猫ヲ捜ス夢 蘆野原偲郷 の商品レビュー
戦後の日本にありそうなファンタジー。その当時の雰囲気を感じて、こんな日本だったのかな、今の日本とどう変わっているかなと本を読みながら思いを馳せるのが楽しかった。ノスタルジックでもやもやしている感じが、午後のまったり読書に合っていた。
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蘆野原の長筋、和弥の息子正也と同じく蘆野原の末裔の知水は戦争の終わった東京で暮らしている。 蘆野原は閉じられたままで、正也の父、母と知水の父の泉水はすでに亡くなっている。 蘆野原の人々は全国に散らばり消息もわからないまま。 血の繋がらない姉、多美も行方不明のまま。 そんな状況のな...
蘆野原の長筋、和弥の息子正也と同じく蘆野原の末裔の知水は戦争の終わった東京で暮らしている。 蘆野原は閉じられたままで、正也の父、母と知水の父の泉水はすでに亡くなっている。 蘆野原の人々は全国に散らばり消息もわからないまま。 血の繋がらない姉、多美も行方不明のまま。 そんな状況のなか戦争中は起きなかった事が起き始め、猫になる美波もやってくる。 蘆野原が開く予兆ではないかと思い始める。 果たして蘆野原は開かれるのか・・・。
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『妻と猫と暮らす』の続編。 和弥の息子 正也と、泉水の息子 知水が対をなし、事を為して行く。 戦争を経て、閉じて綴じた蘆野原の郷を開く道を新しい猫の「美波ちゃん」が誘う。 〈事〉が起こったり、必要な人が現れる事を「前触れ」と捉える様に、この作品を読んでいる事もわたしにとって何かの...
『妻と猫と暮らす』の続編。 和弥の息子 正也と、泉水の息子 知水が対をなし、事を為して行く。 戦争を経て、閉じて綴じた蘆野原の郷を開く道を新しい猫の「美波ちゃん」が誘う。 〈事〉が起こったり、必要な人が現れる事を「前触れ」と捉える様に、この作品を読んでいる事もわたしにとって何かの「前触れ」と想像すると何だか楽しい。 日本に生きる全ての人の胸の奥深くに住まう〈思郷〉というたったひとつ災厄ではない〈事〉 それが満ちる時、また蘆野原は繋がるという。 何だか全てが夢現の様に過ぎるこの世界。 また蘆野原と繋がる時=続編を楽しみに待っています。
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2021/11/4読了。妻が図書館で借りてあったのを何気に手に取り読了。作者の小路幸也氏は東京バンドワゴンの著者。戦後まもないセピア色の庶民の生活と蘆野原いう日本人の原風景とも言える故郷を繋ぐ ファンタジー。ちょっと古事記の世界とも思わせる 神々との交感があったり変幻した猫が登場...
2021/11/4読了。妻が図書館で借りてあったのを何気に手に取り読了。作者の小路幸也氏は東京バンドワゴンの著者。戦後まもないセピア色の庶民の生活と蘆野原いう日本人の原風景とも言える故郷を繋ぐ ファンタジー。ちょっと古事記の世界とも思わせる 神々との交感があったり変幻した猫が登場したりと きみの悪さを感じさせられたが、意外や読後感は悪くはない。登場する正直な人達の姿に何か清浄感を感じた。
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【感想】 ・これは、とても好きでした。ほどよく不思議でほどよく適当でなんかゆるくなれる。なにより雰囲気がよくいい空気が吸える。ぼくとは最も相性がいいタイプの作品。 ・梨木香歩さんの『家守綺譚』に近い感じと言えるかも? 【一行目】 子猫が、黒い板塀の隙間からこちらを窺っているの...
【感想】 ・これは、とても好きでした。ほどよく不思議でほどよく適当でなんかゆるくなれる。なにより雰囲気がよくいい空気が吸える。ぼくとは最も相性がいいタイプの作品。 ・梨木香歩さんの『家守綺譚』に近い感じと言えるかも? 【一行目】 子猫が、黒い板塀の隙間からこちらを窺っているのが見えた。 【内容】 ・「事」すなわち災厄の種のようなものを払うことができる一族の青年がさまざまな「事」と遭遇する。 ・郷である蘆野原は、おそらく戦争のせいか、こちらの世界とのつながりが切れてしまい出身者ですら戻ることができないが、つながりがないと発生しないはずの「事」が起こり始め再び郷とのつながりができ始めている可能性を感じている。 ・母と姉は猫に変身することがある。その姉は行方不明。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「猫と妻と暮らす」の続編。 以前「猫と〜」は読んだが、内容をぼんやりとしか覚えていなかったので2冊まとめて読んだ。 正直、前作に比べると微妙。まず、主人公たちに魅力がない。これといった特徴もないし感情移入するようなこともない。前作の主人公達は一人ひとりのキャラもたっており、好感も持てたけど、今作は好きでも嫌いでもないと言うのが素直な感想。 泉水とか好きだったのに結局全く出てこないし、優美子さんも特に深掘りもされずに死んじゃってるし、なんだかなぁ。。 あと各話の内容が薄い。事の描写は好きだけど無理やり事をだすために話を作ってる印象が最後まで拭えなかった。 結末もなんとも言えない。 小路幸也さんは好きだけど、当たり外れが多いなぁと改めて感じた。 前作はとっても面白いのでおすすめです!
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先日、宮部みゆき氏の「鳩笛草」を読んだ。 主人公3人の特殊能力者の話であった。 今回 小路幸也氏のこの本は、表紙の可愛い白猫にひかれて、手にした本である。 読んでいて、災厄を祓う力を持つ特殊能力者 蘆野原一族が、登場する。 その郷は、大きな戦争で入り口を塞いでしまう。 読んでい...
先日、宮部みゆき氏の「鳩笛草」を読んだ。 主人公3人の特殊能力者の話であった。 今回 小路幸也氏のこの本は、表紙の可愛い白猫にひかれて、手にした本である。 読んでいて、災厄を祓う力を持つ特殊能力者 蘆野原一族が、登場する。 その郷は、大きな戦争で入り口を塞いでしまう。 読んでいて、今どの時代なのか?と、思ってしまった。 その戦争で、亡くなった母と同じように「事」が、起きると、姉が猫に変身してしまい、記憶も無くなって行方不明になってしまっている。 主人公の蘆野原の血筋の正也はと、その友人 知水と、ともに郷の入り口と、姉を捜すのだが、、、、 読んでいても、摩訶不思議な世界であり、それにのめり込めない世界の話で、何を言わんとしているのか、、、、と、思いながら読み進んだのだ、、、、 私には、理解しがたい内容であった。
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2018.8.4 読了 人に災いをもたらす「事」を祓う力を持つ正也と 知水(ともみ)。 ふたりが 淡々と 事を為す(祓ってゆく) 短編。 かなり読みやすく、いつもの小路ワールド。 いわゆる悪人は 出てきません。 安心して読めるというか。 漢字で (うまいこと)厄災を当て...
2018.8.4 読了 人に災いをもたらす「事」を祓う力を持つ正也と 知水(ともみ)。 ふたりが 淡々と 事を為す(祓ってゆく) 短編。 かなり読みやすく、いつもの小路ワールド。 いわゆる悪人は 出てきません。 安心して読めるというか。 漢字で (うまいこと)厄災を当てはめてたり、 言葉の使い方が とてもキレイです。 前の話を 全く覚えてない。。。
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あぁ素敵で、不思議で、心地よい(*´ー`*)猛暑の中、読んでいるのに涼を感じる♪人に災いをなす厄を祓う事ができる蘆野原の一族。戦争が起こり、郷の入り口は閉じてしまい、猫になってしまう姉は行方不明(--;)と大変な状況だけれど、どんどん蘆野原への道が繋がっていく過程にドキドキ(*^...
あぁ素敵で、不思議で、心地よい(*´ー`*)猛暑の中、読んでいるのに涼を感じる♪人に災いをなす厄を祓う事ができる蘆野原の一族。戦争が起こり、郷の入り口は閉じてしまい、猫になってしまう姉は行方不明(--;)と大変な状況だけれど、どんどん蘆野原への道が繋がっていく過程にドキドキ(*^^*)これは手元に置いて毎夜寝る前に読みたい作品(^^)
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小路幸也さんの「知らないうちにガッツリ刊行されてて読めてなかったやつがこんなにあったとはっ!!!」シリーズ!?・・・衝撃の第五弾w(これがラスト、たぶんw) 前の話を若干忘れてるけど・・・ああ、そういえばと、なんとなく思い出しながら読む。 不思議な感じのハッピーエンド? 真夏...
小路幸也さんの「知らないうちにガッツリ刊行されてて読めてなかったやつがこんなにあったとはっ!!!」シリーズ!?・・・衝撃の第五弾w(これがラスト、たぶんw) 前の話を若干忘れてるけど・・・ああ、そういえばと、なんとなく思い出しながら読む。 不思議な感じのハッピーエンド? 真夏の読書には、異世界との間のこんな物語もアリよねw
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