動力があるようには見えない。それよりも、生まれ持った何か、を非常に強く感じた。著者はそれを血だと書いている。父、著者、そして長女の体の内側から湧き上がる何か。世代を超えて受け継がれる何か。著者がアメリカに渡ったのは、その何かが今の収縮していく日本では生かせないからではないか?自分はそういう部分が人より欠けている気がするのでうらやましく読んだ。それが強ければ強いほど波乱に満ちた人生を送ることになるのだろう。それが幸せかどうか私にはわからない。周りは迷惑するだろうし私は耐えられる気がしないが、それは豊かな人生に違いない。
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たまたま読んだ雑誌のインタビュー記事で子育て論がなんだかいいな、と思ったので紹介されてたこちらを読んだ。 野沢直子さんの、愛と感謝と強さでいっぱいの一冊。 破天荒なお父さんと、そんなお父さんを愛し続けたお母さん。一見今なら大騒ぎされてしまうような内容だけど、お母さん含め女性たち...
たまたま読んだ雑誌のインタビュー記事で子育て論がなんだかいいな、と思ったので紹介されてたこちらを読んだ。 野沢直子さんの、愛と感謝と強さでいっぱいの一冊。 破天荒なお父さんと、そんなお父さんを愛し続けたお母さん。一見今なら大騒ぎされてしまうような内容だけど、お母さん含め女性たちの愛情と強さですべてがあったかいもので包まれている。 複雑な心境も当たり前にあるだろうけど、それをも覆ってしまうほどの愛情が登場人物たちにはあって、なんだか昭和の長屋の風景が目に浮かんでくるようだった。 私の祖父や祖母が同じ世代。ここまでの破天荒さはないにしても、この時代の人たちは本当にエネルギッシュで、愛情に溢れていて、強い。 それが私の大好きな祖父や祖母のことも思い起こされて この時代の人たちから学ぶものは本当に多いなと、改めて。 ✳︎ 母親とは何があっても家の中にまっすぐに立って、子供と一緒に笑ってさえいればいいのだと信じている。母とはそういう生き物で、笑っていることが母親の一番重要な仕事なのだと信じている。 ✳︎ 母親が「悲惨だ」と言っていれば、それは「悲惨」という名の記憶になり、母親が笑っていれば、悲惨な状況だって悲惨ではなくなるものだ。 ✳︎ 子育てしてる方にもおすすめです。
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野沢直子の父がいかに破天荒で、その全てを受け入れた母そして祖母という家庭環境で育った野沢直子の本質に触れることができる。 普通に考えれば「ひどい父親」に違いないのだが、その父親を受け入れることができたのは「母親の父への信頼」そして「どんなときでも笑顔で子供に接する愛情」に尽きる。...
野沢直子の父がいかに破天荒で、その全てを受け入れた母そして祖母という家庭環境で育った野沢直子の本質に触れることができる。 普通に考えれば「ひどい父親」に違いないのだが、その父親を受け入れることができたのは「母親の父への信頼」そして「どんなときでも笑顔で子供に接する愛情」に尽きる。子供というのは、やはり母親の影響を強く受けるので、同じ環境で育っても母親の接し方で異なる人格の子供に成長するということが理解できる。 また父親も信念を貫いていれば、子供にはそれが伝わるということ。 そして子供は思春期を通して大人になるので、思春期を親が邪魔をしてはいけないということ。 親として色々と考えさせられた一冊である。
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破天荒な父親 娘としては…… でも、この本はどうも好きになれません 文章力に問題があるように思います 表紙も好きになれません ≪ お葬式 泣くだけじゃない お葬式 ≫
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最初はピンと来なかったのだが、読みだして暫くすると著者の野沢直子さんが誰だか分かった。 一時よくTVで見かけたお笑い芸人の彼女が、自分のお父さんのことを書いた本。 この親にしてこの子あり。
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野沢直子さんのお父さんをメインに家族のお話。笑いと愛情、信頼に満ちたお家でした(もちろん苦労もたくさんあったでしょうが)。芸人さんだけあって、笑いを表現するのが上手いですね。お父さんの本でもありますが、子育ての本でも。生きていく力はしっかり伝わっているのですね。「テニシヨク」。そ...
野沢直子さんのお父さんをメインに家族のお話。笑いと愛情、信頼に満ちたお家でした(もちろん苦労もたくさんあったでしょうが)。芸人さんだけあって、笑いを表現するのが上手いですね。お父さんの本でもありますが、子育ての本でも。生きていく力はしっかり伝わっているのですね。「テニシヨク」。その子ならではの道がある、ですね。面白く興味深く一気に読んでしまいました。
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【「金スマ」で放映決定。待望の単行本化!】倒産、再婚を繰り返す父に翻弄される野沢家の人々。リリー・フランキー「東京タワー」に並ぶと絶賛された自伝に大幅加筆した感動作。
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